乃木神社

Last-modified: 2013-05-10 (金) 23:13:39
 

乃木神社
のぎじんじゃ
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(参拝日:平成24年12月31日)
住所:東京都港区赤坂8-11-27mapionlogo.gif
主祭神:乃木希典将軍、乃木静子夫人
社格:府社、別表神社
主な祭礼:9月13日(例祭)
webサイト:乃木神社

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↑鳥居・神樽↑
(由緒:webサイトより)
明治45年(1912)7月30日明治天皇が崩御せられ、御大葬の大正元年9月13日御霊轜(棺を乗せた車)が
宮城を出発する号砲が打たれた午後8時過ぎ、乃木希典将軍と妻静子夫人は先帝に殉じて自刃を遂げられました。
以降この御夫妻の忠誠心に感激した国民はこぞって乃木邸を訪れ、その数は日を追って増していきました。

時の東京市市長阪谷芳郎男爵が先頭に立って広く同志を集め、
中央乃木会を組織して乃木邸内の小社に御夫妻の御霊をお祀りし、
毎年9月13日にはその御前に祭儀を斎行するとともに青少年への研修会を開催するなど、
御夫妻の精神を永世に伝えようと活発に活動していました。

大正8年(1919)には乃木神社創立の許可がくだり、明治神宮創建の後御造営の事業が起こされ、
大正12年(1923)11月1日鎮座祭が斎行されました。

昭和20年(1945)5月25日未明の空襲により本殿以下社殿を悉く焼失しましたが、戦後全国の崇敬者の熱意により、
昭和37年(1962)9月13日御祭神50年祭に合わせて本殿・幣殿・拝殿が復興されました。

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↑拝殿↑
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↑境内地図(クリックで拡大)↑
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↑正松神社↑
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↑赤坂王子稲荷神社↑
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↑旧乃木邸↑
(以下、余談)
地下鉄乃木坂駅を降りると、すぐに神社に到着します。
たまたま訪れたときは、大祓式を行っている最中でした。
境内いっぱいの参拝者は形代を身体に撫でつけ、1年の穢れを落としていました。

社殿に向かって右側には宝物館があり、自由に拝観ができます。
御祭神・乃木希典公の遺品を中心に展示されていました。
日露戦争関連の展示が印象に残っています。「水師営の会見」は初めて知りました。

旧乃木邸は中に入ることは叶いませんでしたが、門柱だけでも立派な佇まいです。
ドイツ留学の際、視察したフランス陸軍の兵舎をスケッチしたものをもとに設計しました。
明治35年に改築された建物がほぼ現存していますが、煉瓦造の厩『新坂の厩』のほうが堅牢そうですね。