作品/【ディシディア ファイナルファンタジー NT】

Last-modified: 2022-05-30 (月) 15:56:18

DFFNT

ディシディア ファイナルファンタジー(アーケード版)の家庭用作品。
2018年1月11日発売。対応機種はPS4。
基本はアーケード版と同じく3vs3のオンライン対戦がメイン。
ただし対戦は家庭用版同士のみで、アーケード版とのマッチングは出来ない。


タイトルに付いているNTは「New Tale(新たな物語)」の略で、名付け親は野村氏。
他にも「New Trial(新たな挑戦)」、「New Tournament(新たな戦い)」Nomura Tetsuya」「Ninja Team」「New Typeなど様々な意味が込められている。

  • リンク先はNTのなり損な…ウソですごめんなさい
  • 「Final Fantasy」と「New Tale」は矛盾しているような気もするが、気にしてはいけない。
    • そのツッコミは「Final Fantasy II」が出た時に通り過ぎた道である。
  • NTを辞書から引くと新約聖書を表す表記でもある模様

キービジュアルではWOLを中心に各キャラクターの奪った武器が突き刺さっている。

  • クジャの武器(魔法と言うべきなのか)は浮いている。

アーケード版との主な違い

・アップデート
基本的にアーケード版が優先。NTには1~2ヶ月遅れて配信される。
基本的に無料だが、キャラクターを含む一部の追加コンテンツは有料DLC。
また新キャラクターが追加されるとストーリーも追加されることがある。
例えばヴェイン追加時は彼に関するサイドストーリーがWoL達のルートに追加されている。
 
・ストーリー
対戦を重ねる毎にムービーがアンロックされていく形式。
PSP版2作のストーリーモードのようなRPG性はない。
 
・ルームマッチ
自由にメンバーを集めて対戦できるモード。
ランクに影響しないので気軽に対戦できる。
ルールも比較的自由に設定でき、タイマンも可能。
 
コアバトル?
召喚獣バトル
ラッシュバトル?
フリーバトル?
家庭用版限定の対戦ルール。
 
・CPUの自動シンボルチャット機能
ボッチでもチャットを楽しめる神機能。
CPUとシンボルチャットが可能。戦局を伝えてもらえたり、指示を出せる。


ゲーム内容はアーケード版とほとんど変わらないといえる。
そのため事実上の定額遊び放題である家庭用版に対して、アーケード版は安定した回線環境と早期アプデで一応の差別化が試みられている。

アーケード版からの引き継ぎ

アーケード版からの引き継ぎ要素は次の通り。
詳しくはこちら


・キャラクタークラス(上限あり)
・キャラクターレベル(上限10まで)
・一部の称号
神々の闘争報酬のプレイヤーアイコン
・神々の闘争報酬のバトルBGM

ストーリー・世界観

アーケード版と同じ世界観であるが、そちらでは描かれなかったストーリーが語られる。
時系列ではアーケード版直前にあたり、神々の闘争の経緯が描かれる「はじまりの物語」


キャラクター達は基本的に原作クリア後の時間軸から呼ばれている。
ストーリーに絡む際は、キャラによっては続編の姿がデフォルトなこともある。(FF7ACのクラウドなど)
元の世界に加えて、前作までの戦い(PSP版DFF)の記憶も持っている。

  • そのためライトニングは、PSP版ではFF13の衣装で呼ばれ、今作ではLRFF13 の衣装になっているため、前作から今作までにFF13世界では1000年以上経っていることになる。(クラウドは数年しか経ってないのに)
  • ディシディア世界の記憶を持っているため、キャラによっては闘争に前向きではない者、あるいは戦う理由がなくなった者もいる。
    そのためなのかPVのイベントシーンなどで、別陣営同士の者が一緒に行動している場面も見られる(ジタンとクジャ、ティーダとジェクトなど)。

今作のディシディア世界は消滅の危機に瀕しており、その原因は『次元喰い』という存在がこの世界のエネルギーを捕食していることで引き起こしされている模様。
『次元喰い』が捕食したと思われる空間は黒いノイズのようなものが広がり、まるで次元が浸食されるような状態になる。
トレイラーでは実体化した『次元喰い』も確認できており、黄金に輝く竜のような姿をしている。
本作では、マーテリア・スピリタス両陣営共通の敵となる模様。

  • その名前からクロノ・クロスを思い浮かべたプレイヤーもちらほらいた。
  • ちなみに海外版のトレイラーでは『Beast(獣)』と呼称している場面もあり、『次元喰い』という名前は正体不明の元凶に対する仮称なのかもしれない。
  • 発売前の現時点では『次元喰い』がどのような存在かは不明なものの、竜のような姿の存在、前に神々の戦士たちの力を捕食していたという情報から、前作を知っているプレイヤーからは大方「あれ」だろうと推測されている。
    前作まではディシディアの一元凶だった「あれ」と戦う機会がなかったのだが、今作でその機会が訪れるのかもしれない。

Free Edition

DFFNTを、基本無料アイテム課金制にしたもの。2018年11月22日よりPSストアで配信。
ストーリーモードはなく、バトル部分のみに特化した仕様となる。また使用可能キャラクターは一定期間で入れ替えとなるが、基本セットを購入したキャラは制限なく使用可能。
通常版との対戦が可能。また、通常版を購入するとそちらにセーブデータを引き継ぐ事が出来る。

その他余談

アーケード版の移植なので、元々アーケードをやっていたプレイヤーには評価が高いが、普段ゲームセンターに行かずPSP版からいきなりNTに飛んできて数々の仕様変更に困惑するプレイヤーもおり、
特に各種カスタマイズのオミットによりアクションゲームのプレイスキルが求められるため、アクションが苦手なプレイヤーにはPSP版より敷居が高くなってしまったと感じる者もいる。