1989年に発行された、当時の人気RPGの登場人物を独自の観点から考察した本。
著者は、まないたさんぞう。
FF以外にも「ゼルダの伝説」「ドラゴンクエスト」「ウィザードリィ」他、多数のシリーズを扱っている。
しかし、その紹介文はあまりにも現在のユーザーのイメージから掛け離れたものが多く、
ネタ以外の何ものでもない。
FF1
アストス
蟹座/AB型(にっくき悪役編)
クラウンを手にした時の台詞「マンモスうれPー」は、当時の流行語。
- 元ネタは当時のアイドル・酒井法子の所謂「のりピー語」。
ガーランド
20歳/山羊座/O型(にっくき悪役編)
DFFで内海氏が演じるあの貫禄で、セシルやバッツと同い年かと想像すると…。
ウネ
牡牛座/B型(にぎやかな国民編)
出典ははっきり「ファイナルファンタジーI」と書かれているのに、
周りに居るのは明らかにフリオニール・マリア・ガイ。
バハムート
双子座/ドラゴン型(にぎやかな国民編)
そもそも、国民…?
マトーヤ
魚座/A型(にぎやかな国民編)
年齢は200歳を超えているらしい。
FF2
ガイ
獅子座/B型(たのもしい仲間編)
ムースという獣に育てられたらしい。
そんなモンスターは本編はおろか、小説版にも登場しない。
マリア
射手座/B型(たのもしい仲間編)
ミンウ
山羊座/A型(たのもしい仲間編)
4コマ漫画で、アルテマの封印を解く究極呪文が「テケレッツのパーッ」。
- 元ネタは特撮番組「怪獣ブースカ」。
レイラ
水瓶座/B型(たのもしい仲間編)
冒険の後日談では家庭の主婦になり、「娘だけは船乗りにしない」と誓ったらしい。
レオンハルト
21歳/牡羊座/O型(たのもしい仲間編)
ヒルダ
乙女座/O型(うるわしのお姫さま編)
余談
肝心のフリオニールが紹介されていないのも、ある意味ネタ。