牛天神 北野神社

Last-modified: 2013-06-01 (土) 07:44:46
 

牛天神 北野神社
うしてんじん きたのじんじゃ
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(参拝日:平成25年3月2日)
住所:東京都文京区春日1-5-2mapionlogo.gif
主祭神:菅原道真公
主な祭礼:3月7日(例祭)

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↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
当社は寿永三年の春、右大将・源頼朝卿東国追討の時、此処のの入江の松に船を繋ぎ和波を待つ。
その間夢に菅神牛に乗りて現はれ、頼朝卿に二つの幸のあらんことを告げ、武運満足の後は、
必らずや社を営み報ゆべしと託し給ふ。

頼朝卿夢覚めて傍を見れば、一つの岩石ありて、夢の中に菅神の乗り給ひし、
牛に似たり依りて是を奇異とせしが、果して同年の秋頼家誕生あり。

更に翌年には動かずして、平家を悉く退け国を鎮定せり。その報賽として此処に、御神を勧請ありて、御神領等を寄進す。
因て御創立はこの年、元暦元年なり、と云う。

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↑社殿↑
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↑太田神社・高木神社↑
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↑ねがい牛↑
(以下、余談)
後楽園近くの牛天神下交差点から北へしばらく歩くと着きます。場所は中央大学や警視庁第五方面本部の裏手です。

源頼朝が入江に船を繋いで、海が凪ぐのを待つ間、夢に菅公が牛に乗って現れたそうです。
そのお告げは、武運満足の後は社を営むべしと伝え、夢から覚めると牛の形をした石がありました。
後に義家がここに社殿を建立しました。今ではどこに入江があったのか分かりませんが、歴史ある神社ですね。

境内社に太田神社があり、貧乏神といわれる黒闇天女(弁財天の姉)を祀っています。
しかし、江戸時代に近くの貧乏旗本の窮状を救ってからは、幸福の神として信仰を集めています。