登米神社

Last-modified: 2013-10-05 (土) 14:22:24
 

登米神社
とよまじんじゃ
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(参拝日:平成24年8月13日)
住所:宮城県登米市登米町寺池道場山15mapionlogo.gif
主祭神:田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命、猿田彦命、倉稲魂命、大宮姫命、応神天皇
主な祭礼:4月20日、9月15日(例祭)
webサイト:登米神社

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↑鳥居↑
(由緒)
(天喜年間(1053-58年)、鎮守府将軍・源頼義が賊徒征伐の際、辺見山に鏃を御神体として祀る)
康平5年(1064年)、源頼義の子・義家は、石清水八幡宮を勧進し祀る。後に、八幡崎と呼ぶ。
丈治5年(1189年)、奥州藤原氏滅亡後、当地を葛西三郎清重が領有し、葛西氏累代の守護神となる。
天正18年(1590年)、葛西氏滅亡。
慶長9年(1604年)、仙台藩の伊達相模守宗査が領主となる。
慶長11年(1606年)、八幡宮を八幡崎から寺池道場山麓に奉遷。
享保7年(1722年)、7代・伊達村永は、社殿を現在の山頂に移築。
明治6年、稲荷神社と合祀。県社に列す。
昭和27年、宗教法人・登米神社に改称。
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↑随神門↑
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↑社殿↑
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↑芭蕉句碑↑
(以下、余談)
登米伊達氏が治めた城下町であり、明治時代の建物が市街地に残ります。
そんな趣のある街並みにある八幡宮です。

境内には、鐘突堂や随神門があり、神仏混合の名残と考えられます。
随神門にある随神像は、寛文10年(1670年)に伊達綱宗公第四子・大蔵村直が仙台城より持参したそうです。

松尾芭蕉は『おくのほそ道』の行脚の途上に登米を訪れています。
「降津とも 竹植る日は 美能登笠」と書かれた句碑が記念して建てられていました。