魔法/【ストライ】

Last-modified: 2023-06-14 (水) 08:56:14

元ネタはD&Dの魔法「ストライキング」だと思われる。


FF1

レベル2の黒魔法。名前の由来は『打つ、たたく』などの意味であるstrikeから。
その名の通り味方一人の攻撃力を上げる効果なのだが、FC版ではバグにより何の効果も発揮していない。

  • 後の作品のバーサクなどと違いデメリットも無く、重ねがけも有効という非常に強力な魔法。
    重ねがけすればラスボスさえも一撃で殴り倒す事が可能だったのに。

実際に検証して確認したプレイヤーによると、本当にまったく機能していない。


バグに関しては、もともとダメージにバラつきがあるので、普通にプレイしてると効果が無いことに気付かないことも。
プラシーボというか「まあ、強くなったと言われれば強くなったかな?」みたいな。
そういう人は、後年になって「効果が無い」という情報を知らされてけっこうショックだったり。

  • 重ねがけできる仕様はリメイクからの後付けだが、プロテスやインビジが重ね放題なこと考えると、この魔法が重ねがけできるのも当初からの想定通りかと思われる。

FF1(WSC版以降)

リメイク版以降ではバグが修正されたため、一気に使える魔法へと変わった。
効果は攻撃力を14上げるというもので、重ね掛けも可能。
WSC版では攻撃力255まで、PS版以降では基本攻撃力+255まで上げられるようになった。
特にクリティカル率の高い武器を装備しているキャラやモンクに対して使うと効果が高い。
スーパーモンク辺りに重ねがけすればオメガも真っ青なほどのダメージを叩き出す。


効力は上位魔法のセーバーに劣るが、他人に掛けられるという利点がある。
さらにセーバーの効果を持つきょじんのこては一つしか手に入らないため、
攻撃力を一気にブーストさせたい場合にはきょじんのこて入手後でも実用的。


GBA版以降は力の薬で代用可。WSC・PS版が一番使えるかもしれない。

  • 力の薬は効果が低め。重ねがけするなら、ストライのほうが早く終わる。
    普段はこっち、使えないキャラの場合は力の薬、と使い分けるといい。

FF11

赤魔道士、魔導剣士が習得する白魔法。強化魔法に分類される。
対象(ただし、選べるのは自身のみ)に「マルチアタック」状態を付与する効果。
ストライと赤魔道士専用のストライIIが存在し、ストライではダブルアタック同様の2回連続攻撃が、ストライIIではトリプルアタック同様の3回連続攻撃が行われるようになる。
そのため、FF1のストライよりもむしろヘイストに近い効果と言える。


詳細はこちら→ストライ