仮想SDカードの操作

Last-modified: 2017-12-03 (日) 14:10:09

概要

通常、Wiiの設定で作成される仮想SDカードは128MBである。

しかしこれでは容量が足りないと思うことも多いだろうし、用途によっては中身を編集したいということもあるはずだ。

このページでは仮想SDカードに関するあれこれについて書いていこうと思う。

 
 

容量の大きな仮想SDカードを作成する

AndroidのSDKに含まれている mksdcard というツールを使用することで任意の容量の仮想SDカードを作成できる。

CUIでとっつきにくいが、有志が Virtual SD Card Maker (ミラー)というツールを出しているのでこれを使うといいだろう。

VSD_SD_Card_Maker.png
英語だがウィザード形式でわかりやすく、作成した仮想SDカードをユーザーディレクトリにコピーしてくれる機能も付いている。

このツールの中にも書かれているが、基本的にどんな用途で使うにしてもサイズは 2GB までに抑えておいたほうが互換性の意味では無難である。

 
 

仮想SDカードを編集する

ゲーム改造やHomeBrewで仮想SDカード編集が必要になる場合があるが、Windows上では仮想SDカードの中身を表示・編集することが出来ない。

その際は ImDisk Virtual Disk Driver をインストールすることでWindowsでも本物のSDカードのように仮想SDカードを扱うことができるようになる

インストール後の操作は以下の通り。

 
  1. 念のため、Dolphinが起動していれば終了しておく
  2. sd.rawを右クリックして、Mount as ImDisk Virtual Disk を選択
  3. 開いたウィンドウの右下、Removable media にチェックを入れ、[OK]をクリック
    VSD_EnableRemovable.png
  4. コンピュータのリムーバブルデバイス欄に本物のSDカードを挿入した時と同じように表示されているので、自由に編集を行う
  5. 編集が終わったら、右クリックから「取り外し」を選択。アイコンが消えれば無事終了

2GB以上のものをImDisk VDDで編集すると高確率で仮想SDが破損します。

 
 

参考:Virtual SD Card Guide





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