FF2
FF2のストーリーを象徴する一曲。勇壮さと悲壮感が同時に漂うが、竜巻以降は(エンディングまでは)聞けなくなる。
明らかにオーケストラを意識したダイナミックなメロディは、2の曲中でも随一の人気を誇る。
オーケストラコンサート「20020220」でオーケストラアレンジされた。
- 20020220より前に交響組曲ファイナルファンタジーでもラストの曲としてオーケストラで演奏されている。
どちらにしてもアレンジは秀逸。
「FINAL FANTASY 1987-1994」のライナーノートにおける植松氏のコメントによると、『交響組曲ファイナルファンタジー』(PSCR-5253)の素晴らしさに感動し、「いつか自分でもオーケストラアレンジを」と4年後ゲーム音楽コンサートで自らの手によるオーケストラの編曲に挑戦したのだが、実際に聞いてみると自らが施した編曲は「予想していたよりもずっとひどいもの」だったという。
コンサートの後しょげかえる植松氏に「これは植松君にとってのレベル1なんだよ。レベル1を経験しないとレベル2には行けないだろ」と励ましの言葉をかけてくれたのは、すぎやまこういち氏であった。
FF2(PS版・GBA版)
曲の長さがFC版の2倍(2ループ分)になる。
後半部分ではギターソロによる哀愁漂うアレンジが為されている。
FF2(PSP版)
秘紋の迷宮の「のばら」のフロアでいつでも聴けるようになった。
FF15
レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。
DFF・DDFF
FC版の原曲がそのまま収録されている。
- あのレトロ感がなんとも言えない。
DFFAC
戦闘曲の1つとして登場。
ロックアレンジの熱い曲に仕上がっている。
余談ではあるが、音楽のジャンルである「ロック」は「反乱」という意味の言葉でもある。
作曲者が意図したかどうかは不明だが、熱い魂を胸に反乱軍として戦うフリオニールにピッタリな曲であろう。
後に原曲版も選択可能となった。
こちらはプレイヤーズサイトのショップにて3600ギルで販売されている。
TFF
原曲が収録されている。EMSとして演奏可能。
背景でFF2のダイジェストムービーが流れる。
TFFの企画を最初に任天堂に持って行った際、窓口の人の第一声が「反乱軍のテーマが入っているか」だったという。
曲自体は相当古いのに、根強い人気が伺えるエピソードであろう。
TFFCC
原曲が収録されており、今作ではBMSとしてプレイできる。