音楽/【バロン王国】

Last-modified: 2023-10-05 (木) 17:45:48

地名・地形/【バロン王国】


FF4

バロン城で流れる。
いかにも、軍事国家ってカンジの曲。


冒頭のソロからトランペットが入るまでが最大の特徴。何とも悲劇的なイントロである。
その後に続くマーチも不安を払拭する事の無いマイナー調。
この国が背負う業でも表しているかのようだ。

  • 調整的には確かにマイナーで不安定な雰囲気があるが、悲劇的ってほどでもない。鋭いイントロと勇壮なマーチでいかにも軍事国家という感じだ。

SFC版サントラでは、冒頭に前曲「赤い翼」が僅かに被さってしまっている。
リマスター版では、「赤い翼」も他の曲と同じくフェードアウトになったためか、この問題も解決している。

  • ループでフェードアウトせず、アウトロの「ジャンジャン!ジャジャジャン!」のところで唐突に曲が終わる(ゲーム中ではここで曲が途切れることは一切ない)ようになっており、音の余韻が終わらない内に次のトラックへ繋げてしまってるため。
    アルバム構成上意図したものなのか、収録時間の都合上の措置なのかは不明。
    FF6のSFC版サントラにおける「魔大陸」~「大破壊」の流れも似たような構成になってるが、こちらはメドレー的な構成にしているためか、
    次トラックへの音の余韻の被さりがない代わりに、「魔大陸」の最後に無音の間が設けられていないので、ループ再生すると若干違和感が出る。

FF4(GBA版)

GBA版の月の遺跡では、セシルが挑む試練のエントランスロビーでも流れる。

  • 青き星から遥か遠い地の深き洞窟でこの曲を聞くと、やっぱり心が故郷に帰る。
    なんだかんだ言ってセシルにとってバロンはふるさとのようなもの。
  • 序盤の出発時は不穏な空気をなんとなく感じさせ、カイポの村ではバロンの不穏な空気を明確にさせ、カイナッツォを倒す時はかつての自分を精算させる決意を感じさせ、シドの弟子に協力してもらう頃はやっと正常な空気が定着してきた安堵感を感じさせ、そして月の遺跡で聴くころにはすっかり故郷を思い出させる、セシルにとっての足跡が詰まったBGMだと思う。
    • なんかしつこく不穏不穏って言ってるけどんな曲じゃないから。
      • 感じ方の個人差だと思われる。勇ましさと不穏さが同居している曲というのは自分も同意する。

FF4(DS版)

「バロン王国のテーマだね。
 勇猛にして厳格な曲だ。」byギルバート

  • 作中のバロン王国の運命から見るに、勇猛というより不穏な曲に感じるんだが…。
    • どう聞いてもそんな曲じゃないわ。
      • 勇猛でもあり不穏でもある。イントロだけ聞いたら完全に悪役のテーマだし。
        サビまで聴くことで一転して勇ましさが増していく印象。

ジュークボックスでは名前が「Kingdon Baron」になっている。

FF14

月の地下渓谷のBGMとしてアレンジされて登場。
赤い翼巨人のダンジョンを押しのけてのまさかの選曲に面食らうが、その理由はダンジョンを進むと明らかになる

TFF

ミュージアムでアレンジが流れる。