墨坂神社
住所:奈良県宇陀市榛原萩原703
主祭神:墨坂大神(天御中主神,高皇産霊神,神皇産霊神,伊邪那岐神,伊邪那美神,大物主神)
社格:県社
主な祭礼:10月27日(例祭)
↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
当社は、宇陀郡榛原町萩原に鎮座しており、祭神は墨坂神、創立年月不詳であるが、
記紀登載の神社で推古天皇15年に榛原町西峠から現在地に移転している。
当社は、宇陀郡榛原町萩原に鎮座しており、祭神は墨坂神、創立年月不詳であるが、
記紀登載の神社で推古天皇15年に榛原町西峠から現在地に移転している。
明治までは六社権現とも天野宮とも称していた。
旧跡には渡行地があり例祭日に渡行地から本社へ時代行列、太鼓台が列をなし本社で例祭を行う。
近隣町村は「榛原まつり」と称し賑わっている。
また境外末社の恵比須神社は2月10日例祭を執行しているが「榛原えびす」と称し参詣者が多い。
↑本殿↑
↑御神水↑
↑神橋↑
(以下、余談)
山に挟まれた小さな盆地、最近では京阪方面へ通勤する世帯の増加で新興住宅地が立ち並ぶ「榛原」に鎮座します。
宇陀川にかかる赤い神橋を渡れば到着します。春日造の朱色の社殿が色鮮やかです。
御祭神の「墨坂神」は日本書紀に登場し、4世紀末の崇神天皇の御世に流行した疫病を退散させています。
創祀の年代や由緒は不詳ですが、歴史のある古社であることがうかがえます。
湧き水が滾々と今尚出ていることが特徴です。奈良県が指定した名水にも名前を連ねています。