岩隈八幡宮

Last-modified: 2014-01-03 (金) 18:34:12
 

岩隈八幡宮
いわくまはちまんぐう
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(参拝日:平成25年7月20日)
住所: 山口県岩国市周東町祖生宮源7179mapionlogo.gif
主祭神:三毛入野命、磐余彦命、玉依姫命、誉田別尊、足仲彦尊、気長足姫尊、住吉三神
社格:式内論社、県社
主な祭礼:10月8-9日(例祭)

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
主な御祭神は三毛大野神・磐余彦神・五依姫神の3神が祭られており、社名は、もとは熊毛宮と呼ばれていましたが、
和銅7年(西暦714年)宇佐八幡宮の勧請により岩熊八幡宮と改称され、さらに現在の岩隈八幡宮と改められました。
県下では数少ない由緒ある社であります。

社はもと下祖生岩隈山にあったものを元禄4年(西暦1692年)に領主吉川広紀が当宮を参詣し、社の荒廃を嘆き、
同年9月に現在地、玖珂郡久重出に遷座し、拝殿・幣殿を寄付、翌年には鳥居を建てました。

代々の領主も社殿の修理に努め、また地方民の崇敬も厚く、玖珂六郷の総氏神として崇められました。
氏子は53ヶ村にわたっていたようです。
なお、昭和の初めから終戦まで県社となり、現在も町民をはじめ近郊の方々から崇敬されている八幡宮であります。

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↑拝殿↑
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↑石段↑
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↑参道↑
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↑境内社↑
(以下、余談)
JR岩徳線の玖珂駅から北へ1.5km程度進んだところに鎮座します。
長い参道の先に、鳥居・社殿が立ち並んでいます。

岩隈八幡宮は当社と玖珂町の2社あります。
元禄四年九月、岩国藩主吉川広紀公がここから遷座したためですが、
その後に当地が荒廃したことから、玖珂町の宮から勧請したということです。