用語集

Last-modified: 2015-05-14 (木) 08:16:18

概要

こちらではForza3内に出てくる用語をまとめるページとなっております。
クルマ関係で分からない用語も追加していく感じになるのかしら?
自動車会社やアップグレードやメーカーデカールで関係するメーカーについてはメーカー事典に分割しました。
自動車の車名・形式名については車種事典に分割しました。
項目・内容の削除は必ず意見・要望ページにて議論をし、合意を経てから行ってください。



アウトインアウト

  • コーナリングの基本の1つ。コーナー外側からコーナー内側へ向かって進入し、アウト側へ脱出する走法。

アシスト

  • 補助の意。自動車の世界では、車両をコントロールするにあたって車の一部機能を自動的にコントロールしてくれる機能が多々ある。また、ガイドもアシストの1つ。
  • Forza3では、ABS、STM、TCS、オートプレーキの車両補助機能、推奨ラインのガイド補助がある。無論個別にON/OFF可能。
  • オンラインレースでは使えないが、リワインドもアシストの一種といえる。

アリタリア…Alitalia --Compagnia Aerea Italiana S.p.A

  • イタリアの航空会社。現アリタリア・イタリア航空。
  • 主にランチアのラリーカーのスポンサーとなっていたこともある。Alitaliaのロゴの先頭の「A」が大きく書かれているものはアリタリアカラーと呼ばれる。

痛車

  • 車体に漫画・アニメキャラクター(特に萌えキャラ)等が描かれた車の事。
  • 広義ではごちゃまぜなデカール(メーカーなど)を至る所に貼りつけた車も指す。
  • 因みにあまりにわいせつな痛車をオークションに出品した場合、アカウント一時停止の憂き目を食らう。

イトー

  • ドライバーを採用(「と」行参照)する際のドライバーの愛称。
  • 元々Forza2にはドライバー採用にあたるAIドライバーモードが搭載されていたが、様々なドライバーが居る中で、報酬半額と言う超謙虚なネ申ドライバーが居るのだが、そのネ申の名が「S.Ito」だった事と、Forza3では同じく採用時報酬半額の為、採用ドライバーが1人になった事に伴ってイトーorイトーちゃんorイトーくんと呼ばれる。

インジェクション

  • 燃料のガソリンを混合気にする手段として、燃料ポンプでガソリンに高圧をかけ弁の開閉で吸気パイプ内に必要な量だけのガソリンを噴射するシステムのこと。燃料噴射装置。
  • ターボやスーパーチャージャーによる高出力化を容易にしたり、三元触媒による排気ガス浄化を行うためには混合気の空燃比を厳密に制御する必要があり、エアフローセンサー・O2センサーなどセンサー類にもとづいて燃料噴射量を計算するコンピュータの発達にも助けられ、1970年代のスポーツカーから採用が増えた。
  • 当初のインジェクションは非常に高価だったため、高出力を必要とし、コスト的に吸収できるスポーツカーから採用されていった。
  • 1980年代以降の排ガス規制の強化に伴い、コストに厳しい小型車にまでインジェクションの採用が増えていった。またインジェクション自体のコストも量産効果で低下していった。
  • 現在生産されている乗用車では、すべてがインジェクションである。
  • 世界初のインジェクション装備車は、Forza3にも収録されているMercedes-Benzの300SLである。ただしこのときにはコンピュータは使われず噴射量は機械的に制御されていた。

エンジンカーブ

  • 性能曲線とも。
  • エンジンの回転数によって、出力やトルクがどう変わるかを見る事が出来る。
  • 一定の回転数から極端に出力などが上がる場合は過給器の効果が急激に効き出すということである。アクセルの調整がむずかしいと感じたらエンジンカーブを緩やかにさせるようにしてみるとよい。

横転…roll over

  • 車がひっくり返ること。Forzaでは3(今作)から実装された
  • 横転を誘発しやすい車・行動は、
    ・車幅が小さい・車高が高い・タイヤのグリップ性能が良い・サスペンションが固い車
    ・縁石の高いものに乗り上げる・フェイントモーションをした後に反対へ急にハンドルを切る
    などがある。

オカマ

  • 追突する事。「オカマを掘られる」と言う表現をする。

オークション

  • 販売者が物を出品し、購入希望者が購入価格を申請して行き一番高い購入希望価格を申請した購入者(落札者)が購入権を得る販売方式の1つ。競売とも。
  • Forza Motorsportsでは、車両をオークションに掛ける事ができる。大抵プライズカーを売っ払ってカネにする目的の者が多いが、先述の痛車やレーサーレプリカペイント等が出品されると、たちまち購入希望者が殺到し、良作車両が話題となる場でもある。
  • ディーラー購入すると100万とかすごく高価だけどドライバーレベルアップでタダでもらえる「プライズカー」に2台目が欲しくなったとき(あるいはまだそのレベルまでしばらくたどり着けなさそうだけど乗りたくなったとき)、オークションを探してみると安価に放出してくれてる人が結構居る。
  • なのだが、たまに法外な値段で出品している人もいる。(チューンしていないノーマルのRX-7を100万で出品している、MR-Sを500万で出していたりなど)

型式名

  • S15やZ33等のクルマの型式(厳密には対応している排ガス規制に応じて頭に"E-"や"ABA-"が付く)。
  • 年式などの違いによるモデルの区別が出来る事や呼びやすさから、多くのクルマ好きは型式を用いてクルマを呼ぶ。
  • Forza3のゲーム内略称においてもしばしば用いられている。(RX-7 FC、Silvia S15等)
  • 上の様にクルマはその型式で呼称される事が多いがその限りでもなく、インテRやエスニ(S2000)、ランエボなど、車両名やその略称が用いられる車種もある。
  • E60(BMW)のようなものはコードネームと言われるもので、型式名ではない。
  • 数十年前のクルマ(特に外車)には、型式名自体がないものもある。LamborghiniやFerrariは基本的に型式名を付けていない。また、限定モデルのみ型式名がないものもある。

カタルーニャ…Circuit de Catalunya

  • バルセロナGPコースとも呼ばれる

逆光

  • 太陽が正面にある場合に、その他が暗く見える現象。
  • セドナリバースで外周の直線手前に来たとき、初めての人は「うおっ、まぶしっ!」と言ってしまうだろう。
  • もてぎのオーバルくぐっての戻り、ラグナセカの最終コーナーでも言っちゃうことがある。

キャブレター

  • 排ガス規制が厳しくなる1980年ごろまでの自動車に採用されていた、ガソリンを混合気にするための装置。
  • 塗装用のスプレーガンと同じ仕組みを使っており、燃料のガソリンは大気圧でボウルに貯まっていて、吸気が加速され負圧となることで自然にガソリンが吸い出され霧状に混合される原理で混合気を作っていた。
  • いわゆる旧車は、ほとんどがこのキャブレター装備である。
  • キャブレター時代には、キャブレターの性能でエンジン性能が決まる部分も多かったため、ソレックスやウェーバーといったブランドのキャブレターが高性能としてスポーツカーに採用されていた。
  • インジェクションに比べアクセル操作がダイレクトにエンジンの吹け上がりにつながり気持ちがいいという評価もある。→マンガ「湾岸MIDNIGHT」
  • Forza3ではアップグレード項目として並べられている。

キャンバー

  • 車の正面から見たときのタイヤの傾斜角度の事。これをハの字にしたりV字型にする事。ホイールの抜け出しを防止する効果と、ステアリングの重さを軽減する効果がある。
  • かつてパワーステアリングが無かった時代にポジティブキャンバー(V字)にする事でステアリングを軽くするという苦肉の策が採られていた時期があった。

旧車

  • 1970年代後半以前の車を指す事が多い。国産車ではハコスカ、S30フェアレディZなど。

クラッチ蹴り、蹴り

  • アクセル全開のままクラッチペダルを踏み込み、エンジンの回転数を上げるテクニック。ドリフト走行でリアタイヤのグリップを低下させ、ドリフト状態にする為のきっかけを作るのに使われる基本テク。
  • クラッチペダルを蹴飛ばす様に踏むためこう呼ばれる。
  • アクセルを踏んだまま一旦クラッチを切ると無論のこと回転数が上がり、その状態でクラッチを戻すと、当然の事ながらクラッチが繋がった際に原動機(エンジン)の回転数が急激に駆動軸に伝わる為、駆動している方のトラクションが下がる事を利用したテク。
  • よく自動車教習所でクラッチ切る時はアクセルから離してからやれと言われるのはこの為である。

グラベル...Gravel

  • 未舗装の路面の事を指す。類義語にダード、対義語にターマックがある。

クリッピングポイント

  • コーナリングラインに於けるコーナーの内側に一番近いポイントのこと。基本的にここを通過してアクセルを開けて行くのが理想的なコーナリングとなる。

クロソイド曲線…clothoid curve

  • 道路を造る時にそれなりに重要な曲線。
  • 簡単に言えば円形のカーブにさらに緩いカーブ(クロソイド曲線)を挟んで曲がりやすくするための曲線。
  • サーキットでは、バンクがある様な大きなカーブで使われている事が多い。もしクロソイド曲線を挟んでいなかった場合はアヴス(AVUS)の様なハメになる。

じゃじゃ馬

  • 下手なアクセル、ブレーキではまともに扱えない車の事。時に上級者でさえも頭を悩ませるほど扱いにくい
  • アシストを入れるとその傾向は軽減する。
  • 特にWRCがグループB車両で行われていた時代は、勝つための装備とパワーを得た代わりに、劣悪なコントロール性能を持つ車が使われていた。その結果、2年間で6名(ランチアのドライバー2名とコ・ドライバー1名、観客3名)もの死者が出てしまった。
  • Forza3の収録車両で例を挙げると、Datsun 510(ブルーバード)をBNR34 Nürのエンジンに換装して、FRのままフルチューンしたものが特にじゃじゃ馬の傾向が強いと思われる。また、普段ケツが出にくいGT-Rも、Sクラス中盤レベルまでパワーアップするとアクセル開度ひとつで簡単にドリフトできるじゃじゃ馬と化す。

サーキット走行専用車

  • 文字通り,サーキットのみでしか走れない車。
  • 仕様上,公道での走行は不可能である。
  • 移動の際は,キャリアカーを使用することになる。
  • 代表的なものには,フェラーリ・599XX,パガーニ・ゾンダRがある。

サルトサーキット...circuit de la sarthe

  • サルテサーキットとも。そこは日本人の曖昧な言い方。
  • 十数回改修されているが、主に危険性が浮かび上がることが理由であった。
  • 24時間レース「ル・マン 24 (LE MANS 24)」を行うサーキットとして戦前近くからあるサーキット。故に規模も、死亡者数も、過酷さも十二分にあるコースである。
  • バイク用のブガッティ・コースと公道コースがある。
  • 関連用語→ミュルサンヌ
  • Forza3内のサーキット固有アイコンでは、LE MANS表記のほうが目立つ。

車高...height

  • クルマの身長と言えばしっくりくる。
  • 155cmあたりから立体駐車場に入らないとされている。
  • forza3のなかでもっとも車高が低いものは、Ford GT40(1m程度)である。おおよそ190cmを越える人は乗る事が出来ない(Jeremy Clarksonは190cm近い身の丈になってしまい、愛車とすることを断念した。)
  • Forza3では、サスペンションを「レース」にアップグレードすると「チューニング」で車高を調整することができるようになる。このときの数値は上でいうところの車の全高だったり最低地上高だったりではなく、タイヤが上下に動くことのできる幅である。

車重

  • 乾燥重量…燃料など、巡航に必要な液体が入ってない時の重量。(Curb Weight)
  • 総重量…定員数の人と燃料など全て含めた状態の重量。
  • 軽くすれば発進加速は多少ながら良くなる。(但し車重によるグリップが少なくなるので劇的には変わらない)
  • 軽い車は制動がよく効き、またコーナリング性能も強い。
  • 安全装備のため最近の車は重くなってきている(10年以上前の軽自動車と今の軽自動車は結構変わっている)
  • また、スポーツカーやツーリングカーが必ずしも軽いという訳でもない(Mercedes-Benz SLRやAstonmartin V8 Vantageなど1.5トン以上ある車もある)
  • その車のエンジン位置や駆動方式などにより、前輪にかかる重量と後輪にかかる重量とは異なることが多く、前輪と後輪にかかる重量のバランスを60:40だとか45:55だとか比で表すことを前後重量比と呼ぶ。前後重量比は50:50になる場合がもっとも車の運動性能がよくなるといわれている。
  • Forza3では、前後重量比も正確にシミュレートしており、軽量化や駆動方式換装などのアップグレードを行ったときには前後重量比もアップグレード内容に伴った変化をする。

スーパーカー…Super Car

  • 人によって当てはまる車が曖昧だが、ルックスが格好良く、動力性能がとびきり良く、欧州車であるものを指すことが多い。かつては日本円にして1,000万円以上のものをスーパーカーと呼んでいた時期もあり、スーパーカー消しゴムが空前の大ブームとなった事も。
  • アメリカ産のものはマッスルカーと呼ばれる事が多い。
  • 現在の水準で見れば動力性能が良くない物でも、当時は動力性能が良かったものはスーパーカーと呼ばれる。
  • Forza3では、スーパーカーと分類される物は
    ・ブガッティ・ヴェイロン
    ・フェラーリ F40、F50、エンツォフェラーリ
    ・ランボルギーニ カウンタック
    ・ホンダ NSX
    …などが当てはまる。

スーパー耐久…Group N

  • 日本で行われるレースの1つ。FIAで言うグループNに相当する。ST1~ST4までが存在する。
  • 基本的に安全対策や小規模改造(ワンオフパーツ除く)以外の改造(駆動系統・エンジン換装等)は禁止であり、車両自体の性能が物を言うレースである。
  • このため、普通のFIAレースでは禁止されている4WDが普通に走行可能。
  • R34GT-RのMFDはスーパー耐久レースを見越して開発されたのは有名なエピソードである。

スーパーチャージャー ... Super charger

  • 広義には、混合気を強制的にエンジンに詰め込む(過給する)装置。これによりエンジン出力が向上する。
  • ターボもスーパーチャージャーの一種とも言えるが、自動車の世界では排気でタービンを回すものはターボチャージャーとしてスーパーチャージャーと区別することが多い。
  • したがってこの項目では、タービンを用いない、自動車の世界で狭義のスーパーチャージャーと扱われるものについて記す。
  • スーパーチャージャーは基本的に、過給するための回転力をエンジンのクランクシャフトからギアやベルトを介して取り出して利用する。
  • そのためエンジンが高回転になるとスーパーチャージャーの駆動にエンジンパワーの何%かを取られてしまい、最高出力を高くできない。ここが排気の力でタービンを回転させるターボとの違いとなる。
  • このとき何気圧かけて過給しているかの圧力値を、ブースト圧と呼ぶ。
  • スーパーチャージャーは過給のための圧縮機の方式でさらに4種類ぐらいに分類できるが、Forza3ではそのうち2種類のツインスクリュー式と遠心式が収録されている。なお、ツインスクリュー式の解説文に「排気を利用したものは……」とあるのはおそらく誤り。
  • ツインスクリュー式は、スーパーチャージャーの歴史の中では新しい方式で、低回転から良好なブースト圧が得られる。
  • 遠心式は最も古いタイプのスーパーチャージャーで、低回転ではあまり高いブースト圧は得られず(それでもターボよりは少し高い)、高回転で高めのブースト圧を得られるが、最高出力ではターボには劣るという特性となる。
  • 総じて、ターボよりは「なめらかでツキのよい」パワー・トルク特性となりやすい。
  • Forza3内では車種によっては、標準が自然吸気(NA)で、吸気系換装でターボもスーパーチャージャーも選択できる車がある。こういう車のアップグレードをする際には、最高出力の高さを求めるのか、なめらかでツキのよい特性を求めるのかで、どの吸気方式にするか選べばよい。

推奨ライン

  • コースを走る上で最適なライン、速度を示してくれるアシスト。
  • 緑が加速、赤が減速ではなく、赤いラインは現在の車の速度ではオーバースピードという意味、走行速度によりリアルタイムに変化する。
  • また、推奨ラインは必ずしもその上を走れば最速で走れる訳ではなく、自動車の種類や、場合によっては、別のラインを通った方が速い場合もある。
  • メイプルリバースやニュルにあるジャンピングスポットが赤くなっているが、ここはそのままフルアクセルでジャンプしてかまわない。

スリックタイヤ

  • 表面に溝が無いレース用のタイヤ。ストリート用タイヤにくらべ非常に高いグリップを持つ。
  • 元から溝が無いのであり、普通のタイヤにおける溝が無くなった状態の事では決して無い(ボ行のボウズタイヤ参照)。
  • なお、公道での使用は勿論の事道路運送車両法に違反する為、購入の際には誓約書を書かされる場合がある。
  • また、雨天時の備えとしても公道では素直に溝ありタイヤを使う事。

スリップストリーム

  • 高速で走行する自動車の後ろには空気の渦や気圧の高低が発生し、そこに後続車が入ると後続車は空気抵抗が減り前走車にまるで引っ張られるかのように加速する現象が起こる。この現象をスリップストリームと呼ぶ。
  • 主には後続車が恩恵を受けることが多いのだが、このとき前走車でも若干空気抵抗が減ることが観測されている。
  • 英語ではドラフティング(drafting)と呼ぶこともある。
  • Forza3ではマクラーレンから情報提供を受けてこのスリップストリームをある程度シミュレートしており、特に高速でオーバルを周回するNASCARプレイをするときはスリップストリームの活用が実車同様重要になってくる。
  • おおむね前後100m・時速160km以上でスリップストリームが発生するようシミュレートされているようである。
  • ホットラップでは、このスリップストリームを使って出したタイムは単独走行より有利であるとして、ペナルティ扱い(!マーク)となる。
  • スリップストリームを使った際に!マークが出るタイミングは、上記の時速160㎞で車間を100m以内にした場合である。

スローインファストアウト

  • Slow In Fast Out。コーナリングの基本の1つ。と言うよりもドライビングの基本中の基本。コーナー進入前に十分に減速して、クリッピングポイント(コーナーの一番内側)を通過したら出口へ向けてアクセルを開けて迅速に脱出する。

速度…Speed

  • 現在どのくらいの速さで進んでいるかを表す指標となるもの。
  • 一時間そのスピードを保ち続けた場合、何キロ進むかをkm/h、何マイル進むかをMPHで表す。
  • 走っている途中の速度の求め方は車のエンジンの回転数やタイヤの直径、ギア比など、さまざまなものが原因で変わる。もちろんホイールスピンしている時は正しいスピードを測れない。
  • 特に400km/h以上のスピードを出せるものは知名度が尋常では無い物が多い。現在400km/h以上のスピードを出す(出した)車として知られるものは、
    ・Nissan R92CP(正確な記録は不詳)
    ・セカテバWM Peugeot(正確な記録は不詳)
    ・9ff GT9(非公式409km/h)
    ・Bugatti Veyron(公式407km/h)…407km/hでリミッターが作動するためこれ以上出るかは不明
    ・Shelby Super Cars Ultimate Aero(公式412km/h)
    などがある。

ターボ ... turbo

  • ターボチャージャー(turbo charger)の略。
  • 排気でタービンを回転させ、圧縮した混合気を強制的にエンジンに送り込む(過給する)装置。これによりエンジン出力が大きく向上する。
  • 広義のスーパーチャージャーの一種とも言えるが、自動車の世界ではタービンを用いるものはターボチャージャーとしてスーパーチャージャーと区別することが多い。
  • このとき何気圧かけて過給しているかの圧力値を、ブースト圧(単位はkgf/cm²=キログラム/平方センチメートル)と呼ぶ。
  • ブースト圧を高めればエンジン出力もより向上するが、エンジンの耐久性の問題もあり、ブースト圧を高めるとトラブルも起こしやすくなり、またいわゆる「ドッカンターボ」傾向となって車全体の操縦性が低下するといった問題もあるので、市販車ではあまり高くは設定されない(0.6~0.8kgf/cm²が一般的)。また、燃費も少なからず悪くなる(直噴ターボは除くが)。
  • ターボの特性として、エンジン回転数が低回転の時にはブースト圧が低いままで、回転数が上がるにつれてブースト圧が高まるというものがある。
  • この回転数の上昇時に急激にブースト圧が高まるターボのことを「ドッカンターボ」と呼び、直進時であればさして問題がないもののコーナリング中にこのブーストが来るとふらついてしまうなど操縦性に難の出ることが多いので、チューニングにおいてもその車の必要としている出力や操縦性と勘案してブースト圧を設定することとなる。
  • 市販ターボ車を簡単に改造して出力を上げる手法に、ブースト圧を少し上げる「ブーストアップ」がある。
  • 大容量のシングルターボは、高回転時に高いブースト圧を得やすいが、低回転時の過給が低めでドッカンターボ傾向となりやすい。
  • ツインターボは、小容量のターボを2つ装備して低回転時にはタービン1つのみで過給し、高回転時にはタービン2つで過給する方式である。高回転時のブースト圧・最高出力では大容量シングルターボには劣るもののそこそこの出力が得られ、同時に低回転時にも過給がなめらかに始まる、いわゆる「ツキのよい」エンジン特性となる〔しげの秀一のマンガ「頭文字D」プロジェクトD編の高橋啓介(ツインターボ)vs岩瀬恭子(シングルターボ)でその特性について書いてある〕。
  • なお、当たり前ではあるがターボを装着するとそのエンジンの排気量+過給機を取りつける事により、NAに相当した場合の仮想排気量が生じる。この仮想排気量を求める計算式は、排気量×(1+バール)となる。過給圧はkgf/cm²である為、換算が必要となってくるが、0.1バールを過給圧単位のキログラム平方センチメートルに換算すると0.102kgf/cm²(1バール=1.02kgf/cm²)であるため、これを基に計算すればあらかた出てくる。例示すれば、スカイラインGT-RのRB26DETTの排気量が2568cc、ファクトリースペックで0.7kgf/cm²なので、2568×(1+0.6865)=NAにすると4330cc相当と言う事になる。さらに余談になるが、FIAの規則で、タービンを装着して参戦する場合は、排気量×過給係数1.7(ラリーは1.4)を算出して、排気量を合わせる必要があるというレギュレーションがある。
  • 同じ車重でNAの車が先述の仮想排気量を越す事になれば、当然NAの方が速くなる。

ダウンフォース…down force

  • 下向きの力。ウイングやその他ボディの形状でダウンフォースを得るようにする事が多い
  • ダウンフォースが大きいと、ボディを下に押さえつける力が大きい=タイヤが地面にしっかりと押さえられるので、
    コーナーでのグリップが良くなる上に、グリップの良いタイヤの横転しやすい点も解消される。またブレーキ距離も短縮される。
  • ただし、ボディ形状やウイングなどでダウンフォースを得る場合は、あまりに速度が低すぎる時は受ける空気自体が少ないので効果が薄い
  • 基本的に重い車はダウンフォースが高くなるが、運動エネルギーが非常に大きくブレーキが効きづらくなるため、この方法でダウンフォースを稼ぐことはほとんど無い。
  • ダウンフォースが強い車は、中速域では有り余るパワーでタイヤがスピンするのを防ぐ(より多くのパワーと、前進力が生まれる)ので加速が良くなる。しかし、高速域になると非常に重い力で押さえつけられるため、最高速はあまりのばせない。
  • Forza3でダウンフォースを増減させたい場合は、レースカーと一部の量産車両は標準で調節式エアロを装備しているので増減可能だが、多くの車両では標準装備や社外エアロでは調節不可、「FORZAエアロ」をアップグレードで装着することで調節可能となる。
  • また、車両の下部の空気を適切に抜くことでも空力を得られる。Pennzoil Nismo BCNR33は前輪フェンダーの後部を切り、後ろから見ると前タイヤが剥き出しになっていた。速攻翌年ごろに禁止されたが
  • Chaparral 2Jはエンジンとは別の動力で、後部に付けたファンを回して空気を抜く方式をとった。こちらも
    「動力が2つある(駆動用エンジンとファン用)なんてずるいぞ!」とか何とかで禁止になった。

ターマック...Tarmac

  • アスファルトで舗装された道のこと。もといアメリカの舗装方式の施工商品名がそのまま名前になった。
  • 対義語にダード、グラベルがある。有名なのがWRCのラリー・モンテカルロのチュリニ峠区間。

チート...cheat

  • ズル。ソフトウェアのバグや不備を利用して、不正にゲーム内クレジットを得たり、不正にハイスコアを出したりする行為。
  • 類似語にグリッチがある。
  • Forza3では、チートを使って不正にゲーム内クレジットを得たことが判明したプレイヤーは、ストアフロント&オークションから3年締め出しの罰を受けている。くれぐれも甘い誘惑に負けないように。
  • 不正ではない正常なプレイなのだが、Audi S5や四駆化した2003年セリカ、四駆化したViper ACRなど一部車種が、PI計算上特定クラスで有利な傾向が見られ、上位ランキングがすべてその車種で埋め尽くされるということになっているが、こういう車種を指して「チートカーだ」と呼ぶ人もいる。

チーム・ブラックジャック

  • TURN10お抱えの、ゲーム内アクロバット走行軍団とでも言おうか。BJと略して呼ばれることも。
  • 初代Forzaの頃から、集団ドリフトなどのすごい走行シーンを行っては、ゲームのトレイラーを彩っていた。
  • Forza3のトレイラーでも、富士見峠を集団ドリフトしたりセンターライン上のコーンを2台で同時ターンしたりとやりたい放題。

直線番長

  • 直番と略される事が多い。
  • コーナリングはてんでダメだが、いざ直線となると驚異的な加速と最高速で圧倒する車のこと。
  • AWD車両をチューンしていくとこの傾向になりやすい(→AWD参照)。主に直線で安定した姿勢を保ちやすいためである。
  • 直線で相手を抜ける車の方がリスクが少ないため、やりやすいと言えばやりやすい。
  • アクセルを全開にしづらい低速コーナーには不向きである

直6 ... Inline 6

  • 直列6気筒エンジンのこと。Forza3内ではI6(アイろく)と記述されることもある。
  • レシプロエンジンの中では非常に振動が少なく、静粛なエンジンとすることができる構造を持つ。
  • 直6エンジンを2つつなげた構造のV12も同様に静粛なエンジン。だがスーパーカー・超高級車にしか搭載されておらず、大衆車にも多く採用された直6のほうが一般にはなじみが深いと思われる。
  • 特にBMWの直6エンジンは、その静かさ・絹のようになめらかに回ることから『シルキー・シックス』と呼ばれて高い評価をされた(こう呼ぶときターボは含まずNAのみのことが多い)。Forza3収録車ではE36 M3とE46 M3がシルキー・シックスにあたる。
  • 日本車でも、日産のRB26DETTやトヨタの1JZ-GTE・2JZ-GTEなど、名機とうたわれる直6エンジンがある。ちなみに1JZ-GTEの中でも特に名機とされるのはヤマハ製のもの。
  • しかし直6エンジンは前後長があるため、よりコンパクトなエンジンルームを求める時代の要請でV6エンジンにとってかわられつつある。

吊るし

  • Forza3内をはじめ車やバイク乗りの間での俗称。ディーラーで販売されているままから一切のアップグレードやチューニングをしていない状態の車のこと。
  • または、フリープレイやオンライン対戦で、自分のガレージから車を持ち出さずメーカーから選んだレンタカーで走ること。
  • もともとは服飾用語で、オーダーメイドに対する既製服(ハンガーに吊るされて売られていることから)を指す言葉に発祥していると思われる。
  • オンライン対戦のプライベート部屋では、「標準のアップグレード/チューニングを強制」オプションを有効にすることで、アップグレードやチューニングをしてあるガレージ内のペイントカーも吊るし状態にして走らせることができる。

鉄チン

  • スチール製ホイールの愛称。主に営業用車やパトカー、タクシー、バス・トラック、クロカン車の類で使われる。昔の車のあの小さい色つきのスペアタイアもこれである。
  • 一見レースの世界では無縁なんじゃない?と思われるが、NASCARで使用されているホイールはほぼすべてこの鉄チンである。
  • Forza3の中ではLotus Elanが標準で装着しているのがそれである。

デフ

  • ディファレンシャル・ギアのこと。車がコーナーを曲がるとき、左右の車輪で回転数が違ってくるため、その差を吸収する必要があり、そのために駆動軸には必ずディファレンシャル・ギアが装備されている。
  • 左右の回転差を大きく許すと加速のための力が逃げてしまうため、スポーツカー・レースカーでは回転差を制限するLSD(リミテッド・スリップ・デフ)が使われることが多い。Forza3でもアップグレードでデフをスポーツやレースにすることでこのLSDに交換することができる。
  • LSDのうち、加速時と減速時で別々に回転差の制限を設定できるものを2wayデフと呼ぶ。アップグレードパーツのレースグレードがこれにあたる。
  • LSDのうち、加速時と減速時の制限が連動しているものを1.5wayデフと呼ぶ。アップグレードパーツのスポーツグレードがこれにあたる。
  • 三菱Lancer EvolutionではAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)と呼ばれる左右後輪への駆動力を動的に配分する機構がある(同等の機構は他社も別名で開発して搭載していたりする)。このような高度な電子制御機構は現在存在するシミュレータではシミュレーションされていない。
  • AWD車では、前輪・後輪それぞれにデフがある。
  • フルタイム式AWD車ではそれに加え、前輪と後輪との回転差を吸収するセンター・デフも存在する。
  • 三菱Lancer EvolutionのVII以降では、ACD(アクティブ・センター・デフ)と呼ばれる、前後輪に伝える駆動力配分をリアルタイムに変化させる機構がある(他社AWDにも類似機構あり)。しかしこの機構は企業秘密中の企業秘密であるため現在のレースシミュレーションではシミュレートされておらず、Forza3でも前後輪の駆動力配分はチューニングのデフ項目で固定値を設定できるのみである。

ドライバー採用/ドライバー解雇

  • 前作から続くオフラインのレースで代わりにドライバーが運転してくれる機能。レースメニュー時に選択する。無論この機能で1位取ってもメダル扱いとなる、通称イトーちゃん。
  • ただし、報酬として賞金額の半分(シリーズ優勝賞金は除く)は取られる。
  • 延々と耐久レースを走らせて働かせる事も可能。

ドリフト...Drift

  • 車体の慣性力がタイヤと路面との摩擦力の限界を超えた為に、グリップ力が消失しスリップさせながら走行すること。大抵車体が曲がっている方向より深く角度が付いた状態となっており、姿勢を維持するために逆ハンドルを切る、所謂カウンターを当ててコーナーを曲がりきるスタイルがポピュラーかつ著名。Driftとは、漂うと言う意味である。
  • かつてタイヤの性能が低かった時代にはラリーを中心に必須だったテクであるが、現在ではラリーかドリフト競技でのみ使用される。
  • 日本では20~30年前から峠をはじめとした公道で流行しており、ドリキンと呼ばれる土屋圭市氏や、織戸学などのレーサーもストリート出身者。峠系Vシネマ、そして最大の流行要因となったヤングマガジンで連載中のマンガ「頭文字D」の影響からか、現在でも車に興味がある者ならば誰でも知っている言葉である。
  • 現在では海外でも著名となってきており、土屋圭市が主催する全日本ドリフト選手権(D1GP)やフォーミュラDと言ったドリフト専門の競技を行う団体も誕生している。
  • 主にクラッチ蹴りと呼ばれるテクが主流であるが、ラリーカーのようにサイドブレーキを引いてタイヤロックして滑らせる方法もあるし、一方でケツを滑らす為にリアにフロントと比べて低グレードのコンフォートタイヤを装備したり、古タイヤ(ボウズタイヤとも)履かせてケツを振らせると言った涙ぐましい努力も見れるところがある意味で見物。〔でも古タイヤはマジでアブナイから(→ボウズタイヤ参照)よい子もよい大人もマネしちゃダメだぞ!〕
  • ケツを振る為に有利なFRが主流であるが、4WDによるドリフト(4ドリ、主にゼロカウンタードリフトが主流)、FFによるドリフト(Fドリ)も存在する。
  • しかし公道で走る場合はスキール音とエンジンの爆音から、近隣住民の迷惑ともなりうるし、自爆したり最悪他者を巻き込んで警察に逮捕されたり損害賠償を請求されるとか言うシャレにもならない話もあるので、絶対にマネをしてはいけない。交通法規を守りましょう(ってかシルビアとか事故率・盗難率高くて自動車保険料が高額・・・)。

トリモチ

  • 正式用語ではない俗称。Sedona外側や鈴鹿のシケイン(緑部分)など地帯にしかけられているネバネバ。
    ゴキブリホイホイやガムテープなどと呼ばれることもある。ショートカット防止の為にしばしば仕掛けられている。ここを踏むとベタっと車が止まってしまい大きくタイムロスする。
  • が、すべてのショートカット可能な場所にしかけられているわけではない(ラグナセカのコークスクリューやセブリングバックストレート手前など)。

ナンバープレート…Number Plate

  • 車のバンパーorリアトランクハッチ・リッドに掲示する車両識別のための板・・・と言うのは皆さんご存知の筈。
  • 法的にこれを付けていなければ、公道での走行は不可能である(違反したら道路運送車両法違反)。
  • 日本およびアメリカなどのナンバープレートは縦にも長い為、Forza3では装備できる車種に限りがあるが、EU諸国のナンバープレートは大抵横長のナンバープレート(ユーロナンバー)なので、こちらをペイントではっつけてる場合が多い。
  • なお、俗に言う自動車の登録抹消のこと(所謂廃車である)を、ナンバーを切ると言う事がある。先述の通り、通常乗用車は都道府県各地に所在する自動車陸運支局で所有者及び車両を登録する事でナンバープレートを交付される。これによって公道を走行出来るのであるが、自動車所有者の天敵である自動車税(排気量税、重量税etc)が掛かる事と、さらに年式のふるーい車だとこれが余計に高くなって嵩んじゃうのである。そこで、各陸運支局に自動車の登録を抹消して貰い、ナンバープレートを返還(ナンバーを切る)、廃車手続きが完了する。ただし、あくまでここで述べているのは登録抹消であり、本当に廃車する訳では無い事に注意が必要。
  • ナンバー切って積載車に乗せてサーキットまで運べば、それはそれで走れる(サーキットは私有地)。

ニュルブルクリンク…Nürburgring

  • 長く過酷なNordschleife(北)コースと比較的短いGPコースがある。第二次大戦前からある、長い歴史のあるコースである。
  • 上記の2つをくっつけたコースでニュルブルクリンク24Hourが開催されている。
  • Nordschleifeはコーナーが100以上にものぼり、一周するだけでも一苦労するほどの距離がある。
  • NordschleifeはF1GPが開催されていたが、車両とドライバーに負担が掛かりすぎるため、GPコースで行われるようになった。
  • スポーツカーを販売している自動車メーカーは、「この車はニュル1周何分何秒で走れる性能を持っています」ということを売り文句にすることもあり、スポーツカーのベンチマーク的サーキットでもあり自動車の聖地である。
  • Forza3では、北コースの他、それを4分割したものを収録している。後者の4分割した物は、ゴールとスタート地点が一致しないコース(Point to Point)で、周回コースではない。
  • 2010/02/09にDLCとしてGPコースも追加された。GPコースとショートコースの2レイアウトセットで価格は400MSP。残念ながらニュル24時間のように北と南を繋げてのフルコースは走ることは出来ない。

排気量...Displacement

  • エンジンのシリンダー内の体積。
  • レース規定ではよく排気量が用いられる事がある上に過給器を付けた場合は補正が掛かってより低い排気量に収めなければならないので、各メーカーは排気量をどうするかについてはよく思考を巡らせている。
  • 基本的に排気量が高いと出力が大きくなり、燃費が悪くなる。
  • 現在の所、普通車では8Lあたりが最大クラスである。
  • Forza3では特に排気量で参加できるイベントが決まっていることはないので、排気量を上げるチューンは他の馬力を上げるチューンと同様に気兼ねなくしてよい。

バン ... BAN

  • 本来追放と言う意味であり、オンラインでもそのままアクセス禁止を意味する。
  • Forzaにおいては、Forza3のストアフロント&オークションからあるいはオンライン対戦すべてから、もしくはXbox Liveから、期限付きや無期限で締め出されることを意味する。
  • BAN期間は、2週間・3ヶ月・3年・無期限などがあると言われている。
  • ストアフロントにどぎついエロ絵のバイナルを並べているところを通報されてBANされることが多い。
  • Xbox LiveからBANされることは、通常のForza3プレイ上ではありえず、チート行為、ソフトの不正コピー等、Live規約に違反した犯罪的な行為を行った場合である。
  • 余談であるがもっともきつい措置としてXbox360本体そのものをXbox LiveからBANするといったことがある。中古で販売されているXbox360本体はそのLiveからBANされている個体である可能性もあるため、中古購入はおすすめできない。
  • さらに余談であるが、免停も一応口語的にはBANと言う事がある。

ヒール・アンド・トウ

  • かかと(ヒール)でアクセルをあおりながら、つま先(トウ)でブレーキを踏みつつシフトダウンを行う実車の減速テクニック。シフトロックによる車体の不安定化を防ぎながら適切なエンジンブレーキをかけられるとともに、次の加速にも備えられる。
  • Forza3をプレイする上でも、クラッチMTでプレイするならばこのテクニックは応用可能である。

フォトモード

  • レース中、テストドライブ中にポーズメニューで選択できる。その名の通りクルマの写真を撮影する事ができる。
  • 露出、ピントあわせ等も可能な本格仕様である。
  • この機能で撮影したフォトは、ストアフロントでアップロード・観覧が可能である。
  • 撮影した写真はforza公式サイトで閲覧、ダウンロード、評価する事が可能
  • オンラインマルチプレイ中はフォトモードに入れないので、リプレイデータをセーブしておいてからリプレイシアターで再生してフォトを撮ろう。

富士見街道

  • Forza3に収録されている架空コースの1つ、日本の富士山近くの峠道をモチーフとした雰囲気のコース。全長が16.42kmもあるため、最短でも7~8分台は掛かるワインディングロードである。
  • 明らかにしげの秀一原作の漫画「頭文字D」の舞台となった峠をモチーフにしてるような感じがあり、よく見ると秋名山(正式には榛名山)の5連続ヘアピン、碓氷峠の碓氷第三橋梁(鉄道橋、俗に言うメガネ橋)風の橋、八方ヶ原の広いヘアピン(滝があるコーナー)などが見て取れる。
  • 歩行者の信号機はLED(人間の方に色がついている)だったり、地味に最近工事がされたようである。

プライズ・カー

  • プレイヤーのドライバーレベルの上昇に応じて、ご褒美として贈られるクルマ。
  • 初めの方に貰えるクルマは比較的安価だが、高レベルになるにつれて数百万Crという非常に高価なクルマもプレゼントされる。贈られる車についてはプライズ(ドライバー)のページで。
  • タダでもらえるということで、車種によってはオークションで売却して利益にするプレイヤーも少なくない。

ボウズタイヤ

  • タイヤを使い古して溝が無くなった状態のタイヤのこと。所謂古タイヤ、さらにウ○コタイヤとも。表面がツルツルになっているのでそう呼ばれる。なお、無論の事間違ってもこれをスリックタイヤと一緒にしてはいけない(材質も違うしゴム層の厚さも段違い)。
  • ヘタするとワイヤー剥き出しの状態になってバーストするかもしれない本当に危険な状況(どれだけ危険かはは行のバースト参照)に陥る可能性があるので、素直にコンフォートタイヤ使うか買い換える事をオススメする。

ボンネットの穴

  • HondaとAcuraのNSX五車種の中で、2005年式Honda NSXとNSX-GTのみにあいているボンネットの穴。車に詳しくない人には「フロントエンジンじゃないからインタークーラーのインテークなわけはないしこれはなに?」と、なぜあいているのか謎のもの。
    この穴、車体下面の空気をボンネット上部に導くダクトになっていて、フロントゼロリフト=空気の揚力によって車体が浮き上がることを防ぐ役割をしている。シェルビー・シリーズ1もこの原理。
  • R34GT-RやR35GT-Rのボンネットの穴は、NACA(NASA前身)が開発したダクトであり、ここから空気を取り入れてエンジンを冷却する役割を持つ。
  • スバル車のボンネットの穴は普通にインタークーラー用インテークでなんの不思議もない。

マネーグリッチ...Money Glitch

  • ゲームソフトのバグや不備を利用して、不正にゲーム内クレジットを得ること。
  • Forza3でも当初これができるバグがあり、11月末のアップデートで封じられた。
  • マネーグリッチを行ったことがバレたプレイヤーはストアフロント&オークションから3年締め出しの罰がくだされているので、もし今後新たなマネーグリッチ法が発見されたとしても甘い誘惑には乗らないことをオススメする。有線コードもってるんだったら暇な休日にでも大人しくItoちゃんに耐久レースさせて1時間おきに更新するほうがまだ建設的かつ安全である。

マルティーニ・エ・ロッシ…Martini & Rossi

  • イタリアの酒類を製造している会社。
  • この会社がスポンサーとなった会社は、白地に黒・青・赤のストライプの入ったカラーリングになりやすい。ラリーカーのDelta S4は037、Porscheの917LH(ただし銀地)や935/78などがその例である。
  • マルティーニカラーは上記のものが多いが、青と緑のサイケデリックなカラーもある。
  • なお、Gran TurismoではMARTINIロゴの文字が塗りつぶされている。このことから、酒・煙草類の広告は車のデカールとして再現されない可能性が非常に高い。

ミスファイアリングシステム

  • 主にWRCなどのターボ付ラリーカー、ジムカーナ向け車両に搭載されるシステム。アクセルオフ時にエキゾーストマニホールド内で不完全燃焼を起こさせて負圧でタービンを廻してターボラグを解消するシステム。
  • 元々は三菱自動車が使っていた名称であるが、スバルでも使われるようになった。他のメーカーではALS(Anti Lag System)と呼ばれる事が多い。
  • エキゾーストマニホールド以外で負圧を掛けると触媒系統が死ぬ危険性を伴う諸刃の剣。

ミュルサンヌ ... mulsanne

  • ベントレー社が上記の名前の車種を製造しているが、Circuit de la Sartheのコーナー・ストレートの名前から取ったものである。
  • 上記のサーキットのミュルサンヌストレートでは数十年ほど前、6kmもの直線で観客を大いに喜ばせた。
  • ミュルサンヌストレートはユノディエールと(Hunaudiere)とも呼ばれる。ミュルサンヌは英語、ユノディエールはフランス語。
  • FIAが「2km以上のストレートをもつサーキットを公認しない」と決めたため、後にミュルサンヌストレートに2km間隔でシケインが置かれることとなる。

ユニコーンカー…Unicorn Car

  • 本作で言うレアカーの事。初期車及び、Mazda RX-7 Spirit R Type-A(FD3S型最終限定車)、SUBARU IMPREZZA S204(スバルのSTI製チューニングロードカー、Chevrolet Camaro SS Coupeの事を指す。
  • 初期車は売却不可能。また、後者3台はオフ専では手に入れられず、Turn10が直々にオークションハウスで出品しているもののみ入手可能な車体である。
  • 現状の人気は、RX-7>インプレッサ>カマロ。

リアルタイムテレメトリ

  • Forzaシリーズ特有の機能で、過去のシリーズでも存在していた。
  • レース中に表示でき、タイヤの摩擦円(フリクション)、サスペンションの状態、車体の受けるG、タイヤの状態(熱、空気圧、磨耗等)、ダメージ等をリアルタイムに確認できる機能。
  • その他にも、アクセルやブレーキの踏み込み量、エンジン回転数(デジタル表示)、現在エンジンが出力している馬力、トルク等も表示される。
  • レース中だけでなくリプレイの時でも使用でき、自分の走り方をじっくりと確認でき、セッティングやドライビングの見直しに活用できる。また、他人のテレメトリやAIのテレメトリも確認する事ができる。

リストリクター

  • レースカーのエンジンに装備されている、パワーを低く抑えるための抵抗。レースの規定に合わせたりする時に使う。
  • アップグレードのエンジンの項目で、このリストリクターを解除する(パワーをアップさせる)ことができる。
    効果は絶大だが、ただ外すだけだからか非常に安価である。
  • オンラインのプライベート部屋でレースカーを使った企画レースを行うときは、リストリクター装備状態が義務付けられることがある。

リワインド・・・Rewind

  • 巻き戻しの意味。Forza3ではドライビングミスを起したときにミスる前の状態まで巻き戻せる何かと便利な機能。
  • ホットラップで使用するとペナルティとして、ノーペナルティの最下位以降のランキング扱いとなる。
  • 無論オンラインモードでは使用不可。

レプリカ…replica

  • Forzaでは、実在のレースカーのペイントを模倣したものをさす。

レブリミット

  • エンジンはどこまでも何万回転でも回すことができるものではなく、エンジン個々に、そのメカ的に許容する最高回転数が決まっている。その最高回転数をレブリミットと呼ぶ。
  • レブリミットを超えて回そうとするとエンジンが壊れてしまうため、自動車のエンジンにはリミッターがついていてレブリミットを超えて回せないようになっている。Forza3内でもシフトチェンジせずにアクセルを踏み続けると「ぶぶぶぶぶぶ」とエンジンの音が変になって回転数が上がらなくなるところがあるが、これがそのリミッターが働いているのである。
  • レブリミットはエンジン形式によって異なっており、低回転型のエンジンでは6000回転ぐらいから、量産車の高回転型エンジンで9000回転ぐらい。レース用エンジンで13000~15000回転といったところである。
  • 高回転まで許容するエンジンは部品の精度を出したりせねばならず造るのが難しいが、それでエンジンとしての格が決まるわけではない。十分なパワー・トルクが出ていれば低回転型でもいいのである。
  • アップグレードでカムを交換すると、レブリミットが高くなる。
  • 運転席のタコメーター(回転数計)の表示は、このレブリミットに達する500回転ほど手前から目盛が赤くなっていて、レブリミットを示している。これはForza3のHUDで表示されるタコメーターでも同じである。
  • シフトチェンジを誤ってレブリミットに達してしまうことを、「レブにあたる」とか「レブる」などと略して言う事も多い。
  • NAエンジンかターボエンジンかにもよって異なるが、レブリミットまでシフトチェンジを引っ張るのが速く走ることになるとも限らない。エンジンの出力グラフを見てみると分かるのだが、最高出力がレブリミット付近で出ているエンジンもあれば、もっと低い回転数で最高出力に達してレブリミットでは下降してきているエンジンもあり、後者のようなエンジンの車であれば早めシフトアップのほうが速くなる。

ロータリーエンジン

  • 通常の自動車に使われているガソリンエンジンやディーゼルエンジンが、ピストンの往復運動を回転運動に変えて車輪に伝えているレシプロエンジンであるのに対し。ロータリーエンジンはエンジン内のローターそのものが回転運動するところに特徴がある。
  • 最初から回転運動なのでレシプロエンジンに比べ振動が少ないと言われ、またレシプロエンジンの技術開発が発展途上だった時期にはロータリーエンジンはパワーがあると言われていた時期もあった。また小型軽量なエンジンにでき、フロントエンジン搭載でありながらミッドシップのような前後重量バランスを実現することもできた。
  • しかし低回転でのトルクの細さや極端な燃費の悪さといった欠点も数多くあった。
  • 当初はドイツNSUにて開発されたエンジンだったが、ドイツでは自動車への実用化には至らず、実用化したのは世界で日本のマツダただ一社である。
  • マツダでは現在でも燃費改善などロータリーエンジンの改良に取り組んでおり、その成果がRX-8として市販車に反映されている。
  • 余談ではあるが、次世代燃料として注目されている「水素」との相性がレシプロエンジンよりも良く、既にマツダはRX-8で水素ロータリーエンジンを実用化、公道試験を兼ねて広島とノルウェーの行政機関へリース販売をしている。

ワンメイク

  • 車種を1車種に限定して行われるレースのことをワンメイクと呼ぶ。
  • Forza3のオンラインでは、車に施したペイントを、特定のアニメ作品だとかゲーム作品だとかに限定して参加者を集めるレースもワンメイクと呼ばれる事もある。

アルファベット・記号

!マーク

  • Forza3では走行時に特定の行動を起こすと現れる。このマークが出た場合、今走っている周のタイムはタイムアタックのランキングでは、下の方に表示される事になる(つまり正規のタイムとして認められない)
  • !マークが出る行動は以下の通り。また、以下の行動を周の終盤でしてしまった場合、次の周は!マークが付いたままになる。
    ・コース外と設定されている範囲に、車体の殆どがはみ出る・敵に接触する・壁に接触する。ただしぶつかり方が弱すぎると!マークが出ない。また、急にバンクに乗り上げた場合も出る可能性がある。
    ・リワインド機能を使う。ただしこれは周の終盤で使っても次の週に!マークは持ち越されない。
    ・敵のスリップに入る、または敵が自分のスリップに入る。

ABS

  • Antilock Brake Systemの略。強くブレーキを踏むとタイヤロックが掛かってしまい、そのまま止まらずまっすぐ突き進んで衝突したり、舵が効かなくなったり、スピンする恐れがあり、事故を引き起こす危険がある。そこで、ブレーキを断続的に踏んでタイヤロックしないように減速するのが常識であるが、これを自動化したのがABSである。
  • F1等の一部上級カテゴリレースでは、ABSの使用が禁止されている。
  • 実車のABSはかなり賢く動作するようになっておりプロのレースドライバーでもなければABSオフで走るよりABSオンで走ったほうが速く走れたりするのだが、Forza3のABSはあくまでもゲームのアシスト機能なので、熟練すればABSオフのほうが速く走る事が可能。

ALMS…American Le Mans Series

  • アメリカで行われているル・マンシリーズ。Forzaではこのレースが開催されているコースが多く入っている。
  • 本家の24時間レースのように1戦のみということではなく、シリーズ戦である。

AWD(4WD)…All Wheel Drive(Four Wheel Drive)

  • 駆動形式の一つ。エンジンの位置は関係なく、全ての車輪に動力を伝えるものを指す。
  • 基本的にトラックなどの大型車以外は、道路を走る車は4輪がほとんどである。そのため、AWD車のことを4WD車(略称四駆)とも呼ぶ。
  • 最初からAWDとして設計されているクルマもあれば、FFやFRをベースにAWD仕様にしたクルマもある(前者の例はLancer Evolution、後者の例はSkyline GT-R等)。
  • 全ての車輪で前に進もうとするので、加速、特にスタートダッシュがいい車になりやすい。
  • 昔は「曲がらない」と言われていた。数十年前のWRCではAudiなどが先駆けてAWDのラリーカーを出場させたが、前後輪の回転数を調整する機構が無かったため、コーナーの前に一度ボディを振らないと曲がらなかった。
  • F1やDTM(旧DTMでは可能だった)などでは、AWDは禁止されていて、JGTC(初期はAWD出場可)などは、基本はAWDはダメとなっている。このため、AWDの車をサーキットで走る姿を見られることは少ない(例外的なのが日本のスーパー耐久)。
  • 市販車がAWDの日産GT-RやスバルImprezaなどもスーパーGT規定に沿ったレースカーではRWDであり、それはForza3の収録車両にも反映されている。
  • AWDにも種類があり、ずっと全輪を回すフルタイム式(センターデフ装備)、手動操作で2輪駆動と全輪駆動とを切り替え全輪駆動は低速走行に限られるパートタイム式、基本は前輪か後輪のみを駆動させセンサー類などで必要に応じてム全輪駆動に自動で切り替わるスタンバイ式(代表例が日産のアテーサE-TS)がある。
  • スタンバイ式ではFWDまたはRWDに近い曲がりやすさ、コーナリング感覚が得られるとされている。
  • スタンバイ式であっても、現在の市販車では前後輪の駆動力配分が0:100からいきなり50:50になるのではなく、なめらかに配分率が変化してゆく機構となっている。
  • またフルタイム式でも近年、三菱Lancer EvolutionのVII以降に採用されたACD(アクティブ・センター・デフ)に代表されるように、前後輪が必要としている駆動力をリアルタイムに判断して駆動力配分を変化させることがAWDスポーツカーの主流となっている。これによりフルタイム式でもコーナリングしやすい曲がるAWDとなっている。
  • このような電子制御は各自動車メーカーの企業秘密中の企業秘密であり、おいそれとゲーム開発会社などにその内容をあかしてくれたりはしない、現存するシミュレータでは電子制御はシミュレートされていない。
  • そのためForza3でもパートタイムAWDやリアルタイム駆動力配分フルタイムAWDの機構はシミュレートされておらず、前後輪への駆動力配分は常に固定値である。
  • GT-Rなどが持つ「AWDだから車重はちょっと重いけど、加速がよく、しかもコーナーで不思議によく曲がる」という特徴はかなり殺されており、Forza3内では曲がりにくいAWDが多い。このことを残念に思うForzaファンが多いのが事実である。
  • 前述の様に、各社のAWDの電子制御システムは企業秘密とされるが、大手のチューナーやショップはそれらを解析し、リセッティングを施していたりする。
  • AWDとはいえ、リアミッドエンジン、リアエンジン、フロントエンジンと、エンジン搭載位置で更に3つに分かれる。
  • フロントエンジンAWDの例…Skyline R32/33/34 GT-R・Lancer Evolution VIなど
  • リアミッドエンジンAWDの例…Lamborghini Murcierago
  • リアエンジンAWDの例…Porsche 959など

BJ

  • →チーム・ブラックジャック

CVT...Continuously Variable Transmission

  • 無段変速機。
  • MT,ATの変速という行為が絶え間なく行われる。
  • うまく制御すれば最大出力を出し切っている回転数で固定させたまま走ることもできるが、従来の変速機ほどのノウハウはまだどこの会社にもないようである・・・。(また耐久性を考えた走行と切り替えづらくなるということもあるが)
  • また電子制御で疑似的に従来の変速機の様に、数段階で変速ができる。
  • ちなみに、Forza3にはこのCVTを搭載したクルマは収録されていない。

ECU ... Engine Control Unit (エンジンコントロールユニット)またはElectronic Control Unit(電子制御ユニット)

  • 主にエンジンの燃料系・点火系全般を制御するコンピュータのことである。
  • 現代の車でこのECUのついていない車はないといっても過言ではない。
  • Forza3内でこのECUという用語が出てくる機会はなく、燃料系アップグレード・点火系アップグレードに簡略化されている。
  • このECUのプログラムをいじるチューンを、ROMチューンと呼ぶこともある。

FF…Front engine Front drive

  • 駆動形式の一つ。前輪より前にエンジンを積み、前輪を回す形式。
  • コストがやすく室内スペースを取りやすいので、日本では軽自動車は大半がこの形式を取る。
  • 前輪が駆動するので、前輪がスピンする、アンダーステアを起こしやすい。スタートダッシュも弱い。
  • 基本的にFR・MR・RR・AWDなどの他の駆動形式よりも馬力を上げられる限界が劣る車がほとんどである。
  • FFのなかにはMFと呼ばれる、フロントミッド(前輪より後ろかほぼ同じ位置にある)エンジンのものもある。
  • MFのクルマも広義ではFFのため、通常カタログ上ではFFとなっている。
  • FF車の例、Toyota Vitz(Forza3ではYarisが収録されている)など
  • MF車の例…Toyota iQ・Renault 4など

FR...Front engine Rear Drive

  • 駆動形式の一つ。フロントにエンジンがあり、後輪が駆動する。
  • 加速性能と旋回性能、安定性のバランスのよい駆動方式である。
  • ドリフト走行に最適であるが、スピンしやすい車が多いため、馬力やトルクが山ほどある車の扱いはむずかしい。
  • 雪道の走行には弱く部品数が多いため室内が狭くなりコストも高いという弱点がある。

MR...Mid engine Rear drive

  • 駆動形式の一つ。クルマの後ろだが、後輪よりは前かほぼ同じ位置にエンジンがあり、後輪が駆動する形式。
  • 車体の中心付近に重いエンジンがあることになるので、旋回が安定しやすいのがメリット。また駆動軸である後輪にトラクションがかかりやすいことも長所である。したがってピュアスポーツカーに採用されることの多い駆動方式である。
  • フロントに荷重がかかりにくいことが欠点である。また、一度滑り出すと建て直しが怖い。
  • そのほかに実用上の欠点して、エンジンを中央に配置するために後部座席を設置できず乗車定員が2人に限定されてしまうということもある。
  • MR車の例…Ferrari F430・Honda NSX・Matra Djet・Lamborghini Miuraなど

NA ... Natural Aspiration

  • 自然吸気エンジンのこと。Normal Aspirationとも。無論ターボもスーパーチャージャーも使っていない。
  • 最高出力では同じエンジンにターボやスーパーチャージャーをつけたものに劣るわけだが、それらでは低回転数の吹け上がりに難があるのと、NAエンジンは回転数が上下したときのトルク・パワーの変化がなめらかで運転しやすいため、挑むコースの条件によってはあえてNAエンジンを選ぶという選択肢もアリである(因みにターボでこれを解消するために開発されたのがミスファイアリングシステムである)。
  • 無論NAがターボに劣ると言う訳ではなく、車重が同じで排気量がターボの仮想排気量よりデカければターボより速いと言う事になる(詳しくはターボの項目参照)。
  • Forzaではアップグレードの吸気方式換装によってNAエンジンに過給器を取り付けられるが、逆に過給器を取り外し、NA使用に出来るエンジンも存在する(マツダ車に乗せられる3ローターエンジン等……正確にはエンジン換装で、NAエンジンに換装するということになり、元のエンジンのままNA化できるわけではない)。

NASCAR

  • ナスカー、National Association for Stock Car Auto Racingは、アメリカ最大のモータースポーツ統括団体であり、同団体が統括するストックカーレースの総称でもある。
  • オーバルコースを超高速で周回することが特徴的なレース。
  • 大排気量のOHVエンジン、ペイントやステッカーでライト類が描かれてドアもない(ドライバーは窓から乗降する)ボディなど、NASCAR用ストックカーはさまざまな特徴を持つ。
  • Forza3には、Chevrolet・Dodge・Fordの3社のストックカーが収録されており、オーバルコースもあることから、NASCARを楽しむことができる。
  • 大きな二桁のゼッケンナンバー、前輪うしろに無数に貼られたスポンサーデカールなどもペイントの特徴である。
  • NASCARに貼り付けるスポンサーデカールでは、タイヤメーカーやオイルメーカーなど他のレースでは重複して貼ってはいけないデカールも重複してべたべた貼ってもいいらしい。

O/D・・・Over/Drive

  • オーバードライブの略称。ギヤ比1.0以下の低回転の事を指す。現行のオートマ車は4速ATが多いが、その最大レンジである4速を使って走行する事である。MTで言えば適切なギアレンジより1つ上のギアレンジに入れる事。
  • ハイパワーマシンかつパワーバンドが狭く、レブリミット到達が早い車だと、適切なレンジより1つ上のレンジに入れた方がギアチェンジの手間が省け早く走れる場合がある。

OEM・・・Original Equipment Manufacturer

  • 元々は他社の製品を生産すること。自動車業界で言えば、他社で生産する自動車を自社工場で生産する事を言う。例を挙げるならば、スズキのMRワゴン→日産のモコ、トヨタ・タウンエースetc→ダイハツ・デルタワイドがこれに相当する。無論意匠も違う為、差別化が図られている(一時期モコの販売台数がMRワゴンを抜いたのは有名)。

PI…Performance Index

  • Forzaシリーズ特有の数値。
  • 車の総合的な性能を数値化したもの。純粋にパワーが高いからあがる、といった訳ではない
  • 数値化する理由としては、一定の数値毎にランクをつけて、そのランク別にレースをすることで性能が近い車同士で白熱させるルールでレースできたり、相手とどのくらい不利か有利かわかるため、ハンデをつけるレースがしやすいという利点があるためである。
  • コーナリング性能が圧倒的に良いが、最高速やパワーがダメな車は当然の事ながら直線がメインのサーキットなどでは良いタイムや順位をたたき出せない。

ROMチューン ... ロムチューン

  • 実車におけるお手軽なエンジンチューン、エンジンパワーアップ手法として、エンジンへの燃料噴射を制御するコンピュータのプログラムを書き換えるというものがある。
  • このプログラムが格納されているチップがROM(Read Only Memory)と呼ばれており、このROMを交換するだけでチューンできることからROMチューンと呼ばれている。
  • Forza3内でこのROMチューンに相当するアップグレードは、燃料系のストリート化・スポーツ化となる。
  • 上でROMチューンはお手軽と書いたが、もしさらに踏み込んでターボのタービンを交換してブースト圧を上げたりする、あるいはカムやバルブを交換してレブリミットを上げる、ピストンを交換して圧縮率を変えるといった改造を施した場合、エンジンへの燃料噴射をその改造に合わせて適切に変更してあげないとエンジンブローするなど危険なことになるので、その際には慎重なROMチューンを同時に行う必要があり、ROMチューンも奥が深い。

RR...Rear engine Rear drive

  • 駆動形式の一つ。MRよりも更に後ろ(後輪より後ろ)にエンジンがあるものをさす。
  • あまりにフロントに荷重がかからないため、速度が上がって空気抵抗が酷くなると前輪が浮いてしまい、コントロール不能となってしまう恐れがあるが故に、殆どの車はこの形式をとらない。近年のポルシェでも4WD方式である。
  • ブレーキの初動においてはロックし易いが制動域に入ると非常に良く効き、コーナーへの進入では他の駆動方式よりブレーキングポイントを遅らせることが出来る。
  • 前輪荷重の低さからコーナーの立ち上がりではプッシングアンダーになり易いので、アンダーステアを消しながら走る必要がある。
  • RRの車を使いたければPorsche社のメーカーを探せば幅広いクラスからRR車両を選べる。
  • どれもForza3には収録されていないが、Volkswagenの初代Beetle・FIATの初代500(チンクチェント)・スバル360など旧車にはRR方式のものも多かった。

STM...Stability management

  • スタビリティ・マネイジメントの略。
  • 実際の車両に使われているものでいえば、ホンダのVSA・スバルのVCD等のようなクルマを安定させるためのアシストである。
  • コーナリング中にアンダーステアやオーバーステアが発生すると、自動的に各タイヤにブレーキをかけて制御し、これらの現象を抑える働きを持つ。
  • これがONになっていると正しいコーナリング感覚が身につかないので、真っ先にOFFにすることをオススメする。

SUV ... Sport utility vehicle

  • ピックアップトラックのスタイルをした3ドアないし5ドアのステーションワゴン車の事。日本で言うクロスカントリー型四輪駆動車のことであるが、SUVはRWDも含む。近年ではオンロード性能と内装も重視したクロスオーバーSUVが増えてきている。なお、クロスカントリー車を省略したクロカンと呼ばれることもある。
  • 有名なもので、オフロードの先駆けであるローバーのランドローバー、トヨタのランドクルーザー、日産のサファリ(パトロール)、三菱のパジェロ、ハマーが有名。
  • Forza3では、BMW・X5、Porsche・Cayenne、Audi・Q7、Land Rover・Range Rover、VW・Touaregの5車種が該当する。この5台は全てクロスオーバーSUVに該当する。
  • なお、SUVは必ずしもクロスカントリーで使えると言う訳ではなく、オフロード能力が全く無い車もある(Q7は悪路走破性が低いと言われている)。よく米軍のハンヴィーとハマーを一緒にしている者が多いが、そのハマーですら極端なオフロードでは走行出来ない。さらに言えば紛争地域ではランドクルーザー、サファリ(パトロール)、パジェロが当たり前のように使われていたり、オフロードやちょいと底が浸かる河を軽快に走る姿が目に付くため、SUVタイプの四輪駆動車は耐久性が凄いと思われがちだが、あくまでこの3車種だけが性能自体チート級であるが故に、そう思われているだけである。〔未だ途上国ではランクルの80型や二代目のサファリ・パジェロ(エネミー・ラインじゃサシャが乗り付けてたよネ?)がフッツーにゴロゴロ走っている程耐久性が高い上に性能が良く安価なので政府機関からテロリスト・ゲリラまで御用達である〕

TCS

  • Traction Control Systemの略。タイヤの空転を防ぐ為に、スロットル開度を調節するシステム。
  • ABS同様、F1など一部の上級カテゴリレースでは使用禁止である。

TURN10

  • ターンテン、Forza3を開発した、Microsoftのゲーム部門スタジオ
  • 掲示板などではT10と略されることもある。

V8

  • =アメリカ車。そう言われる位にアメリカのマッスルカーにはV8エンジンを積んだものが多い。
  • Topgearの司会者、Jeremy Clarksonのお気に入りのエンジンである。
  • 「RX-7をチューンしてみましょう」「まずV8を積みます」というジョークがあるが、笑うに笑えない。

V12

  • Forza3収録車種の中では、ブガッティ・ヴェイロンの16気筒に次いで気筒数の多いエンジン。
  • 直6エンジンをVの字につなげた構造をしているので、振動が非常に少なく静粛なエンジンにできる。
  • 大排気量でパワフルなエンジンであるが、エンジンブロックが巨大になり、また給排気系や点火系も複雑になるため、スーパーカーか超高級サルーンにしか採用されない。
  • Ferrariでは一時期、F1を含むすべての自動車にV12エンジンが積まれていた時期があった。

WRC

  • 世界ラリー選手権(World Rally Championship)の略。世界三大自動車競技選手権の一。
  • ラリー競技最高峰であり、ワークスメーカーが引っ切り無しに毎度参戦していた。競技車は特注のWRカーを用いる。グラベルのほか、ターマック(普通の道路)も使用するので、必ずレッキと呼ばれる下見を行い、コ・ドライバーが持っているペースノートが作られる(昔はOKだったが現在WRカーで行ったら違反。大抵レッキ車にはインプレッサかランエボかボルボS60を使う)。
  • 道が狭いため、クラッシュ率が高い。また、SS移動時にコマ図を読み違えたり、道に迷いガス欠で棄権したり、交通違反でドライバーがしょっぴかれる(一般車と混じって公道を走行するため)などの珍事が見られる。また、スーパーSSと呼ばれる特設会場で行われる事もある(例としてはラリー・ジャパンの札幌ドーム)。
  • かつて1982年から1986年まで存在したグループBの狂いっぷりはもはや伝説として今も語り草である・・・が、凄惨たる結果も残した。詳しくはじゃじゃ馬の項目を参照。
  • 三菱のLancer Evolution、スバルのImpreza WRXと言えば、このWRCでライバルとして競ってきた。

  • 難しい用語が増えてきたので、もっとこうプレイしてて「あるある~」なネタとかも増やしてもらえるとうれしいです -- 2009-12-26 (土) 10:43:19
  • 鉄ッチンは昔ガンテツとも言われていたらしいですよ^^ -- おういえ? 2010-11-13 (土) 09:30:35