FF8
生涯を物作りに捧げた種族。外見は、異常に大きな顎と手を持った亜人種といったところ。
種族名の由来は、技術を私欲のためではなく、あくまでも趣味的に利用することから。
引き篭もりオタというよりも頑固気質の職人といった感じの人物が多い。
彼らに言わせれば趣味に没頭する事を辞めたとしても行き着く先は趣味であるという。
近年はトラビア地方にある村の外に出て、「旅する者」も少数ながら存在する。
基本的に現世欲を嫌う者が多いが、変わりダネがノーグである。
彼はシュミ族特有の没頭能力を生かして学園を経営する程の富を得た。
オタ的に言うならば同人ゴロか。
「オタク」というよりも「趣味人」と言う方が的確な表現の種族のような気がする。
偉大な手を持つ長老ともなると、ユーモアのセンスもある。
彼らはある時期になると「変身する」。ムンバはその一例。
ムンバは言葉もしゃべれない獣のような生物なので、退化しているといっていいのだが、
彼らはそれをも受け入れている。
- それでもムンバは長老宅の門番という雑用を任されていたりする。
- 石集めやラグナ像のイベントの進行具合で、話し掛けた時の反応が変わる。かわいい。
ちなみに長老になるためには、その世代で最も優れた創造を行うことが条件だという。
一例とあるようにすべてのシュミ族がムンバになるとは限らない。
ツクリテは「人間」になることを目指し、ノーグは何に変化したか定かではない。
石集めイベントで青石を発見した時の像を造る者のリアクションは必見。!~あ~あ~
地下に村があるのは商用の石を採掘するためだが、遊び心がないわけではないらしい。
物作りに没頭する職人的種族だが、あまり頑固さが見られないのは常に遊び心をもっているからだろう
長老のおつきの言葉遣いがなんだか妙だと思っていたが、どうも彼はシュミ族における「いわゆる最近の若者」のようだ。
長老の贈り物が、外界の者であるスコール達にその真意を見抜かれた際に
もったいぶらずに渡しゃあ良いものを、と発言したせいで、不眠不休でラグナ像の完成をさせろと命じられてしまった。
このとき彼は「作りたくない」と発言しており、シュミ族といえど作りたいものや情熱には個人差、あるいは世代差があるのかもしれない。
- 違う。
長老のおつきがラグナ像制作に就きたくないのは、尊敬するラグナと共に戦う道を歩みたいから。長老は村から離れられず、シュミ族は最高の職人が長老に進化してしまう。おつきの彼は次期長老と目されているためラグナ像制作はより長老への進化へと近付くことになる。
彼がいちいち長老に反抗的なのは、それが叶わないと理解しつつも追放してもらいたい希望の裏返しのようなもの。完成後の会話を読めば分かるだろうが、彼は像の完成によって長年の未練を昇華させる。
「作りたくない」のではなく、未練に区切りをつけることを嫌っていただけ。