FF3
タイトルそのままに、水の巫女・エリアのテーマ。難破船で流れる。
束の間の安らぎと同時に、後の運命をも予感させてしまう寂(さび)を持つメロディ。
後に植松氏本人が得意かも、とのたまう少女的キャラのテーマ曲の開祖といえる一曲である。
- 悲しみのセレナーデとメドレーで流せば、もっと悲しい。
- 退場の際にレクイエムが流れるキャラは多いが、エリアのみこの曲が流れる。
まさにこの曲から始まり、この曲で最期を迎えるので彼女の為のテーマといえる。
同時に世界が元の姿に戻り、果てしなき大海原と共に二度と聴けなくなってしまう。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
DS版のOPムービー時の曲の後半に一節が入っている。
ちょうどエリアも登場する。
BGMはFC版よりも低めの曲調になり、透明感が薄れて寂寥感が増したアレンジとなる。
また、最後に少し追加部分がある。
FF3(ピクセルリマスター版)
イントロがついた。DS版よりもFC版のイメージに近いアレンジ。
FF15
レガリアのカーステレオで放送される曲として聞くことができる。
TFF
原曲が収録されている。EMSとして演奏可能。
TFFCC
原曲が収録されており、今作ではFMSとしてプレイできる。
その他
「ボーカルコレクションズ 祈り」に歌詞つきアレンジの「Once You Meet Her」が収録されている。
- 原曲より厚みがあり暖かい印象だが、後世の人視点による、物語のような世界観でもある。
その距離感が切ない。彼女は立派に役目を果たしたのに…
歌詞は運命的な要素を引いても、初恋というものの特別さをすこしだけ垣間見せてくれる。