水門吹上神社

Last-modified: 2013-04-28 (日) 07:32:47
水門吹上神社
みなとふきあげじんじゃ
みなとふきあげ8.jpg
(参拝日:平成24年4月8日)
住所:和歌山県和歌山市小野町2番1mapionlogo.gif
主祭神:御子蛭児神、大己貴神
主な祭礼:1月10日(十日戎)

みなとふきあげ1.jpg
↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
水門吹上神社社伝によると、紀水門の海上に、夜ごと神光顕われ、
いつしか波にしたがって浜辺に打ち上げられたのを見ると、戎様の神像であったと言う。

そこで、湊村字和田濱鵜島に祠を建て、これを斎き祀っていたが、
明應年間(一四九一年~一五〇〇年)に大海嘯が起こって砂に埋没したので、
住民らが現在の西河岸町付近に移し、更に大永三年(一五二三年)六月二十三日、
現在位置に鎮座したものである。

吹上神社は、古は、吹上三本松(現在の植松町付近)に鎮座していたが、
天正年間(一五七三年~一五九一年)此の地に合祀したものである。

しばらく相殿でお祀りし、第二次大戦迄、水門神社・吹上神社と称していたが、
戦災により社殿一切が消失し、戦後は、同床共殿によりお祀りし、
水門吹上神社と称するようになり現在にいたっている。

水門様は戎様、吹上様は大国様が御祭神で、福徳二神をお祀りする神社である。

みなとふきあげ2.jpg
↑境内↑
(以下、余談)
七福神の二柱を祀る(恵比須様と大黒様)珍しい神社です。

夕陽が迫る時間ということもあり、境内はむじんでした。
十日戎の時は混み合うのでしょうが、普段は落ち着いているのでしょうか。