パチュリー・ノーレッジ・永

キャラ紹介文

概要

• 固定砲台or移動砲台。キャラが大量に追加された今作でも「サイレントセレナ｣の射程9はトップクラス。固有スキルや『狙撃』で更に伸びる。
  火力役として重要な精神コマンド『直撃』も所持し、ボスに対しても有効打を狙いやすい。
  • 鳳蝶紋の扇子＋エネミーマーカー＋狙撃で脅威の射程13。固有スキルで運用法が変わるが、この射程の長さは非常に有用。
    • 高速詠唱を付けると、射程13の移動砲台と化す。狙撃無しでも9-11射程で機動力で柔軟な対応ができ非常に使い易い。
      雑魚戦では味方に遅れず進軍でき、ボス戦では攻撃しつつ距離や弾幕位置を調整するのに重宝する。
    • 動かない大図書館を付けると、射程14+MP軽減の固定砲台に。敵を待ち受けるプレイスタイルの人はこちら。ボスへの長期戦にも有効。
  • 今作のボスの最大射程は10。つまり狙撃なしで射程11を確保すれば、全てのボスの射程外から一方的に攻撃できる。
    • ただしボスによっては弾幕効果で最大射程を下げてくる場合もあることに注意。その場合は狙撃を使うなどの対策を講じたい。
  • スナイプ運用するなら被弾は考慮しなくていい為、他キャラでは手の回りにくい火力スキルに枠やPPを極振り出来る。
    パートナーも自由に選べ(小悪魔外すとサイレントセレナは使えないが)、アリス等が活かし易い。
• 能力面もいわゆる特化型。一言で言えば魔法使いタイプ……イメージそのままである。
  • 魔法使いの補正と全味方キャラ中で2位を誇る射撃値(1位は幽香なのでレギュラーメンバーでは実質1位)で資金をあまりいれなくてもなかなかの威力が出せる。
    • 魔法使いの技能レベルの上昇も、魔理沙やアリスよりも一回り速い。最大レベルも１だけだが上回っている。
  • 最大MP値が全味方キャラ中で幽々子と並び2位タイ(1位は魅魔なのでこちらもレギュラーメンバーでは実質1位タイ)。非常に余裕があるのでMPで困る事は少ない。
    • 更に増強しようとするなら割合MP回復の太陽の花や悪魔の契約などと相性がいい。
    • サイレントセレナを撃ちまくる場合大抵小悪魔の方が先に息切れする。むしろ小悪魔のMP確保が課題になる。
• 回避は絶望的で装甲も薄いが、強力な魔法障壁を持つため生半可な攻撃ならば防御や『鉄壁』により無傷でいなせる。
  • 魔法障壁による盾役としての運用も可能。アイテムで装甲を補強して「障壁強化（パチェ）」を取得すればそうそう貫かれることは無い。マチョリー。
    • 魔法使いL8、障壁強化(パチュリー)L4で最高2900ダメージまで無効化出来る。対雑魚戦や通常面ボス程度なら非常に有効。
      とはいえ魔法使いL8は53なので実際はL7止まりと考えるべきだが。
    • 詳細は各種計算式だが、例外を除いて今作の雑魚敵の攻撃元値は3300～4000ほど、パチュリーの防御元値は1400～1900なので
      補正を掛けないと近距離補正やクリティカル、パワー不足などでギリギリ障壁が割られかねない絶妙の数値になっているので、反撃するならそれなりに強化が必要だろう。
    • 不屈がなく障壁は軽減効果ではないので、火力がインフレしている中盤終盤の山場ボスには半端な強化で臨むと裸と変わらない。
    • 鉄壁+防御で1/4にはなるので約10000ダメージまでなら防御時&援護防御時は耐えられる計算。最後まで盾運用するなら強化と装備はがっつりと。
  • 魔力循環機構で敵中で弾を受けとめながら敵全滅まで撃ち返し続ける無限砲台に。障壁は素のままなので過剰な強化が必要だが嫁レベル最高を誇る真の旦那にはこれ。
    被弾しないとEN回復しないのでスナイプ運用では意味がない。
  • なお、あくまで「無効化」バリアである。魔理沙やアリスの障壁強化と違い、パチュリーの魔法障壁は強化しても軽減バリアにはならない。
• 特化型の常として、弱点も多い。きちんとリスクも把握しておきたい。
  • 基本的にアウトレンジ向きの性能の為、パワー上昇に苦労しがち。気分高揚などで補強の他、「紅魔のカリスマ」レミリアの恩恵に預かる手も。
    • レミリアに喝を入れてもらえばサイレントセレナ以外の武装を開幕から使えるため、46話や49話などのホットスタートシナリオで有用。
  • サイレントセレナを使わない場合、実は最大射程は7とそこまで圧倒的というわけではない。「動かない大図書館」や『狙撃』を利用することで補いたい。
  • サイレントセレナは合体攻撃であり、援護攻撃を与えることも、受けることも出来ない。ボス戦では特に注意。
    • 孤立スナイパー型の場合はそもそも気にしなくて良いが、中距離型の場合はまず隣接ユニットの攻撃にフォレストブレイズや僚機で援護に回り、
      周囲の行動が終了した後でサイレントセレナを撃つほうが効率面で望ましい。
    • どうせパチュリーを後で行動させるなら、いっそスペルブレイク専門要員にするのも有り。
      『直撃』持ちなので底力などが発動した相手にも安定的にトドメを刺すことができ、カウンター持ちを除けば反撃の恐れが無いのも中距離型として大きな利点。
      僚機がこぁの場合は『努力』も最大に活かせる。
• 「本」は本人の能力とかみ合ってないだけでなく、素の攻撃力もどうしようもなく低い。これで殴るくらいなら小悪魔の体当たりに任せたほうがまだ射程がある分マシであろう。
  • しかしパチュリー唯一のP武装なので、瀕死の敵に移動後にトドメを刺しつつパチュリー前衛でEPを迎えたい時は使える。
    特に高速詠唱やエンチャント（火符）を付けてない場合はそこそこ有用な場面も。威力は絶望的だがペアの支援攻撃が乗るので、ペア次第ではトドメの範囲が意外と広くなる。
• ところで、なぜ気合避けをL1のみ習得しているのだろうか？その活用法も含めてパッチェさんに聞きたいところである。
  • もし技能上書きの必要が出てきた場合、真っ先に消して問題ない……という活用法しか見出せない。

キャラクター性能

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニット性能

※この数値に加えて、「魔法使い」技能が奇数レベルごとに攻撃力+50、偶数レベルごとに命中+5される。

固有スキル

高速詠唱

• いわゆるヒット＆アウェイ。パワーが足りないと射程の長い魔法が使えないため、気分高揚等のパワー上昇系技能との併用が望ましい。
• 相手によっては、移動力を補強すれば常に射程外から攻撃することもできる。
• 攻撃してから移動できるため、邪魔な弾幕を張る敵を足並みを乱さず始末しやすくなる。
• これが一番役に立つのは撤退戦。49話はまさにこのスキルの晴れ舞台。

エンチャント（火符）

• 前作まではアグニシャインの長射程P攻撃が非常に使いやすく便利ではあったが、
  ペアが組めるようになった今作からは、後衛に回せば支援武器としてアグニシャインは使いたい放題な上、
  他に足の速いキャラと組ませれば鈍足のパチュリーを前衛にして移動する意味も薄いため価値は大きく下がった。
  • 強いて使いどころを探そうにも、考えれば考えるほどアリスやこぁファイターを前衛にすれば事足りると言わざるを得ない。
  • 使えないスキルではないのだが、正直ライバルとなる他のスキルが有用すぎる。

動かない大図書館

• 厳密にはターン終了後ではなく動かずに行動終了した時点で「動かない大図書館」のステータスが付与される仕様となっている。
  また、明記されていないが、行動を終了する際にパチュリーが前衛でないと効果が発動しない。
  • 発動した後は後衛で行動終了しても移動しない限り維持できる。
• 移動せず攻撃した場合も効果は発動する。霊力節約と組み合わせるとサイレントセレナの消費MPを44まで減らせる良スキル。
• MAPによっては使いにくく、上2つの方がいい時もあるが、持ち味を発揮するならこれを生かせるように設計すべき。
• 雑魚戦を僚機に任せるという選択肢ができたため、飛躍的に使い勝手は向上した。
• 1.1.0から障壁+300の効果が追加され更に強化された。
• このスキルは「条件を満たした場合『動かない大図書館』という強化ステータスを付与」という仕様のため、同じ強化枠である「悪魔の契約」や「命中率・回避率+15%(リリカ・ソロライブ)」等の効果を上書きし合ってしまうことに注意。
• これが一番役に立つのは防衛戦。こちらは46話が晴れ舞台、聖輦船に隣接した初期配置から下側の赤UFOや寄ってきたぬえを狙い撃ちできる。

障壁強化（パチェ）

• 鉄壁をつけて前線に突貫しようにも鈍足とＰ射撃武器がないことがネックとなるため、能力を活かせる場面はかなり限定される。燃費の悪さも不安材料。
• 高難度などで単騎無双を仕掛けるなら装甲を徹底的に強化してこれを。集中砲火によるMP切れと不意のグレイズダメージにだけは注意。
• ペアユニット制によって援護防御が使い易くなったため、これを付けて援護防御要員として起用する手も十分現実的になった。他のスーパー系と違い、HPを強化する必要がないのもメリット。
• 魔理沙やアリスの障壁強化と違い、あくまで「無効バリア」のままであることは十分注意すること。

魔力循環機構

• 差し引き10回復するため、単機無双時のMP切れの心配は無くなる。
• 障壁の強度が上がるわけではないので十分な装甲の強化と『鉄壁』の使用が前提となる。

運用参考例

固定砲台型

• サイレントセレナの超長射程によるアウトレンジ攻撃を狙っていく型。
• 基本的に反撃を受けないため防御面の強化はしなくて良いのが利点。
• 高難易度だと敵が防御行動を取ってくるためダメージ効率が落ちるのが難点。
• サイレントセレナに頼る形になるため小悪魔が必須。別にペアを組む必要は無いが、雑魚戦時に前衛を任せられ相性は良い。
  • ただし小悪魔は補給役として使い勝手がいいため、敢えて単機同士で出撃させ隣接させるのも手。

移動要塞型

• 鉄壁とも言える魔法障壁を活かして壁となる型。陣形の中心に配置し、周囲を守る形になる。
• 他のスーパー系とほぼ同様の運用になるが、魔法障壁を破られない限り無傷なのが最大の利点。
• 自分から攻撃する時はほぼ『鉄壁』が必須になるため、いっそ援護攻撃・防御に徹するのも手。
• 誰かの後衛に付いて専用の盾になるのも良い。その場合余ったSPを『友情』に回せるようになる。

進軍重視型

• P武器が頼りない分攻撃後に移動できる高速詠唱パチュリーの弱点を補い、柔軟な進軍を可能にすることを狙った型。
• ここは射程5のP武器を持つユニットのうち、柔軟な射程と高めの攻撃力そしてパチュリーとの信頼関係を持つアリスを選択する。
• 移動後に攻撃したい場合はアリスを前衛にして行軍、EPはパチュリーの援護防御を期待できるためアリスの安全性が高まる。
• 動かず攻撃できる場面ではパチュリーの出番、攻撃後に前進するもよし敵から離れるもよし。アリスの支援もあって大ダメージも期待できる。
• パチュリーが持たない火力アップ精神をアリスの『会心』で補えるのも好相性。
• ちなみにこぁファイター型小悪魔を僚機にしても運用可能。この場合「サイレントセレナ」を使いやすくなる利点がある反面、小悪魔自体はアリスより火力が低めかつ『会心』が使えなくなるという欠点が出てくる。
  • また、小悪魔は単体でも仕事があるため、パチュリーと同行すると動きにくくなることもある。アリスならば基本的にパチュリーと同行していても困る場面は少ない。

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