アイテム/【フェニックスの尾】

Last-modified: 2024-03-15 (金) 19:50:10

全般

味方一人を復活させるアイテム。基本的にレイズと同じ効果。
アンデッドに使うと即死させる事ができる。
ボス戦前にはいくつか持っておくべきアイテムである。

  • 作品ごとにその効果は細かく異なっており、シリーズ全体を通して見るとレイズとは上下ではなく相互互換の関係。
    どちらが有用かは作品と場合による。
  • また、レイズ同様アンデッドへの攻撃手段として使えない作品もある。

アイテムなので基本的に持ってさえいれば常時・誰でも使えるというのが最大の利点か。
レイズの燃費が悪かったり回復役が離脱したりするケースもあるため保険としてはかなり有用。
非売品・高価・投売り状態、とこれ自体の扱いは作品によってまちまち。


基本的に瀕死での蘇生となる。戦闘中に使う場合はその点に注意しないとループする可能性がある。
ターン制なら後攻で使うなりして回復直後のキャラが狙われないようにすると良い。
ATB制なら敵の行動直後に使用+続く味方が即回復といったように調整するなどして対策。

  • いずれにせよ戦闘不能者が続出し、これを連発する状況に陥るとジリ貧になるケースも多い。
    そういった場合は戦略自体を見直す必要もあるだろう。
  • 低レベル縛りなどではそんなことは当たり前になってくるので、序盤でもかなりの数のフェニックスの尾を用意することになる。

「尾」が漢字表記になったのはFF7からで、それまでは「フェニックスのお」と表記されていた。
正直「のお」が不恰好というか、「の尾」であると直感的に読み取りづらい。(説明書を読めば解るが)
フェニックスを知らなければ尾があるという事も解らないので、年少プレイヤーなどは「『のお』って何?」と思うかも。
字数制限の関係で、一文字でそれっぽい身体の部位が「尾」しかなかったのだろうか。

  • 「ふしちょうのはね」だとまた東洋的な印象になるので別物になってしまうかも。

何らかの蘇生回復アイテムでフェニックスの尾羽と言ったら、モデルは手塚治虫の「火の鳥」の「異形編」や「復活編」に出てた火の鳥の尾羽か。
これは大体傷を癒す程度の効果で、飲んだらガチで不死身になる火の鳥の血液と比べれば地味ではある。

  • 手塚治虫のインスピレーション元となったストラヴィンスキーのバレエ「火の鳥」でも、火の鳥の魔法の羽根がキーアイテムとして登場している。

フェニックスの尾とは一体どういう物なんだろう。絵を見る限りでは尾羽に思えるが市販品として量産されている。

  • FF8ではフェニックスの尾からフェニックスの羽フェニックスの魂を精製出来るから本物の尾だと思われる。
  • 作品によっては恐らく本物ではないものもあると思われる。何かの尾羽に蘇生の魔力を込めてるんだろう。その効果から不死鳥であるフェニックスの名をつけている。
  • 自然に抜け落ちたものをありがたく頂戴しているだけかもしれない。そうだとすれば尚更貴重。
    • 長生きだから古巣を見つければ大量に手に入るとかかも。格安の作品のは模造品だろう。

英語版では「Phoenix Down(フェニックスの羽毛)」となっている。

  • Downは羽毛全般ではなく、明確に「綿羽」のみを指す単語。アイテムがテキストのみだった時代と違って、最近はグラフィックもあるため乖離性に違和感を感じる英語圏のプレイヤーが多いだとか。

FF1(GBA版以降)

FC版にはフェニックスの尾は登場しない。初登場はFF2である。


500ギルで購入できる。宝箱からも入手可能。
リメイク版でも敵に対して回復アイテムが使えないのは同じであり、したがってアンデッドを即死させることはできない。


殆どの町で購入できる他、風の囁く洞穴のプラボカ風の町のフロア(B11F~B19Fの時)でも買える。


ピクセルリマスター版でも引き続き登場。全ての道具屋が同じ品ぞろえのため、道具屋さえあればどの町でも買えるようになった。

FF2

FC版での価格は5000ギルとあまりにも高額。
この作品はアイテム制限が厳しいこともあり、敢えて購入することはほぼない。
購入できる頃にはレイズを覚えているだろうし。

  • レイズの本の値段は1500ギル。当然魔法は何度使ってもなくならない。
    • レイズの本を装備して戦闘中に使うと、味方全体にレイズ8が発動する。本作の戦闘中レイズは失敗することもあるので万全ではない。

戦闘中にフェニックスの尾を使うと、対象が自分になるので何の意味もない。(FC版、及びWSC版とPS版のオリジナルモードのみ)

  • なおファミコン版は戦闘中の全体化レイズは必ず失敗するため、レイズ単体しか戦闘中の蘇生手段はない。

FF2(GBA版以降)

GBA版では価格が1/10の500ギルになった。
アイテム制限も無くなったのでいくつか常備するのもいいだろう。

  • レイズの本の値段も1000ギルに引き下げられた。
    レイズの本1冊の値段で買えるフェニックスの尾は僅か2つに過ぎないので、コストパフォーマンスが悪いこと極まりない。
  • おまけに原作と異なり、レイズが熟練度1で全体がけしても全員を100%蘇生できる高性能魔法に強化されているので、1/10の値段になり買いやすくなっても残念ながらわざわざこっちを購入する理由はほぼない。
    あるとしたら魔法禁止縛りプレイをする時ぐらいか。

FF3

FF3では非売品。ゲーム全体で32個手に入る。
設定ミス(アイテムドロップの項参照)により敵が落とすことは無いため、入手個数は限定される。
戦士系主体で進める場合は無駄遣いしないように。


生き返りの泉はどこでも無料で使えるが施設と持ち運び前提のアイテムという点で差別化されている。

  • ダンジョンの中で仲間が死んだらコイツを使って生き返らせてその場を乗り切るか、もしくは今後に備えてコイツをケチって時間と手間とリスクを賭けて泉まで戻るかの判断が問われる。だからFF3は面白い。

死亡した仲間をHP一桁で蘇生させる。レイズと同じようなもの。
FF3だと売っていないので節約して使うことが必要。


レイズと違って、戦闘中でも味方に使う場合は100%成功する。
アイテムなので、使用時にはウィンドウイレースバグの危険がつきまとう。
確実に蘇生できるが能力ダウンの可能性がある有限個のフェニックスの尾と、確実ではないがバグを回避できるレイズ。
本当にバグなのかと疑ってしまうほど深く出来ている。

  • 仮にバグがなかったとしても、落とす敵を知らないと稼げない「尾」と知ってれば確実に手に入る「魔法」。思わず唸るものがある。

アンデッドを倒すこともできるが、もったいない。

  • 敵に使う場合は失敗することもある。

戦士系主体で進める場合、中盤以降の移動中ならば、白魔道士系にジョブチェンジ⇒エリクサーでMP回復⇒レイズで蘇生、という代用策も取れる。

  • 成功率ならば、熟練度MAXのアレイズ(バトル中でも成功率100%)で概ね代用が利くようになる。
    クリスタルタワーまで来れば、エリクサーを敵から盗んで量産できるため、最終的には蘇生目的でジョブチェンジしてMP回復も手軽にできる環境が完成する。

売値は1500ギル。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

FC版と同じく非売品ではあるが、ラストバードから盗める(そして落す)ので、その気になれば幾らでも調達できる。


また、ゴブリン等一部モンスターも落とすようになっている。
ラストバードと違い確実に落とすわけではないため実用性は低いが、ドロップ運がかなり良ければ最序盤からいきなり入手できることも。


アイテム増殖技を使えば簡単に増やせる。


売値は1ギル

FF3(ピクセルリマスター版)

遂に店売りされ気軽に使えるようになった。
近年の作品と比べるとレトロな本作の難易度はやや高いため、対抗手段が増えたのは純粋にありがたい。
価格は1000ギル。原作の希少性を考えると比較的安いと考える人もいるようだが、新しい装備品や魔法も買うとなると、大量に購入する場合はお財布に響く(ここら辺はプレイスタイルの問題か)。

  • 店売り消耗品にも関わらず、隠し通路の先に大層に保管されていたり、宝箱の中からモンスターが現れたりするなど、作中での扱いは変わっていない。
    • 海底洞窟の宝箱ではパワーリストに差し替わっているという例外もある。
      こんな感じに他の宝箱も非売の装備品やチョコボの怒りみたいな入手が極めて難しい消耗品辺りに差し替えてくれた方が良かったかもしれない(流石に全部差し替えろとまではいわないが)。

本作でもラストバードから盗める(そして落す)ので、やはりその気になれば幾らでも調達できる。
しかも一度に2体出現するため、運がよければ一度の戦闘で最大4つ入手も可能。
タダで入手して浮いたお金を新しい装備品や魔法に使うのも良いかもしれない。

  • もしも臭い息に悩まされるようだったら、これよりも各種状態異常回復アイテムを買い込む方が良いかもしれない。
    シーフの取得が火クリに戻ったのと、ラストバードも毎日会いに来てくれるわけではないから
    これの無償調達はそこまで楽ではないかもしれないが。

FF4

価格はわずか100ギル。序盤から大人買いもできる。
FF4ではレイズの消費MPも8とかなり低めである。


FF4では「即死耐性を持たない」アンデッドにしか効かない。
該当するのはミスバンパイアのみ。
スカルミリョーネのようなボスにも雑魚戦でも無効がほとんど。


フェニックスの尾は、イラストを見る限り尾羽であるためか。尻尾コレクターのアダマン島のオヤジにあげようとしても見向きもしてくれない。

FF4イージータイプ

イージータイプでは「ふっかつやく(復活薬)」。
価格が150ギルに上がっている。

FF4(DS版)

DS版では戦闘難度が俄然UPし、レイズの待機時間と燃費が酷くなったので、値段も据え置きな上に即時発動するこれの有用性が大幅に高くなった。

  • レイズは使用可能なメンバーが増えたり、デカントアビリティの組み合わせで応用性も高くなったので、一概に優劣は付けられない部分もある。
  • フェニックスの尾もくすりとの組み合わせで全体使用が可能になっている。

FF5

復活時のHPは最大HPの1/4で、レイズの1/16より多い。価格は1000ギルと高価でゲーム序盤ではまず手が出せない。
レイズより使えると思うかもしれないが、「まもり+かばう」戦法など「瀕死状態で復活」がポイントになる場合もあるので場合により蹴り。

  • 最大HPが上がってくると、案外この復活後のHP量は大きな差となる。
    1/16では無理だが1/4なら1発耐える、というケースも意外と多い。

アンデッドを一撃で倒すこともできるが、アンデッドに対する命中率は75%なので失敗することもある。
ボス系耐性を持つモンスターには効かない。

GBA版までおよびピクセルリマスター版は魔法回避率およびレベル差に影響を受けるため、ネクロマンサーのような高レベル・高魔法回避の敵には当たりにくい。
旧スマホ版はそれらを無視するので、高確率でボス系耐性のないアンデッドを一撃死させられる。


最初に訪れるダンジョンの、かなり判りにくいところにある宝箱に入っている。
物語が1/3進むまではいつでも取る事ができるが、取り忘れて中盤に進んでしまうと、終盤で『宝箱回収率』なるものの存在を知った時にはすでに手遅れ、という
効果や価格とは全然別のところでプレイヤー泣かせの存在でもあった。


FF5では、「最大HPの1/4のダメージ」という技を使う敵が多いので、生き返らせた途端ピッタリHP分のダメージでまた倒されるということがしばしば起こる。
FF5の仕様をよく知らないプレイヤーの目には不運な偶然が頻発したかのように見える。
いずれにしても蘇生したら早急にHP回復を施してやろう。


FF4の投げ売りに比べると高価になった上、盗めるモンスターも少ない。また、リックスに売ってないので原価購入必須。
お金に余裕が出来るまではなるべく戦闘中限定にして、移動中はテントで代用するといい。
本作のレイズは燃費が悪いのでレイズ登場後も出番はある。


調合においては非常に強力な効果を発揮する。
エーテルとともに回復系とレジスト・シールド系が主な調合結果。

不死鳥のイメージ的にレジストはファイアの方があってるような気がするが、レジストファイア目薬+エーテル。防御や回復に優れた効果が多くても火の鳥をイメージさせる物は特にないのはちょと残念なような。

FF5(iOS/Android版)

GBA版で同レベルに合わせた正体不明(魔法回避率0)に100回フェニックスの尾を試すと76hit。
旧スマホ版で同じく500回試すと410hit。ここからもフェニックスの尾のアンデッドへの命中率は75%程度とわかる。

  • SFC版はLv44でネクロマンサーにフェニックスの尾を使うと10中3回ヒット。
    魔法回避50%のネクロマンサー(Lv54)で検証すると、旧スマホ版では蘇生手段による一撃死が魔法回避率・レベル差を無視する仕様になっている。
    • 旧スマホ版同条件で試すと10回中10回ヒット(旧スマホ版も100回試行するとミスも17回発生)、また旧スマホ版アレイズは50回中50回連続ヒットだった。
  • アレイズは命中率99%、レイズは50%。

FF6

500ギルとそこそこの値段。


中盤以降パーティメンバーのほぼ全員がレイズ・更にアレイズを習得可能なので、その頃には必要性が薄い。


アンデッド瞬殺も可能。
聖水はナルシェの幻獣防衛イベントをクリアしないと買えないので、対魔列車亡霊用としてはフェニックスの尾を使う事になる。

  • 一応聖水もあるにはあるのだが、出現率が低いオーバーソウルが、さらにレア枠でドロップするのみで入手が非常に面倒。値段は高いがこの時期はフェニックスの尾が主力となる。

コロシアムで賭けると「魔石のかけら」になる。対戦相手はサボテンダー
500ギルで買えるものが「しょうもないアイテム」でないことに驚いた人もいるだろう。
エドガー半額で買ってもらってどんどん賭けよう。


使用した時のモーションが赤海老が降っているように見える。

FF6(GBA版以降)

追加モンスター勢ではダークベヒーモスドラゴングレイトから通常枠で盗める他、ダークベヒーモスが確実に落とす。
また、竜の巣の竜の神殿・回廊でも拾える。

FF7

レイズと同じ効果。300ギルと安い。
神羅屋敷に落とす敵が多いので大量入手が見込めるが割に合わない。

  • 完全に余談であるが、石化した味方キャラにフェニックスの尾を使用すると、何故か石化していてもMissと表示されながら一瞬回避モーションを取る。

ゴールドソーサーバトルスクェアの景品でも入手可能。
必要BPは、タイニーブロンコ入手前(前期):160BP→タイニーブロンコ入手後~メテオ発動前(中期):100BP。
メテオ発動後(後期)は交換不可となる。

  • BPの交換値が少ない割に換金比率が比較的良好なので、特に前期に効率のいいBPの換金をするなら、他の景品とセットで端数分の数値を考慮の上で貰っておきたい。

ゴールドソーサーのミニゲームではワンダーキャッチャー(右)で稀に取れる。
また、チョコボレーシング(全クラス)の景品でも手に入る(10GPと2択)。

  • チョコボレースの景品の中ではGP最安値の景品の1つだが、換金するならGPを貯めてワンダースクェアエーテルに交換する方がお得。
    因みに、Windows版(2013年発売)ではポーションがGP最安値(5GP相当)と化した。

BCFF7

一度だけ戦闘不能を回避できる、リレイズの効果がある(戦闘不能時に復活するか選択肢が出る)。
21章エピソードを任務遂行度Sでクリアした際に貰える(エリクサーとの二択)。
HPは全回復するがMPは回復しないので、アイテム枠の都合などからエリクサーと迷うところ。

CCFF7

使用するとリレイズの効果がある。
店での購入が不可能なため、神羅ビル1Fのポーションで代用しておいて、ミッション等で貯めることになる。
マテリア合成の材料にもなり、1個につきHP+10%の効果がある。

  • 今回はかなりお世話になる。
  • ストーリー中ではほとんど入手できない。無駄遣いは控えよう。

ミネルヴァから99個も盗める。
しかし、ミネルヴァが倒せるくらい強くなると、あまり使わなくなる。

  • 当のミネルヴァ戦で使う。ミネルヴァはリレイズ解除してくるので、何度も掛け直すことになる。
    他にも針十万本を回避し損なったり、
    ステータスをガチガチに強化していても案外事故死したりするので、保険として。

ミッションの説明文で、何気に重要なバックグラウンドが書かれている。
どうやらCCFF7の時期には神羅カンパニー都市開発部門主導の「フェニックス計画」なる、フェニックスの尾を精製する計画が動き出していたようだ。
この計画にはザックスもミッションと言う形で原料調達に協力することになる。
CCFF7の時代には店売りされなかった貴重品であるフェニックスの尾がFF7本編では世界中で買えるようになるほどに普及しているのは、この計画が無事に実現に至ったからだと言うことなのだろう。

DCFF7

戦闘不能時に復活するリレイズの効果があり、HPが全回復する。

FF8

回復アイテムとして登場。
単体の戦闘不能状態を解除し、HPが最大値の12.5%分回復する。くすりのちしきセット時はHP回復量が2倍になり最大値の25%になる。
精製可能だが、勿体無いので500ギルで買う方が良いだろう。
(同じ材料アレイズが同数精製できる)。
上位版のメガフェニックスフェニックスの羽なども登場する。

  • 復活の指輪(1個につき8個精製可能)から作る手もあるが、入手難度や他の精製レシピもひっくるめて単純な金銭価値的には命の指輪から精製するのがお得(1つでフェニックスの尾2個作れる)。
    ただ、こちらもその10倍量のレイズが作れるため、よく検討して。
  • フェニックスの魂からだと100個精製出来、薬レベルアップで50個につきメガフェニックスが1個精製出来るが、いずれも地雷パターンなのでやめておこう。
    (メガフェニックスは直接買った方がお得)
    • どのみち精製関連ではあまり出番の無いアイテムである。

敵からはボスを除くガルバディア兵エリート兵エスタ兵系列の連中から手に入る場合がある。
おでかけチョコボの獲得アイテムランクCでも可。
他にもティンバーでTV局イベント後に匿って貰った森のキツネ首領宅から出る時、他の回復アイテムセットと一緒に貰う。
ドールの画家の絵を調べた後にパブの前の道で犬に話しかけ「気になる」を選ぶ(※ただし、Disc2までの時)、同町のパブのオーナーのプライベートルームの雑誌の山からランダムで発見。
ウィンヒルで「つぼの破片」探しイベントで『チョコボ注意標識』の所で走り回るコチョコボに体当たりして、3回目の時に手に入る。
F.H.のガルバディア将校成敗イベントの時に作業場のおっさんから2回目に貰える。
この時、アーヴァインは「……『メガ』はついてない……ね」と呟く。
…と、メイン・サブイベントをこなしている時にも結構手に入る機会がある。


特殊技の連発を狙うためあえてHPを低く保つことが多いため、それなりにストックしておくと便利。

FF9

150ギル。各地の道具屋で販売。
これと共にフェニックスの羽というアイテムも登場した。
FF9では復活させてもHPが2桁しかないとかとんでもない効果。…いや、他の作品でも同じかしら…?

  • 他作品では最大HP依存なのに対してこちらは一切そういった計算式が存在せず、ランダムに1桁あるいは2桁しか回復しないためシビアな印象を受ける。
  • 本作ではウェイトでウィンドウを開かない限り敵味方のゲージが止まらないため、行動順に注意しないとせっかく起こしても直後の敵の攻撃ですぐに転がってしまう。
    本作ではパーティに回復担当がいない時期がそれなりに長くあるのでこれのお世話にならないよう早め早めの回復を心がけたい。

戦闘不能からの回復量は1~10の数値でランダムで決まる。
FF3と同じような効力だが、こちらの作品では代わりにレイズアレイズの威力が高い。
序盤でリミットグローヴを使いたい場合(特に低レベルクリアの場合)は、セーブしてからフェニックスの尾⇒1以外ならリセット を繰り返すことになる。
リレイズを取得するとHP1で復活するため、この作業から開放される。


アンデッドに使うと、強制的に即死かHPを1桁にする。
即死させるならレイズで十分だが、「たべる」を実行するならこちらのほうがいい。

  • アンデッドへのレイズやアレイズはミスすることもあるが、こちらなら確実に当てられるのも長所。

FF10

基本レートは100ギル。各地のショップで販売している。
復活時は最大HPの50%(ただし、上限は9999)と、シリーズ通してもかなり高性能な代物。
FF10にはメガフェニックスと言うもっととんでもない物もあるが、フェニックスの尾の値段もそこまで高くないため、中盤以降はレイズがほぼ不要になってしまう。
コンドルゴーストから盗めるほか、一部の機械系モンスターが通常枠でドロップするため、自然と集まっていることもよくある。


アンデッド相手には基本的に即死するのもこれまでと同じ。しかし、本作のアンデッドはゾンビ状態で代替えされており、ゾンビ状態はモンスターごとに即死耐性が別に設定されている。
即死に耐性がなければ即死するし、即死に耐性があれば最大HPの1/2(ダメージ限界突破なしの場合最大9999)のダメージとなる。しかし、この最大HP依存のダメージは割合ダメージとして扱われているため、
即死にも割合ダメージにも耐性があると、フェニックスの尾に限らず、レイズやアレイズも無効化する。そのため、ゾンビにした後フェニックスの尾を使っても即死しなかったり全く効かないモンスターがいる。
FF10で最初からアンデッド…もといゾンビ状態の敵はエフレイエ=オルタナ霊堂僧兵しかいないため、制限プレイでもなければ敵をゾンビ状態にする必要は基本的にないのが難点。

  • ゾンビ状態に耐性のないボスは『シン』のコケラ・グナイブラスカの究極召喚がいる。前者は殻に閉じこもると割合ダメージに耐性を持つようになり、後者はデフォルトで割合ダメージを無効化する。
    通常のモンスターではバルバトゥースがゾンビと割合ダメージを無効化せず、即死を無効化する。コイツはゾンビにある程度耐性があるため効きづらいが、ゾンビ状態にしてダメージ限界突破ありでレイズを使うと、一気に47500(魔法ブースター付きだと1.5倍で71250)もダメージを与えられる。

アビリティ「オートフェニックス」を付けていると、装備者以外の誰かが戦闘不能になるたびに自動的に消費されるため、在庫切れには注意しよう。


回復量は小数点以下切り捨てのため、最大HPの一桁目が奇数のキャラはHP50%未満の状態で復活する。
インター版ではこの状態で「ピンチに○○」系のアビリティが発動するので、使いようによっては便利。
(とはいっても、該当するのはユウナやHP9999のキャラくらいだが)

FF10-2

今作では回復量が25%になってしまった。
グアドサラムマカラーニャ湖ビーカネル(キャラバン)以外のすべての店で100ギルで販売している。

FF11

布材に分類されるアイテム。
一部防具の材料になるくらいで使っても何も起きない代物だったが、後にリレイズ効果を有するスケープゴートの材料となった。

  • FF11は「他人をレイズできるアイテム」が大変限られているため、このような扱いになったと思われる。

詳細はこちら→フェニックスの尾

FF12

基本はHP20%分回復。
フェニックス効果UP3つでHP半分回復。
さらにほろろの根付でHP全快(アレイズと同じ効果)。
しかもチャージタイム0秒(魔法は詠唱時間がある)。
蘇生がとても早く回復量も多いため、最後の最後までお世話になる。

  • ガンビットに組むと死んだキャラが膝をつく前に蘇生する。
    フェニ尾が沢山あればゾンビアタックによる特攻で格上とも戦える。

ニホパラオアを装備して使うと必中の即死効果になる(セーフティには無効)。
大灯台ナブディスなどのイヤなダンジョンで通用するのが便利。
クリスタル・グランデヘネ魔石鉱で使えないのは残念。
この戦法を早めに使うためにもモブを狩りまくってさっさとクランショップに並べてしまいたい。

  • 終盤になるとインディゴ藍を購入できるので即死だけが目的ならそっちのほうがいい。

各地のショップで250ギルで購入できる。
ちなみにFF12の世界では羽根をフェニックスに捧げて加護を得、製造しているようだ。
捧げる羽根のランクによって得られる加護の大きさが違うらしく、同じ羽根と名のつくおたからを売っても出てくる交易品(X枚セットになったフェニ尾)が違う。


各都市や集落のショップはもちろんそこいらの路上の行商人や飛空艇でも売っており、安価なのでまとめ買いできて、緊急時の蘇生アイテムとしての他、敵対心調整やアンデッド狩りなど様々な場面で湯水のごとく消費される。
性能の良さならシリーズでも上位に入るが、希少価値としては最も低いだろう。
初期レベルではアイテム縛りでもない限り99個常備が基本なレベル。


レイズほどではないが、敵に使うと大量の敵対心が得られる。
タゲが乱れた時に敵に投げれば立て直しやすくなる。
ライセンス不要なので制限プレイでも利用しやすい。


王宮前プレイの場合、最初は交易品で出せる奴やパンネロからもらって入手して、ギーザ以外のショップで売られているので、どこかで買いこむと良い。
ダスティアがドロップするオルギンは532ギルと高値で売却できるので、ダスティアチェインをするのも良い。
(但し、街に入ったり、クリスタルに触れるとチェインが途切れるので、回復はポーションケアルで)


不死鳥フェニックスは、天へ召された魂を呼び戻すといわれている。
ヤツに会うには、羽根を貢物として捧げる必要はあるそうなんだ。
だからなのか、フェニックスの尾は羽根を材料としているのさ。
貢物といっても、質や大きさで得られる加護も違うらしいがね。

格闘家キリク
ハントカタログNo.88 『酒場の噂話』より

FF13

味方一人の戦闘不能を回復するアイテム。
買値は1,000ギルと金策に苦しむFF13では少しお高めで気軽に買えない代物。
今作は戦闘不能の味方が出る=戦略に問題があるという構図なので、オプティマの見直しで解決するのが殆ど。
これじゃ駄目だな、となったら気軽にリスタートで戦闘前から考え直せるので気付けば結構な数が貯まる。
因みにレイズと同じ効果だが、復帰後のHP量はレイズよりも高く、かつATBを減らさず即座に回復出来る。

上記の通り基本的に持ち腐れになりがちなので、いっその事売ってしまうと良い。
売却で500ギルと基本いつでも金欠になる今作では結構なお値段で売れる。
序盤辺りで売り払い、パワーリストマジシャンサインのLv★を2~3個作れば当分楽になる。


FF13-2

回復量は最大HPの1/3。価格1600ギル。
これだけ見ると割に合わないように思えるが、なんとプロテスシェルの効果がつく代物となってしまった。
おそらく、蘇生→HP回復量が少ない→またすぐ戦闘不能、というループを繰り返さないための配慮であろう。

LRFF13

ライトニングのHPが0になった時に使うものとなった。HPを半分ほど回復し、プロテスシェルベールの効果もつく。
店では1280ギル、箱舟ではGP1で購入可能。

FF14

馴染みの効果を引っさげて登場。レイズと同等の効果。
が、しかし戦闘状態では使えない上にRARE属性なので1個しか持てない。
本作では殆どがインスタンスエリアでの戦闘になるほか、
デスペナルティも大した事がないので、フィールドで辻蘇生という事体も稀であり、ほぼ使い道がないといっていい。


ディープダンジョンでは、ヒーラーがいない編成になる事もある上、全員生存状態でないと、先へ進めない仕組み&リスポーン地点に戻れない仕組みなので、使う機会がそこそこあったりもする。

  • 特定の装置を使用して復活させる事も可能だが、使用条件を満たす前だと当然使用不可なので、そういう状況下で戦闘不能者が出た際は、使う機会が訪れる事もある。
  • 最下層付近は特に危険なのでかなり重宝する。

漆黒のヴィランズのフェイスシステムにおいては、道中でヒーラーのフェイスが戦闘不能になった際に、戦闘終了後に他のフェイスが使用し蘇生させる。

FF15

不死鳥の尾羽を模した魔除け。
ノクトの魔力に反応し、戦闘不能を回復する。
魔法の精製に使った場合は、精製した魔法が「3連○○」という名称になり最大で3回連続発動する。
価格は1000ギル。


本物ですらない、ただの魔除けをここまでの物にできるルシス王家の魔力は凄まじい。


使用する時は他の生存メンバーではなく、本人が懐から取り出して使う。
各々のモーションがいかにも瀕死といった感じで痛々しいので、あまり見たくはない光景。
その為使用してから復活まで時間はかかるが、グラディオはかなり素早く復帰してくれる。


戦闘不能回復に加え、専用のバフ「フェニックスの加護」が備わっている。
効果は「一定時間HP/MP回復速度大幅アップ」。
しかし今回の戦闘システムで戦闘不能にまで陥る状況といえば、数発で瀕死になるような高い攻撃力の持ち主が複数体だったり、最大HPをガリガリ削ってくるシガイだったり、そもそもHP無視の即死攻撃を持つ敵だったりと、回復速度だけでは焼け石に水なことも多い。

FFT

FFTではレイズが使用できない序盤に必須のアイテムである。
しかも序盤ではよく殺されるので常時3つは持っておきたい。
しかし序盤で300ギルは結構大きく、金を稼ぐためにランダムエンカウントに遭遇しても、敵に行動不能にされる⇒フェニ使う⇒買う⇒金消費という悪循環に陥る可能性もありうる。
また、アイテムを有効に使えるアイテム士の能力が微妙なので、さっさと白魔道士になってレイズを憶えておきたいところ。
ちなみに例のイベントではラムザムスタディオに使うような描写が出てくる。必見。

  • お金が惜しい場合はモンク蘇生を使うと言う手もある。
    チャージもない上にタダなので非常にお得である…が、同ハイトでしか使えないので過信は禁物。
    起伏の多い戦場では全く役に立たない可能性もある。また、レイズと同じく必中ではない。
  • 悪循環に陥る可能性はあるが最悪カウントをリセットさせるだけでも意味はある…はず。カウントをリセットした間に敵を倒すことができそうなら、だが。
  • アクティブターンを常に確認しよう。
    攻撃の間隙を突くのだ。待機も手段の一つである。

レイズと違って失敗することがなく、チャージも必要ないのが魅力。


FFTの汎用ユニット、フェルドマン(♂)の台詞。

『フェニックスの尾』
略してフェニ尾だね。」


必中、即時発動は無論、敵ユニットに対しても同様であり、アンデッドに対しては必殺の切り札と化す。
アイテム投げを併用すれば射程がさらに伸びる。


初心者にとってはCTに慣れるまで蘇生系はこれ一択でもいいかと思われる。
蘇生からの即落ちを防ぎ無駄無く使えるようになるのも、このゲームに慣れるための一歩だろう。


これで蘇生した場合のHP回復量は1~20。ほかの手段に比べて非常に低い値。


CT0で即復活できるという特性は、序盤よりむしろ終盤にこそ有用になってくる。
ましてゲームの特性上、終盤はHP1でも敵の攻撃をかわしまくるアビリティや装備がそろうころ。
終盤こそ基本に立ち返るのは大事なことのようだ。


最大HPの半分まで回復するレイズは、アンデッドへのダメージも最大HPの半分。
HP完全回復して復活するアレイズはアンデッドを即死させる。
そしてフェニックスの尾は回復量自体は雀の涙にも拘わらず、アレイズと同じくアンデッド即死。
……謎な設定である。


密猟にも使える。
特にHPが高いモンスターを、とりあえず雷爺等に軽く倒してもらった後に、コレで蘇生させれば簡単に密猟できる。

FFTA

基本的にFFTと同じ。
ヤクトではクランメンバーが除名されないように頻繁に使用するため、まとめ買いしておきたい。

FFTA2

ロウ違反すると全ての蘇生が無効になる。これも例外でない。
ちなみに戦闘不能者は消えているため、使うと使用者の周りに蘇ることになる。


活動中のアンデッド系に使うと即死ではなくダメージを与える。

  • 墓石相手なら消滅させることができる。

FFCC

FFCCでは持っていると死んだときに自動で復活させてくれる。
しかし後半は飛行系や暗黒系の敵がよく出てくるため、自然とグラビデホーリーのための魔石(リング)で持ち物枠が圧迫され、フェニックスの尾にあまり頼っていられなくなる。
ポケット系のアーティファクトを優先的に回収しておくといい。

FFCCRoF

ユーク族のレイスアビリティを使ったときか戦闘不能のキャラを操作している状態でのみ視認可能な設置物。
取得するとその場で復活できる。


ボスフロアに置いてある。
通常では視認できないが、一応持ち上げたり上に乗ったりはできる。
透明な何かを持ち上げる様はまるで無を取得を彷彿とさせる

FFCCEoT

DFF

アイテムに代わってアクセサリとして登場した。
関連項目:アクセサリ/【フェニックスの尾】

DDFF

ひずみ内に設置されているオブジェクト。取得すると戦闘不能のキャラクターを蘇生できる。

光の4戦士

しぼうを治す。割とファルコンなどその辺の雑魚が落とす。
瀕死で蘇るのだが…序盤あたりはパーティ人数が少ないので割りと直ぐに死亡したりする。


回復量は最大HPに対して10%。
レイズより少ないが、AP消費量(アイテム)としてはまあ妥当か?


敵が全体攻撃を使うのでなければ、狙われ度が0になっているので立て直しは間に合う…はず。

  • 前半はパーティーが2・3人しかいない場合が多く、割と厳しい。

FFL

効果は従来と同じ。売値は200ギル。

FF零式

死亡状態で倒れているバトルメンバー全員のHPを全回復させる。
倒れてから身体が消えるまでのあいだ(約15秒間)のみ有効なので、使う時は早めに使おう。
ショップでは購入できず、S.O.クリアやノーウィングタグ集めで貰える。
売却価格は300ギル。

  • おかげで、結構なレアアイテムである。
  • S.O.では一度しか入手ができないので、1周あたり3,4つが限界だろうか。(タグは一度に80個ほど渡さなければならない)
    もし99個集めるのならばあの激レアアイテム程ではないが苦労するだろう。

ワールドマップでなくとも使用することが出来る。
零式では使用キャラが死亡した場合、しばらく経ってから死体が消滅するようになっている。
その消滅までであれば、このアイテムを使い、死亡したキャラを生き返らせることが出来る。
もし戦闘中、特にミッションの最中に誰かが死んだら急いでこれを使おう。
ちなみに、復活させても死亡回数はしっかりカウントされる。

  • 操作キャラクターの死亡に対しては使えない。一旦誰かと交代してから使おう。

TFF

HPゲージが0になると使用し、HPゲージを30%分回復する。

TFFCC

効果は前作同様。
HPゲージが0になると使用し、HPゲージの30%分回復する。

TFBL

過去作同様、HPゲージが0になると使用し、HPゲージを30%分回復する。

PFF

大迷宮に突撃する際にもっていくアイテム。
ファイナルアタックとして蘇生するため1個限り。
初回のみタダで、使用したり所持したままダンジョンクリアした以降は1000ep消費して持っていく。
使用するとHPが半分回復するが、リメントゲージは0になる。
また敵とは「仕切り直し」になるため、ボスならまだしも通常の敵がいるとその場から直ぐに戦闘になる可能性がある。注意。


仕切り直しは文字通り、戦闘前の時間に戻されるようなもの。
死ねばリメントゲージが0になるため、ファイナルアタックではあるが離脱しても再び戦えるかというと、エリクサーなどをもっていないと厳しい。
ボス戦などで仕切り直しになった場合は、素直に帰ったほうが安全かもしれない。

FFEX

味方プレイヤーの戦闘不能を回復する(お供モンスターには効果なし)。
例えバッグに99個入っていても、クエストには毎回上限5個しか持っていけない。


使い方は戦闘不能の味方をターゲッティング→アイテム欄でフェニックスの尾を選択。
不慣れだとまごついてる内に敵に襲われるので要練習。


ショップで常に販売、また行商モーグリがたまに販売している。
価格は5000ギルorゲームコイン1枚。

メビウスFF

消費アイテムの1つ。コンティニュー用アイテム。
各地のエリア踏破報酬やログインボーナスで入手できる。
アイテムショップでは1回分お得な11個セットを魔石1000個で購入可能。

FFBE

味方1体の戦闘不能を回復するアイテム。

チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮

FF本編とは大きく異なり、使用した階で倒されても一度復活できるリレイズ状態になるという効果。
序盤のボス戦などで保険として使われる。

  • 他の不思議のダンジョン系に登場する復活草や世界樹の葉とも使い方が違う。
    持ってるだけで安心、というわけではないため利用する時はちゃんと使おう。

シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+

効果はWii版と同じ。
本編のバハムート破壊神、隠しボスのオメガがイレース効果を持つ技を多用してくるのでまったく頼りにできない。