熊野大社

Last-modified: 2013-10-05 (土) 18:35:24
 

熊野大社
くまのたいしゃ
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(参拝日:平成24年3月17日)
住所:島根県松江市八雲町熊野2451mapionlogo.gif
主祭神:櫛御気野命(素戔嗚尊)
一宮:出雲国一宮
社格:式内社、国幣大社、別表神社
巡礼:出雲国神仏霊場第15番
主な祭礼:10月14日(大例祭)
意宇六社:眞名井神社、揖夜神社、六所神社、八重垣神社、神魂神社
webサイト:熊野大社

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↑境内↑
(由緒)
(神代、『日本書紀』に出雲国造に厳神の宮を作らしむとの記述。出雲大社とする説あり。)
(社伝によると、熊野村から紀伊国へ移住した際に、熊野本宮大社へ勧請したという)
和銅6年(713年)、熊野大社の記述。(『出雲国風土記』)
延長5年(927年)、熊野坐神社名神大社に列する記述。(『延喜式神名帳』)
(中世、熊野信仰の影響を受け、「上の宮」(熊野三社)と「下の宮」(伊勢宮)に分かれた。明治に統合。)
1871年(明治4年)、熊野神社を国幣中社に列格。
1916年(大正5年)、国幣大社に昇格。
1977年(昭和52年)、熊野大社に改称。
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↑八雲橋と堀↑
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↑境内地図↑(クリックで拡大)
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↑並べられた丸太↑
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↑随神門↑
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↑舞殿↑
(以下、余談)
紀州熊野の起源との説がある神社です。しかし、全くの別系統の神社であるとの異説もあります。
熊野の地名は『延喜式神名帳』に記載があるだけでも5箇所あり、起源については詳らかではありません。

鯉が泳いでいる堀を渡り、鳥居をくぐると、桧皮葺の社殿が立ち並んでいました。

中でも、鑽火殿は当社独特の社殿であり、発火の神器である燧臼・燧杵が奉安されています。
毎年の鑽火祭や出雲大社宮司の襲職時の火継式斎行の大切な祭場でもあります。

特に祭礼のない日だったからか、閑散とした境内でしたが、ゆっくりお参りすることができました。