橙・夢

Last-modified: 2019-06-13 (木) 04:16:41

キャラ紹介文

キャラ紹介文
テーマ曲オレンジファンシー~ティアオイエツォン
二つ名凶兆の黒猫
能力妖術を使う程度の能力
登場作品『東方妖々夢』他

概要

  • 地上を縦横無尽に駆け巡る八雲一家のリアル系担当。
    基本ステータスに大きな変更点はなく、地上にいる時の回避力は目を見張るものがあるが、攻撃面の射程の短さや命中補正の悪さといった弱点もそのままである。
  • 目につく変更点としては固有スキル「駆け足」の強化や、
    新スキル「鬼門遁甲」により一度きりではあるが無消費の「覚醒」を使用できるなど、さらに機動力が強化された部分。
    • 霊夢の「命名決闘法」と比べると任意のタイミングで発動できない点が劣るが、パワー制限は大分ゆるい。
    • 前作から担っていた紫の運搬係の他、WP獲得にターン制限があるマップでは有効活用できる。
  • 今回橙にとって逆風なのが地上に降りられないマップの多さである。特に魔界編はほぼ空中にいることを強いられる。
    • 本人が努力を持つ他、今作から追加されたプラクティスにより数話留守番をしててもレベルはいくらでも追いつける。
      出撃時にも橙に何をさせるかによって装備やペア等考慮した用意が必要だろう。
    • とはいえ虹のかけらはともかく飛仙の術符は余るだろうし、装備枠も3つあるので装備して出撃するのも悪くない。
    • 67話は全面空マップの上に強制出撃で、しかも孤立無援に近い戦いを強いられる。ここでは装備による空適応の改善が必須レベルである。
      • 僚機である藍が前衛として育っているなら、あちらを前衛にすることでも一応問題は解決する。
        逆に言うと後衛特化だったり育成不十分であるなら橙が何とかしなければならない。
    • 数えてみると分かるが永で地上に降りられない(地上が極端に少ない)マップは計6話、夢は計7話なので実はほとんど差はない。
      • 魔界編が一貫して空中マップなので空中戦が多いイメージが付きやすいだけだったりする。
    • 地上に降りられないというほどではないものの、水によって移動ルートに制限を受けるマップも多い。
      結果的に飛ばざるを得なくなる事もあるが、橙を活用するなら、なるべく陸上を進めるルートの攻略に専念してもらう配慮が必要。

キャラクター性能

顔グラフィック_橙.png

種族妖獣
気質強気
精神コマンド加速努力集中閃き気合奇襲
レベル11014182647
消費102020153060
ステータス格闘射撃技量防御回避命中SP
Lv3316514418010622922391
Lv40172148185112242237100
Lv50181154192120260257111
Lv60190160199128278277121
Lv80208172213144314317136
Lv99225183226159348355150
信頼補正補正レベル備考
+3(+2)橙→藍は+3、藍→橙は+2
+2
妖夢+1(0)妖夢→橙の一方通行
幽々子+1(0)幽々子→橙の一方通行

※特に注釈の無い場合は双方向

ユニット性能

ユニット_橙.png

-初期値5段階10段階20段階上昇値
HP3000400050007000200
MP14019024034010
運動性1201451702205
装甲80010001200160040
コスト2.0
移動力(低速)7(4)
地形適応BSD 夜A
サイズS
装備スロット3
特殊能力分身(橙)パワー120以上時、確率33%で攻撃を回避する
式神(橙)6マス以内か同ペアに藍がいる時、命中率+20%、ターン開始時MP10%回復
××
攻撃名称分類属性攻撃力(5・10・20段階)射程霊力弾数パワー命中CT地形適応支援攻撃特性
格闘格闘P/S1900→2400→3100→49501-25--+30+40空A陸A水C夜A
飛翔韋駄天格闘P2200→2700→3400→52502-410--+15+25空A陸A水C夜A
化け猫「橙」格闘P2900→3400→4100→59501-340-1200+25BS水C夜A
式神「橙」格闘P/合体3200→3700→4400→62501-3-5120+25+30空A陸S水C夜A合体攻撃(藍)
2人の強化段階の平均(切捨)が適用
バリア貫通

固有スキル

能力名称習得Lv区分効果備考
駆け足-能力地形「地上」にいるとき、移動力+2。
駆け足L2-地形「地上」にいるとき、移動力+3。
野生化-パワー120以上のとき、与ダメージに+10%。
式神強化(橙)-特殊能力「式神(橙)」による命中率の上昇値、およびMP回復量に+10%。
化け猫強化-特殊能力「式神(橙)」を失う代わりに分身の発動確率が50%となる。
また『化け猫「橙」』の攻撃力+300。
鬼門遁甲56パワーが130以上になったとき、一度だけ精神コマンド「覚醒」が発動する。

駆け足

  • ただでさえ移動力の高い橙をさらに加速するスキル。ただし、地上専用という難点もある。
    • 今作では空中ステージのほか水地形が戦場の多くを占めるステージも多い。このスキルを使うならば、橙の弱点であるこの二つの地形に注意が必要。
  • このスキルを生かすのであればどうしても敵陣に飛び込むことになる。
    敵からの攻撃を避ける手立てはもちろん、射程の短さも補わないと反撃不能にやきもきさせられるハメになる。

野生化

  • ある意味一番無難なスキル。ダメージの上昇率は抑え目だが、条件も緩やか。
    • しかしあまりに無難すぎて橙の持ち味をひきだせない感も否めない。

式神強化(橙)

  • 藍への依存率を高めるスキル。これがあればMPに悩むことは少なくなる。
    • とくに理由が無ければ、藍と組む場合はこれをつけておくといいだろう。
  • 当然ながら藍がいないと全くの無意味。間違えることはないだろうが、紫ではこのスキルの効果は無い。

化け猫強化

  • こちらは藍からの独立を果たすスキル。克己レベル2と合わせることで分身65%という冗談のような回避能力を得られる。
    • ただし、今作では必中を使う敵がしばしば登場するため、このスキルに頼り切るのは危険なことも。
  • 化け猫「橙」の攻撃力上昇もうれしいが、MP管理にはくれぐれも注意。

鬼門遁甲

  • ノーコストで「覚醒」出来るのはありがたいが、パワー制限130というのはコントロールが難しい。
  • 変なタイミングで覚醒したところで持ち腐れになってしまうので、このスキルを使うのであればパワー管理を厳密に行わなければならない。
    • 本家SRWの「戦術待機」に類するスキルがあればこのスキルもより生かしやすくなるのだが……無いものねだりをしても仕方が無いが。
  • 一応発動しても橙が前衛で行動を終えない限り、覚醒は消費されずに残るためフォローは可能。
    • このスキルを使うならば基本的に後衛にし、ピンポイントで橙に交代して再行動させるのが一番使いやすいだろう。
  • 早解きプレイ時ならば紫と組み、初手加速覚醒(紫の隠れ身)で一気にボスの近くまで移動→神隠しで聖輦船や主力キャラワープが強力。
    この役割に特化させるならば橙は加速と気合だけ使えればいい。紫が夢で連撃や覚醒を使えば3回行動も十分実用範囲内。

運用参考例

覚醒サポート型

強化項目名称
ユニット強化MP,武器,
技能連携攻撃、サイズ差補正無視、低速移動、支援強化、見切り、精神上昇、エクステンドなど
固有鬼門遁甲
装備グリモワール、シューター系、エネミーマーカー、アリスのクッキー、(飛仙の護符)
僚機藍、マップ攻撃持ち、エースキャラ
  • 新スキルの鬼門遁甲を無難に活用させるスタイル。覚醒の暴発を避ける為、基本的に後衛で運用する。
  • さすがに援護防御はできないが、消費なしの覚醒以外でも、加速や努力に援護攻撃、後衛から奇襲を使いFPMで攻撃など後衛からでもできることは多い。十分にコスト以上の仕事はこなせる。
  • 技能は支援強化とサイズ差補正無視は必須。援護攻撃特化ならば、連携攻撃も欲しい。
    また、低い命中は見切りや装備で補強したいところ。パワーはデフォルトで気分高揚があるので、補強しなくてもある程度フォローは効く。
    • 完全に後衛に特化させるならば、高速移動は上書き候補。一応高い移動力を活かした序盤の運搬役としても有用なため、全く不要という訳ではない。
  • 装備は射程やMP、命中補強が主になる。アリスのクッキーで僚機のサポートもあり。空適応は僚機やマップ次第で補うか決めよう。
    • 完全に後衛に特化させるならば、高速移動は上書き候補。一応高い移動力を活かした序盤の運搬役としても有用なため、全く不要という訳ではない。
  • 僚機はマップ攻撃持ちが最も相性がいい。特に橙は移動力が高いため、マップ攻撃の位置調整も楽。
    • 援護攻撃特化させたキャラともかみ合う。ただし、橙自身も援護攻撃を持っているため、持ち腐れに注意。この場合、いっそ援護攻撃を上書きしてもいいだろう。

超高速式の式型

強化項目名称
ユニット強化武器(強化なしでも可)
技能高速移動、(支援強化、見切り、精神上昇など)
固有鬼門遁甲
装備移動力上昇系、気力上昇系、(シューター系、飛仙の護符)
僚機紫(固有スキルが神隠し)、エースキャラ
  • こちらはとにかく鬼門遁甲による紫の運搬に特化した形。
    • 1ターン目に自身の気合などで速やかに覚醒を発動させ、加速と紫の隠れ身も併用して一気にボスに肉薄、
      2ターン目に紫の神隠しで味方を搭載した聖輦船やエースキャラを呼び寄せ一気呵成にボスを袋叩きにする。まず3,4ターンでケリが着く戦法である。
    • 橙は初期技能の高速移動込みで移動力が8あり、加速で11。天狗の羽等も装備すれば簡単に移動力30くらいは実現できる為、超高速スキマこと文紫ペアよりもさらに遠くへ移動可能。
      運搬だけさせるなら鬼門遁甲さえ覚えれば後は装備を整えればいいのもこの形の利点。
  • 問題点としては運搬役に特化させている為、紫の後衛としては活躍は難しいこと。基本的には激励に頼ることになるだろう対ボスキャラの気力の確保。
    そして対ボス、対雑魚とどれだけ自軍の戦力を分散させるかにもよるが基本的には敵全滅は難しくなる(経験値や資金のやりくりが必要になる)ことの3点。
    • 攻撃ではなく移動のための覚醒と考えると鬼門遁甲の気力条件の緩さ等、橙自身のスペックが活きてくる。
      早解きプレイ時にはまさしく戦略の要として機能してくれるスタイルになる。

分身無双型

強化項目名称
ユニット強化EN、武器(運動性)
技能克己、切り返し、見切り、サイズ差補正無視、(霊力節約、精神上昇など)
固有化け猫強化、(式神強化(橙))
装備シューター系、MP上昇系、射程上昇系、(飛仙の護符)
僚機藍、援護防御キャラ
  • 前衛に橙を据え、回避面は分身にほぼ任せてしまう形。
    • 化け猫強化を付けた分身確率は50%、克己L1の習得で60%、L2も習得すれば65%。
      高コストキャラの分身にも劣らない優秀な数値であるが、100%でない以上はここからのカバーが必要になる。
    • そのため後衛に援護防御出来るキャラを付け、
      かつリグルの「虫の知らせサービス」や雛の「身代わり雛」を重ねがけしておけばよほど運が悪くない限りは凌ぎきれる。
  • 技能は克己の他、完全回避のため高速を維持することになるので切り返し、最前線で暴れるための見切りやサイズ差補正無視等。
  • 装備は橙の弱点である命中面や射程をカバーするものを優先的に装備したい。運動性上昇系は分身に関係ないので基本不要。
  • 僚機は化け猫強化でもやはり藍がベター。信頼補正を与えつつ固有スキルが策士の九尾ならば橙の攻撃面のカバーも容易である。
    援護防御については習得させるか蓬莱の玉の枝を装備させよう。
    • 運動性の強化をするのももちろん問題ないが、そこまで投資するならほとんどリアル系エースとしての活躍が求められる。
      この形は橙の長所である分身を活かし、少し資金をケチったスタイルとも言える。

その他

  • 技能追加:サイズ差補正無視
    合体攻撃も含めて全ての武器に攻撃特性としてのサイズ差補正無視が付いていない為、
    サイズの大きい相手に対し火力を上げるには技能の方を習得する必要がある。
  • 技能追加:嘘避け
    夢で効果が変更され、低技量高回避の橙と相性が良くなった。
    消費PPも少ないので優先的に習得させておきたい。
  • 技能追加:見切り
    回避型であり、かつやや命中に難がある橙にとっては非常に相性がいい。
    特に前衛時は習得しておくと安定感が増す。
  • 技能追加:克己
    分身の確率を高めるスキルであるが橙の場合分身でしかこのスキルを活用できない。
    化け猫強化の時点で十分回避できていると感じているならば不要。

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