地名・地形/【オーボンヌ修道院】

Last-modified: 2023-11-24 (金) 14:31:48

FFT

FFTに登場する拠点。12世紀以上前から存在するらしい。大規模な地下書庫がある。
ディリータに拉致されるまでオヴェリアが生活していた場所でもある。

  • 12世紀以上前から存在するとなると建物としては(念入りにメンテナンスされていても)完全にボロで雨漏り、隙間風のオンパレードで住居としての性能は劣悪極まりなかっただろう。
    いったいどうやって生活していたのだろうか・
    あと風呂場や便所、台所が全然出てこないんだがどうやってそれらの用を足していたんだろう。
    • 描かれていない=存在しない、と考えるのは短絡的である。
      そもそもプレイヤーの手で内部を全て探索できるわけでもない。
      戦闘が物語の中心となるSRPGというジャンルにおいて生活感は薄れがちになるのは仕方のないこと。
      また10世紀以上の時を経た建物でも、きちんとメンテナンスしていれば現役で使えるのというのは現実でも例がある。
  • 冒頭のイベントのおかげで彼女はさらわれるキャラという印象が強烈に定着してしまった。
    それもエロイもがき方をして逃げられず気絶した姿もエロイ、セリフもエロイお色気キャラ的な存在として。
  • 後ろ手縛りにされている両手が握り拳になっているあたり必死に逃れようとする彼女の心情がよく表れている。
  • 護衛隊に傭兵を使わざるを得ない状況の時点で既にオヴェリアは誘拐される運命にあった。
    たとえディリータが誘拐に失敗してもただ相手が変わるだけだった。
    傭兵の存在がいかに劣悪であるかはニコロ・マキアヴェッリをはじめ当時ですら知識人の多くが指摘していたことである。
    もっとも正規軍は数が減っているうえに軍紀も緩み切っており完全に詰んでいたんだけど。
  • 正規軍が誘拐を防げたかといえばそれも怪しい。アグリアスはご覧の通りアホの子だが、他に人材がいたとしてそれより「多少まし」になるだけである。
    「多少まし」なだけの人材でディリータからオヴェリアを守れたとは思えない。
    たとえ防衛に成功したとして今度はガリオンヌへの道中でさまざまな勢力に狙われ無事到着してもダイスターグに始末されるというグッドエンドがまるでない典型的な無理ゲー・詰みゲー状態である。

メインシナリオでも度々登場する場所で、まずゲーム開始直後(=Chapter2開始時)に戦いの舞台になる。
Chapter3でもウィーグラフとの再会やベリアス登場シーンなど、
ストーリーに大きく関わるイベントが発生する。
そして、最後の戦いの舞台に通じるのもこの場所である。
 
Chapter3では3連戦になるが、いずれも難関。
1戦目は竜騎士が厄介で、2・3戦目にはイズルード、ウィーグラフがそれぞれボスとして登場。

  • 初戦の竜騎士・2戦目のイズルードと、地下書庫なのに何故かジャンプを多用するユニットが立ちはだかる。
    彼らが書庫の天井に頭をぶつけていないか、いらぬ心配をしてしまう。
  • DQシリーズでは屋内でルーラを使うと特殊な場所以外では頭をぶつけるが。
  • 頭をぶつけていれば敵戦力が落ちるからむしろそうなってほしい気がする。

逆にChapter4では味方が強いこともあって難しくない。
ただし一度突入すると二度とワールドマップに戻れないので注意。
突入以後はセーブデータを上書きしないように。
ちなみに1戦目(地下4階)に登場するナイトは、何故かローブなどの軽い防具を装備しているものばかりなのでHPが低い。


地下5階(ローファルが出てくるマップ)には、明らかに人間より大きな本が山のように積まれている。
余裕で足場になるほどのサイズだが、研究の際はあれを読むのだろうか?

  • ああいう感じの巨大本は現実にも存在する。
    頁数を増やすよりも一頁に書き込める量を増やす手法が主流だった時代もあり、それ程特異な代物でもない。
    現存数は少ないが(明らかに不便であり、残す価値も見い出されなかった)、宗教関連のものが多い。
  • どうやって読むんだろう?明らかに人力でページをめくるのは無理(武装した騎士複数が乗っても平気な本が人力でページをめくれる重量なわけがない)だがだからと言ってクレーンがあるわけない時代だし。
    • 本そのものの重量は相当であってもページ一枚一枚はただの大きな紙である。
      人力でめくれないということはないだろう(読みやすくはないだろうが)。
    • 現実にもある巨大な本をどう取り扱っていたか?複数人で運搬・設置を行うだけのことである。
      大きかろうとめくるのは紙切れ一枚ずつ。一度に複数ページを開きたければ複数人で支えて開けばよかろう
  • どうやって積み上げたんだろう?武装した騎士複数が乗っても平気な本が人力で持ち上げられる重量なわけがないがだからと言ってクレーンがあるわけない時代だし。
    • ファンタジー世界なんだから我々の知るリアリティーに当てはめても意味はない。
      ゲーム中に登場するものだけでもためるで力を増強する、レビテトで浮かせるなど方法はいくらでも思い付く。
    • 複数人で作業しただけの事だろう。このくらいの時代(技術水準)でも、それなりの城郭などを建築する技術はあるんだから運搬等のための道具くらいあるだろう。
      例えばエジプト人はクレーンもない時代に多数の人間の力により巨大な石を切り出し、長距離を運び、積み上げてピラミッドを作ったのだから、何の不思議もない。
  • こんな超重量の本が複数乗っかっているのに12世紀も前から存在している究極おんぼろ修道院の床が抜けないのはなぜだろう。
    武装した騎士複数が乗っても平気な本だから移動させることもできない。そんな床がダメージを受けないのはなぜだろう。
    しかも地下書庫で海の近くの崖の上という立地上湿気の宝庫。
    こんな場所に出入りしてたら戦闘よりもカビと床抜けと埃を吸い込んで喘息で死ぬことのほうが多そうだ。
    • ルカヴィの首魁を封印してあるような超重要な建物の床をそんな安普請にするはずがないだろう。
      ましてや魔法も存在するファンタジー世界、頑丈な建物を作る方法などいくらでも存在するはず。
      カビや埃については……シモン先生のお手入れの腕前に期待しよう。
    • 安普請の木造建築ならまだしも、高い技術で作られた石造りの荘厳な教会がそう簡単に床が抜けたり雨漏りするような「オンボロ」と化すとも思えない。
      その理屈で言うなら、サグラダファミリアとか完成する前にオンボロになってるはず。
      木造建築であっても、1400年前の心柱が朽ちず折れず残っている法隆寺が他ならぬ我が国に現存しているわけで、メンテナンスすれば保つ実例がある

建物は海岸沿い……というか、海を臨む崖の上に建てられている。
内部にはオヴェリアが祈りを捧げていた祭壇と、地下5階層にも及ぶ巨大な書庫がゲーム中に登場。
修道院の管理者であるシモン先生は、この地下書庫内の書物の研究をライフワークとしていたようだ。
この他預けられたアルマやオヴェリア、護衛役のアグリアスらが寝泊まりしていた部屋などがあると思われる。

  • オヴェリアが寝泊まりしていた部屋は間違いなくデラックススートルームだからそういった場所が直接的か間接的かにかかわらずクローズアップされないのは珍しい。
    地下へ行く際の障害となる場所だから(通路が狭くなり移動に難儀するという意味で。武装していたらなおさら)。
    神殿騎士団はこういう狭い通路で待ち伏せていればラムザ達一行を深部に入れずに済んだのに。
    どうでもいいところで知恵が回って実戦ではダメな騎士の方々。
  • ダメなのはアグリアスたちも同じでアグリアスはオヴェリアに張り付いて離れず二人の女モブ騎士は裏口で守りを固めていればやすやすとオヴェリアを誘拐されることはなかったのだから彼女も彼女でダメ騎士である。
    さすがにディリータもアグリアスと女モブ騎士2人を同時に相手できるわけないし。
  • 守りを固めている間にオヴェリアのドレスを引っぺがして平修道女の修道服に着替えさせて替え玉を作りオヴェリアに化けさせた修道女をディリータにさらわせて逆に修道女に化けたオヴェリアを正門から堂々と脱出させるなどやり様はいくらでもあった。
    • まぁこの時のアグリアスがやや猪であったのは確かだが、都合よく替え玉ができるような修道女がいたかどうかはまた別だろう。
      要人の影武者くらいあらかじめ用意しとけ、と言えなくはないのだが、後々のエピソードからそもそもここにいるオヴェリア自身が影武者という疑惑も出てくるわけで。
      そうなると影武者の影武者とか用意するのは、それを「利用している」側からしたらそんな手間かける必要ある?となってしまう。

FFTでシナリオの要所要所で立ち寄る場所。そしてその全てでろくなことがない呪われた場所。
まあ実際にろくでもない呪われた場所なのだが。

  • メインシナリオ上でここまで執拗にトラブルが起こる場所は動乱の世界でもかなり珍しい。
    ついでに最初のバトルとラストダンジョンが同一の場所というのもかなり珍しい。
  • この修道院に修道女として入っていた主要女性キャラ(オヴェリア、アルマ、ティータ)は全員誘拐された経験を持つため(しかもティータは誘拐殺人。誘拐犯と殺人犯が違うが)、通称誘拐修道院とも呼ばれている。
    • ティータはこの修道院に預けられたことはない。彼女が通っていたのはアルマと同じ(貴族向けの)学校。
  • しかもアルマは二度も誘拐され(未遂も含めると三回)回数で上回っていて性質の悪い連中に捕らえられたのに、そのくせシナリオでの扱いは冒頭のオヴェリア誘拐に比べてないと言ってもいいくらい小さいという(軽く補足が入る程度)という隠れ不幸キャラ
    • 獅子戦争における扱いという意味でなら、アルマの誘拐は戦争とは(表向きは)何の関係もない出来事なので当たり前である。
      ゲーム的にはラムザは終盤は誘拐されたアルマをひたすら追いかけているので決して扱いは小さくない。

FF14

アライアンスレイド「リターン・トゥ・イヴァリース」の第3弾「楽欲(ぎょうよく)の僧院 オーボンヌ」として登場。
ゴルモア大密林を流れる大河ゼイレキレの中程にある滝の岩肌をくり抜いて作られた寺院。
長い年月経過によって外装は完全に自然に侵食されてしまっているが、内部は修道院としての雰囲気を残している。
最深部には、死都ミュロンドへと至るカオスゲートが存在する。
登場するボスはラストを除くと予想外の者達が出てくる。

DFFAC

FFTのステージとして登場。
同作特有の長方形に区切られたマップをそのまま再現しており、修道院が空を飛んでいるようなシュールな見た目。
終盤演出ではOPのように雷雨となる。


サンドバッグ役はオニオンナイト(スキンセット:1st(C))。
「緑」は、作中の骸旅団、盗賊やごろつき、フリーの冒険者、そしてランダムエンカウントバトルで出現する敵人間ユニットを示す色である。