湯島天満宮

Last-modified: 2013-12-07 (土) 23:10:22
 

湯島天満宮
ゆしまてんまんぐう
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(参拝日:平成25年3月2日)
住所:東京都文京区湯島3-30-1mapionlogo.gif
主祭神:天之手力雄命、菅原道真
社格:府社、別表神社
主な祭礼:5月25日(例祭)
webサイト:湯島天満宮

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
湯島天満宮(湯島天神)は 雄略天皇二年(四五八)一月勅命により創建と伝えられ、
天之手力雄命を奉斎したのが始まりである。
降って正平十年(一三五五)二月郷民が菅公の御偉徳を慕い、文道の大祖と崇め本社に勧請しあわせて奉斎した。
文明十年(一四七八)十月に、太田道灌これを再建し、天正十八年(一五九〇)徳川家康公が江戸城に入るに及び、
特に当社を崇敬すること篤く、翌十九年十一月豊島郡湯島郷に朱印地を寄進し、もって祭祀の料にあて、
泰平永き世が続き、文教大いに賑わうようにと菅公の遺風を仰ぎ奉ったのである。

その後、学者・文人の参拝もたえることなく続き、林道春・松永尺五・堀杏庵・僧堯恵・新井白石などの名が見える。
将軍徳川綱吉公が湯島聖堂を昌平坂に移すにおよび、
この地を久しく文教の中心としていよいよ湯島天満宮を崇敬したのである。

明治五年(一八七二)十月には郷社に列し、ついで同十八年(一八八五)八月府社に昇格した。
明治維新以前は、上野東叡山寛永寺が別当を兼ね、喜見院がその職にあたった時期があった。

元禄十六年(一七〇三)の火災で全焼したので、宝永元年(一七〇四)将軍綱吉公は金五百両を寄進している。

明治十八年に改築された社殿も老朽化が進み、平成七年十二月、後世に残る総檜造りで造営された。

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↑社殿↑
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↑絵馬↑
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↑筆塚↑
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↑夫婦坂↑
(以下、余談)
東京メトロ千代田線・湯島駅から徒歩数分で湯島天神に着きます。
ちょうど受験シーズンだったことと、梅の花が咲き誇っていたことが重なり、大変な大賑わいでした。
境内には300本ほどの梅が植えられており、8割が白梅らしいです。甘酒が振舞われていました。

たくさんの奉納絵馬がまるで枝垂桜のように、垂れ下がっているのは初めて見ました。
気の遠くなるような数のお願いを聞き届ける神様も大変ですね・・