御辰稲荷神社

Last-modified: 2013-05-10 (金) 23:35:08
 

御辰稲荷神社
おたついなりじんじゃ
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(参拝日:平成24年4月30日)
住所:京都府京都市左京区聖護院円頓美町29-1mapionlogo.gif
主祭神:宇迦之御魂神、猿田彦神、天宇受賣神
主な祭礼:5月3日(例大祭)

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↑境内↑
(由緒:現地案内板より)
當神社は、霊夢により東山天皇に奉請され、勅許により創建されましたお稲荷様です。

私たちと最も密接な関係を持つ衣食住のお祖神様で、
此の世生を享けている人々は、皆、常に大神様の深い御恵を蒙って居るのでありますが、
殊に商売繁盛、芸能上達を始め、事業を営む人々の尊い守護神であり、
また、けがせぬ神様として交通安全はもとより、あらゆる除災、
お導きの神様として信仰厚く、数多くの人々が尊い御陰を頂き、
御神助により危難から免れて居られます等、御霊験あらたかなお稲荷様であります。

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↑鳥居↑
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↑酒樽↑
(以下、余談)

神社は平安神宮の裏手、聖護院の南側の丸太町通に面しています。
近くには、平安神宮や熊野神社など有名な神社が多く、注意していないと見逃してしまいそうです。

社名の由来ですが、新崇賢門院の夢枕に立った白狐が「禁裏御所の辰の方角(南東)の森」に
祀って欲しいと予言をしたため、辰の方角にあった聖護院の森に小祠を設けたようです。

幸福石大明神の伝承も興味深いです。
お告げに登場した石が、夢が覚めてから届き、それを祭祀供奉すると事業成功したというのです。
何とも不思議なお話ですが、幸福を祈願すると御利益がある福石として境内に祭祀されています。