概要
どれも大気のバランスを操り、局所的に天候を変化させる攻撃魔法。
作品によっては、「水属性」の「ウォータ」を加えた「4大魔法」になっていたりもする。
- 一般的なRPGでは普通はFF1のクリスタルに使われる「地・水・風・火」の四属性で構成されることが多いが、FFでは地と風は別区分あるいは特殊な属性という位置づけになる傾向にある(黒魔法にないなど)。
- このためか、風属性の「エアロ系」はFFでは不遇な扱いであることが多い。
- FF2の時点では毒属性が雷属性と相反するかのような扱いを受けており、クラウダを加えて四属性とでもいうべき存在になっていた。特に呼称はないが。
FF3
FF3の攻略本基礎知識編(P43)では「最古の3大魔法」と紹介され、元は祭司が自分の力を誇示し、儀式を華やかにするための呪術だったされている。
FF3では、「ファイア」「ファイラ」「ファイガ」、「ブリザド」「ブリザラ」「ブリザガ」、「サンダー」「サンダラ」「サンダガ」の3系統9種の魔法のことを指す。
FF4
FF4の攻略本設定資料編(P49)には、ファイア、ブリザド、サンダーを指す俗称として「三大黒魔法」が登場する。
FF6
初心者の家で、三属性と、それを代表する魔法としてファイア、ブリザド、サンダーの名が挙げられている。
各魔法ごとに消費MPと威力に誤差が生じている。
また幻獣イフリート、シヴァ、ラムウが「三柱の力を持った兄弟」と名乗っている。
- この他三闘神が三属性それぞれの魔法を得意としている。
- 本作の冷気魔法は、同格の炎・稲妻魔法に全て攻撃力で勝っている。とはいえ誤差程度だが。
- それに対しサンダーとサンダガはファイアとファイガに劣っているが、サンダラだけはファイラに勝っている。
FFUSA
FFUSAでは黒魔法が地水火風に対応しているため、サンダーは別格の封印魔法扱いになっている。
光の4戦士
「光の4戦士」では、4大クリスタルが登場しない(クリスタル自体は登場するが1個だけ)にも関わらず、
基本属性が「火」「風」「水」「土」と、FF1等のクリスタルに対応したものだったりする。
(「ブリザド」系は「水」、「サンダー」系は「光」属性扱い。)
FF零式
FF零式では、三大魔法のそれぞれがRF、SHG、BOM、ROK、MISに分かれている。
軍事用に開発された設定であり、それ故に用途別の形式変化となっている。
三大魔法も武器としての用途として考案された設定があり、「三大魔法」という設定を合理化しようとする意識がみられる。
- これら三大魔法に力が注がれている分、他の攻撃魔法(エアロ・クエイク・ウォータなど)はあまり出てこない。
- クエイクは特殊魔法の括りで登場する。
他の魔法も軍事目的で使用されていないだけで、存在自体はしている可能性がある。 - コミカライズ版のFF零式外伝ではウォータを使用している場面があるが、傷口を洗うという目的で使われており戦闘用魔法ではなさそう。
作中のクラサメ達の発言から推測するに、基本的には生活に必要な水をその場で生成するという使用方法をされているようだ。
(そのためか河川や井戸から水を汲むという考え方は、朱雀には存在しないらしい)
- クエイクは特殊魔法の括りで登場する。