白峯神宮

Last-modified: 2013-05-10 (金) 23:34:07
 

白峯神宮
しらみねじんぐう
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(参拝日:平成24年4月30日)
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住所:京都府京都市上京区今出川通堀川東入ル飛鳥井町261mapionlogo.gif
主祭神:崇徳天皇、淳仁天皇
社格:官幣大社、別表神社
主な祭礼:4月14日(淳仁天皇祭)、9月21日(崇徳天皇祭)
webサイト:白峯神宮

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↑境内↑
(由緒:現地案内板より)
当神宮は、崇徳天皇及び淳仁天皇を祀る。

明治天皇は父孝明天皇の遺志を継ぎ、
保元の乱により讃岐国(香川県)へ配流になった崇徳天皇の慰霊のため、
明治元年(一八六八)讃岐の白峯陵より神霊を迎えて、創建された。

次いで明治六年(一八七三)には奈良時代に僧道鏡と恵美押勝の争いにより、
淡路島に配流の淳仁天皇の神霊を迎えて合祀された。

この地は蹴鞠・和歌の宗家飛鳥井家の邸跡で、
同家の守護神「まり精大明神」が祀られ球技愛好者に崇敬されている。

他に「伴緒社」「潜龍社」などの境内社があり、
「おがたまの木」は京都市の天然記念物に指定されている。

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↑鳥居↑
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↑地主社↑
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↑奉納されたボール↑
(以下、余談)
蹴鞠の宗家・飛鳥井家の屋敷跡に神社はあります。
境内摂社の地主社は、精大明神は蹴鞠の守護神であり、球技全般およびスポーツのご利益があるとされています。
社務所前にも、サッカーボールやバレーボールなどがたくさん奉納されています。
参拝に訪れている人達もスポーツをしてそうな若い人が多かったです。

でも実は、本殿に祀られているのは、『雨月物語』に怨霊として登場する「崇徳天皇」と、
藤原仲麻呂の乱で連座して、淡路に流されてしまった「淳仁天皇」の二柱なのです。
無念の最期を遂げた天皇を祀ったのが神社の始まりなんですね・・