諏訪神社

Last-modified: 2014-02-11 (火) 13:09:03
 

諏訪神社
すわじんじゃ
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(参拝日:平成25年5月4日)
住所:千葉県香取市佐原イ1020mapionlogo.gif
主祭神:建御名方神
社格:郷社
主な祭礼:例祭(10月第2土曜日)

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
建御名方神は大國主命の御子で、父神と共に日本建國の昔、水の守護、農耕生産、開運招福の神として
篤く崇敬された神で、出雲國より信濃諏訪へ移り鎮った神様であります。

当社の御鎮座は、その昔大神朝臣惟季が、朱雀天皇の天慶四年、純友の乱の鎮定に武勲あり、
その功績により下総國大須賀荘領主に任ぜられ、領内鎮護の神として長野県?諏訪大社より勧請、
その後二十余代を経て、天正年間、伊能越前守信胤の時、領内の農民と共に佐原と開発するに際し、
御遷座し守神と仰いだものであり、新宿惣町の氏神となったのであります。

伝承によれば元禄十四年(一七〇一)諏訪大社より堅魚木五本を拝領、本殿棟上に設置を許される等
由緒ある神社であります。現在の社殿は嘉永六年(一八五三)造営されたものであります。

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↑参道↑
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↑三峯神社・稲荷神社↑
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↑神輿庫↑
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↑御神木↑
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↑碇↑
(以下、余談)
佐原を訪れたのが初めてだったので全然知らなかったのですが、ちょっとした観光地になっています。
水運を利用して「江戸優り」と言われるまで繁栄した町並みが小野川沿岸や香取街道沿いに残っています。

関東初の「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選ばれた町並みには、
国指定の伊能忠敬旧宅のほか、三菱館・福新呉服店・中村屋商店など県指定が8件あります。
全国を行脚して精密な日本地図を作り上げた伊能忠敬は佐原の出身だったのですね。

町並みを散歩している人たちが神社の長い参道の石段を次々と上がってきていました。
参拝者は多かったのですが、地元の氏神様という神社くらいの規模でした。
秋祭りは関東三大山車祭りの一つに数えられ、勇壮な山車が町内を回ります。