モンスター/【蝕むもの】

Last-modified: 2018-12-23 (日) 09:57:58

FF15

2018年9月のアップデートで追加された『テラウォーズ』コラボクエスト「新たな出会い」のボスキャラ。
この敵を倒し、ひそ星人の世界を救う事がクエストの最終目標。


ひそ星人曰く「この地を我が物にせんとする禍々しき存在」との事で、何処から来たのかは分からないらしい。
また、世界の改変をたやすく行うヤバイ存在で、戦いを挑んだひそ星人達は全員行方不明になったという。
しかも、どのような姿形さえも解っていない(帰ってくる者がいなかったため)。


最初、サラノクティスが対峙した時は、
目つきが恐ろしく悪いひそ星人といった姿をしていた(胴体の「ひそ」の字も鏡文字になっている)。
しかし、すぐにノクトをかばったサラの姿をコピーし、彼女と同じ姿となった(しかも能力まで)。
「姿形が解っていない」ではなく「姿形が定まっていない」存在だったのだ。


サラの姿をコピーした姿の身体的特徴は、本物の白を基調とした清純な印象とは反対に、黒を基調とした禍々しい印象の服になっている。
髪は白髪になり、眼が黒くなり、美形な顔をしているだけに恐ろしげな豹変が印象深く映る。
しかし、色以外に本物と異なる部分があり、それは顔の傷跡であり、右目あたりに火傷の跡らしきものが見える。
これがどういう意味を持っているのかは不明だが、サラ自身にかなり不吉な予感を感じさせる。


基本的な攻撃は、サラの姿と共にコピーした、黒いサラの短剣による斬撃。
時間が経つと、こいつは赤黒い色をした自分の影分身を生み出す。
この分身、ほおっておくと広範囲の斬撃を繰り出すなど、本体と同じ技を使ってくるので放置するのは危険。
よって出現したら最優先で始末し、全部倒したら、また本体への攻撃を再開する、というのが基本的な流れ。
幸いHPは低いのですぐ倒せるが、本体のHPが減るごとに出てくる分身の数が増えていき、苛烈になっていく。
斬撃の他に、赤黒い暗黒の球体を設置し、当たったら連続してダメージをくらってしまう。
この球は、動かないがグラビデのように引き寄せられるので厄介。
エフェクトは同じだが、動くタイプの暗黒球もあり、動きは遅いが全方位。


コイツの戦いは前半戦、後半戦と分かれており上記が前半戦。一度倒れた後、
自分の生み出した影分身を吸収し、全身が禍々しい赤い光に包まれ、再びノクト達に戦いを挑む。
動きはより俊敏になり、瞬間移動のようなステップをして、二人を翻弄する。
しかも、剣は常に巨大化したままで、広範囲の斬撃を常に繰り広げていく。
だが、前半戦のような影分身を出さなくなったため、かえって戦いやすくなったかもしれない。


コイツは一体何者なのか?完全に謎に包まれており、誰も蝕むものを知る者がいない。
コイツ自身も自分の事に関しては抽象的で、信憑性に欠ける。
しかし、推測は出来る。それは、コイツ自身の「特徴」に隠されている。

・突如現れた→ここではない何処か「外」からやってきた?
・目的は「世界」を手に入れる事
・力の強い者の姿を借りる、または接触する
・学習能力の恐るべきスピード、成長の早さ

これらの特徴を持った存在が過去作にも登場している。それはジェノバそのものや、またアーデンの中にいる「星の敵」である。
しかし、ノクト達に会った時点では、言葉も片言で物も知らない感じ、おそらく蝕むものは「星の敵・幼体」ではないだろうか?
だとするならば、生まれて間もないのに、強大な力を持っているのも納得である。