地名・地形/【オペラ劇場】

Last-modified: 2023-09-19 (火) 11:48:58

FF6

オペライベント


半島の先端に構える大劇場。
チョコボが走ったり、味方PC達がタコドラゴンと戦ったりできるかなり頑丈な舞台を備えている。
主にジドールの上流階級が劇を見に来るらしく、1階席が満員御礼。

  • わかりにくいようだが、指揮者の左右で演奏してる(動いてる)人以外は客。

客席(舞台)では演奏がストレートに聞こえるが、ロビーへ入ると実際に部屋を隔てたように音が若干遠くなる。芸が細かい。


一度ボスのオルトロスを倒すと、以後はベクタでクレーンを倒すまでは北の大陸には戻れない。


オペラ劇場のセリスのオペライベントは、4回連続で間違えまくると上演期間が終わってしまい、『ゲームオーバー』になる。
一行には芝居の才能がなかった…」。


ウラカタのそばにスイッチが4つあるが、ウラカタの忠告を無視していろんなスイッチをいじると面白い。
時間的なゆとりのある崩壊後にでも試してみよう。アースドラゴンとの戦闘準備は忘れずに。

  • スイッチは4つなのだが、なぜか左の3つはくっついており、右端のだけまるで「俺が正解だ」と言わんばかりに一つ飛んで離れている。
    ウラカタが教えてくれるとおりそれが正解なので素直に押せば良い。

残りのスイッチの挙動は以下の通り。

  • 左・・・犬の鳴き声がする・・・だけ
  • 中・・・照明スイッチ。消すと客席の照明が落ち、目が大量に出てくる。このスイッチのみ初めから落ちており、ONにしておかなければならないスイッチ、というのが分かる。
  • 右・・・落とし穴。崩壊後ならばアースドラゴンとご対面。崩壊前・倒した後は、あわてて舞台を去ったあと、「ドッキリ!」のセリフとともにキャラの「ドヤ顔」が見れる。これを使えば全員分のドヤ顔を見ることも可能。

セリスの舞台イベントでは数回選択肢が出るが、平仮名だけで書かれている方を選べば全て正解できる。
もっとも、一度くらいは敢えて失敗してみるのも一興。

この後は時間制限イベントで天井裏に行くのだが、低レベル攻略だとネズミを避けないといけない。
これがかなり難しいので、ストレスの溜まるポイントの一つである。
1回わざと負けるとレベル上げを抑えつつ獣ヶ原に登録できる


主演女優を誘拐(未遂)されたり、タコに邪魔されたり、ドラゴンが住みついたりと何かと「カオスな」劇場。
団長のストレスは続く。
そして何が起ころうと全く動じずに演奏を続けるバックオーケストラの方々。ドラゴンとか出てきたら逃げましょうよ。
指揮者はヤバいクスリをキめたかのようなイっちゃった動きをしていることで有名。

  • 指揮者とは楽団員達にはっきり指揮を伝える意味もあるので大仰極まる動きをしているもの。

実は「天井裏」の足場もかなり頑丈。
魔法がぶっ放されようが、お化け蛸や4tの錘が乗っかっていようが、
身長190cm、体重106kgのマッチョメンがネズミにメテオストライクをブチかまそうが、ビクともしない。


ネタ的にもかなりおもしろい場所だが、
ストーリー的にもセリスのツンデレ化が始まる重要なポイントでもある。


FF6の低レベルクリア難所の中でも、屈指の難易度を誇る。
これは天井裏をちょこまか動いているネズミにエンカウントしてしまうと、逃げられない上に経験値まで入ってしまう為である。
下手をすれば何十回もリセットを繰り返すハメになる。また、落下後のオルトロス戦もなかなか嫌らしい。
一度イベントを失敗するとネズミが全復活する仕様が困難に拍車をかける。

  • ゴエティア1匹分の経験値だけならレベルアップに影響しないので1匹は減らせるのだが、
    そのためには一緒に居るスタナーに魔法を掛けて逃走させる必要がある。あばれるでは不可。
    • あまりにもちょこまか動く上に速いので避けたと思っても移動時に残る見えない当たり判定にぶつかってしまうことも。おまけに動きに法則性が無い。
  • 【視聴覚室】
    ネズミは乱数によって動いているので乱数調整を用いれば回避できる。(動画後半23:25あたり~)

公演されているオペラは、本編にてセリスが代役をつとめたイベントの一作品のみ確認できる。
戦争にやぶれた亡国の姫マリアが、想い人ドラクゥへの恋慕を歌うシーンは有名。
その後舞踏会に乱入したドラクゥとラルフの決闘シーンに移るのだが、一番盛り上がるところで
オルトロス、続いてセッツァーが乱入。結局本来の物語は紡がれなかった。

  • 観客がざわめく声もちゃんとあり、オルトロス戦やアースドラゴン戦の時に戦闘背景画面を見てみると、演奏者達の奥に観客の姿がある。
    つまり1階席に客がいるという事。ロック達が座った2階席は、いわゆる「特別席」と言うべきか。

後にBLACK MAGESDistant Worldsといった公式二次作品において、当オペラが妨害されず最後まで上演されたらという"完全版"が再現された。
逆にこのために、ゲーム本編でオルトロスとパーティー一同が乱入してしっちゃかめっちゃかになってしまった部分の音楽は一度も再現演奏された事がないというゲーム由来音楽としてはかなり珍しい事になっている。


SFC版では、崩壊後のオペラ劇場から崩壊前にワープできるバグ技が存在する。

  • 2019年になってからは、ドレス姿のセリスにロックが赤面するイベントを用いて壁抜けを行うバグが発見された。
  • 2020年にはロックが赤面するイベントで離脱する際に、パーティー分割イベントにおけるパーティー6に移行する事が明らかになった。
    本来は操作不能だが、テントバグで置きセリス(モグタン)を生成し、赤面イベントを用いてベクタの帝国兵と戦う事で
    パーティー6のロックが操作可能になる。通常は使い道はないが低歩数クリアでは大きな更新案となった。

GBA版では天井裏に入ると何故か直ぐ様ネズミのシンボルが消滅するので、一見再エンカウント不可能に見えるが
オートダッシュ機能をONにしておいて尚且つダッシューズを装備させて直進すれば、
運次第だがシンボルに触れてエンカウント出来る。
暴れるコンプにおいて、崩壊前でエンカウントし損ねていてもこれで挽回が効く。

  • 上記の崩壊前ワープバグを防ぐため移植作ではそのトリガーになるネズミ達を消去しているのだが、ネズミは消えてもオルトロスが落とそうとしていた4tの重りはそのまま残されている(これは全機種共通)。
    真下のアースドラゴンは微動だにしないので、これを5分かけて落とせば即死とまでは言わずとも多少のダメージは与えられるのでは…ってのはゲーム的にダメですか、やっぱり…。
    …というか、世界崩壊の天変地異でもあんな不安定そうな足場からびくともしないって、本当に4t程度なのか……

崩壊前は、ゾゾクリア後にアウザーの屋敷でセッツァーがマリアを狙っている話を聞いた後から、帝国潜入前の非常に短い期間しか中に入ることが出来ない。それ以外のタイミングでは「上演中です。」と言うモギリの男が出入口をふさいでいる。
なお、崩壊後はファルコンさえ手に入ればいつでも入れる。


ゾゾでダダルマーを倒してからシャドウを連れてここに来ると、上演中にこっそり離脱してしまう。しかもこの段階だとメンバーを補充するにはナルシェまで戻らなければならず、またそのタイミングもしくじった後しかない。
シャドウをメンバーに入れずにしっかり準備して、ロックとセリス以外のメンバー2人を選んでオペラのイベントに挑もう。


天野喜孝氏によるオペラ劇場のイラストが存在するが、その絵に描かれている観客はなんと異形の怪物たちである。
「ファンタジーに登場するオペラ劇場なんだから、やっぱり観客も怪物だったりするんだろう」と天野氏は考えてこういう絵になったのかもしれない。

いたストポータブル

マップの一つとして登場。BGMはアリア戦闘(FF6)