設定/【伝説の大崩壊】

Last-modified: 2018-08-19 (日) 09:34:58

イヴァリース史より。FF12とFFTの間に起こった詳細不明の大災害で、これがきっかけで飛空艇まで生み出していた文明が中世レベルまで衰退することになった。
獅子戦争当時では、ただのおとぎ話だとされていたが、魔大陸ができあがった原因が大崩壊による衝撃と学会で統一されていることから何かがあったのは確かである。


その被害

カシュカ王朝【オーダリア大陸】

首都をエウレカとして栄華を誇ったが伝説の大崩壊によって王家の莫大な遺産とともに壊滅した。

試練の城【オーダリア大陸】

大崩壊によってバロン王国の王立兵士訓練学校が失われた。

失われた有翼人【イヴァリース】

有翼人は地中にある浮遊石を結晶にする技術を持っており、天高い星の海に浮かぶ彼等の城、
浮遊城にもこの技術が使われていた。
しかし大崩壊で有翼人とともにその技術も失われた。
エグル族がかつて浮遊石の強大なエネルギーから技術を発展させ神の時代に
飛空艇まで完成させていたことから、この有翼人はエグル族にあたると思われる。

バブイルの塔【オーダリア大陸】

地底の奥深くから天空にまで伸びていると云われる伝説の塔。「巨人の塔」とまで呼ばれるこの塔は、伝説の大崩壊にも朽ち果てることなく、旧文明を伝える貴重な遺跡となった。

魔大陸【オーダリア大陸】

大崩壊の衝撃による地中内の浮遊石バランスの変化によってできたとされる空中大陸。

その影響

機工技術

飛空艇をはじめ多くの技術は失われたが『銃』など一部の技術は機工士達によって復元される。

機工都市ゴーグの地下に埋もれた機械【FFT】

壊れて動かないはずの機械が聖石を近づけるとうなり始める。

魔石(クリスタル)

クリスタル自体は存在するようだが世界のエネルギー源として利用されなくなり、魔石を動力としていた飛空艇などの機工技術は失われる。


これだけの影響が出るとは、地球規模の災害や戦争は考えにくい。
地殻変動も考えられるが、それでエグル族が丸ごと滅びるだろうか。
実際、種族1つがなくなるという災害は宇宙規模であり、この正体はやはり
スクウェアお得意の隕石だろうか。

  • 一つの種族の絶滅は現実の地球上では結構な頻度で起きています。地殻変動によって星の電磁波が消えて宇宙放射線が照射された、なんてことでかなりの生物が消えますし、隕石の衝突だと、大半の生物が絶滅しちゃいます(一つの種族のみ器用に絶滅させる隕石衝突があるかどうか・・・)。

以下のように考えられないだろうか。
魔大陸ができる過程の説
隕石が地表面に衝突する→その衝撃で地表面の一部がはがれ、吹き飛ばされる→物理反応で浮遊石のバランスが崩れ、その破片だけが地上に戻らなくなる→その破片が空中大陸となる。
いわば、風船と同じように空中に浮いたままの状態になってしまったのである。

議論

別ページにも書いたが、後の時代にオキューリアがいないことを考えると、人類とオキューリア率いるルカヴィ(同じ名前の異形者がオキューリアの創造物であることを考えて)の間で戦争があり、オキューリアが巨大破魔石を作動させたと考えられないか?
オキューリアは人類に負け、ルカヴィは12の召喚獣のように石(聖石?)に封じられたため、オキューリアが世界を道連れに自爆したとか。

  • 伝説の大崩壊後にオキューリアがいないっていうソースは?
    それとアルティマニアによれば、ルカヴィはオキューリアと敵対して千年神戦争を起こして、オキューリアに封印されてる関係。
    オキューリアとルカヴィが組む可能性は考えにくいね。
  • まだオキューリア&光の異形者VS人間&闇の異形者の方が有り得る。
  • FF12アルティマニアに、オキューリアの仕業であることを暗に示すスタッフの発言がある。
    オキューリアは過去にも大規模な天変地異を数回起こしていることが確定しているので
    オキューリアが絡んでいる可能性は極めて高いと思われる。
    伝説の大崩壊のあとにも大洪水が起こるので、オキューリアが死滅することは考えにくい。
  • オキューリアVS人間&ルカヴィ説がありそうな説だと思う。FF12終了時ではクリスタル・グランデに巨大破魔石が残っているが、以降の世界で破魔石が出てこないことを考えるとこの巨大破魔石がなんらかの要因で発動し大崩壊を起こした可能性は高い。
     

人類やモンスターを残して文明だけ綺麗に持っていくあたり、かなり器用な災害であることは間違いなかろう

  • FF12の後に宇宙人の襲来にあって文明は崩壊、その後地球のごくわずかな
    生き残った人間が復興を始めて、とか…
    無いですね…
  • 人の絶対数が少なくなって文明が進歩せず、場合によっては後退するのは現実でもあるんだよね。FFの中で例えるとFF10のザナルカンドとかそうだったでしょ
    • それは機械禁止の「エボンの教え」があったからだ。これを欺瞞と知っている寺院中枢だけででも再興できなくもないが「機械禁止のエボンが技師を集めてる!」となれば普通は逃げて行方を眩ませるだろ。
  • オキューリアならある程度の数人間をギルヴェガンに保護したのち破魔石で残りの文明消し飛ばして
    再教育、ぐらいやりそうだ。

よくある設定といえばよくある設定である。
とりあえず下名がぱっと思いつくだけでもBASTARD、ナウシカ、うたわれるものといった作品は文明が崩壊した後の退行した世界が舞台となっている。

  • 「現在の技術では作ることの出来ないオーバーテクノロジー」を出す優秀な「シナリオ技法」のひとつと言えなくもない。「現在は失われた技術・魔術」などと言った表現まで解釈を拡げるなら、大抵のRPGに当てはまる要素が存在するだろう。
    • そのあたり上手く描写しないと軌跡シリーズみたいにゼノギアス化だのスーパーロボット大戦化とか言われることになる。
  • イヴァリース歴19XX年、ダルマスカ王国は破魔石の炎に包まれた。

↑FF5の世界も古代のハイテク文明が滅びた後の世界だな。

  • アレはロンカ周辺とクレッセントの町周辺だけじゃないのか?
  • FF5のは恐らく文明として掘り出されていなかっただけでは。
    遺跡もそのまま放置されていたし、何より世界が分離しているから手が付け難いだろう。
  • エヌオーの時代、ロンカ遺跡などから考えるにFF5本編時よりも進んでる何らかの文明はあったと思う。
    ちなみに昔の文明は凄かったって設定の元ネタは初期から中期のローマ帝国
    • ヨーロッパは他の旧帝国領に比べて文明の後退が凄まじく、冗談抜きで1000年近く後退したという事実は、上で語られてる人類やモンスターを残して文明だけ後退するのか?という疑問の答えとも言える。
    • 国家体制の変遷等で既存の社会インフラが崩壊したことにより維持できなくなった技術が失われるケースというのはローマに限らず実は結構存在する。日本でも武士の台頭により武力の地方分権化が進んだ結果、整備に手間のかかる弩などの機構兵器を運用する技術は廃れていった。逆に中世ヨーロッパにおける農業技術や冶金技術のように、必要とされる技術はそのまま維持発展を見せることもある。

FFTの時代のイヴァリースでは、大崩壊から人類を救ったメサ・リクセンの話が広く知られているが、おとぎ話扱いになっている。

  • メサを実在の人物と仮定するなら、彼の自伝で登場する帝国パラメキアは「伝説の大崩壊」が起きた頃に存在したことになる。