気多大社
住所:石川県羽咋市寺家町ク
主祭神:大己貴命
一宮:能登国一宮
社格:式内社(名神大社)、国幣大社
主な祭礼:4月3日(例祭)
webサイト:気多大社
↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
気多大社が中央の文献に初めて見えるのは『万葉集』である。
気多大社が中央の文献に初めて見えるのは『万葉集』である。
能登半島の要衝に鎮座する気多大社の神威は中央国家まで及んでいたのである。
日本海沿岸にひろく気多の神が祀られていた、古代における気多大社の神威がしのばれる。
近世には前田利家をはじめ歴代の藩主が崇敬し、祈願、祈祷をもとよりしばしば社殿の造営をした。
本殿(大己貴命)、拝殿、神門、摂社若宮神社(事代主命)、摂社白山神社(以上、国指定重要文化財)、
神庫、随身門(ともに県指定文化財)がそれである。
加賀藩の保護した社叢(国の天然記念物)には奥宮が鎮座し、「入らずの森」と呼ばれる聖域となっている。
↑拝殿↑
↑神門↑
↑境内地図(クリックで拡大)↑
↑養老の大國像↑
↑社叢林(入らずの森)↑
↑白山神社↑
(以下、余談)
羽咋市北方、能登半島付け根の滝崎附近の寺家町に鎮座します。
上の写真でもお分かりいただけると思いますが、かなり多くの参拝者が訪れていました。
羽咋市北方、能登半島付け根の滝崎附近の寺家町に鎮座します。
上の写真でもお分かりいただけると思いますが、かなり多くの参拝者が訪れていました。
4つの社殿は重要文化財に指定され、約10,000坪の天然記念物「入らずの森」がある能登国一宮です。
その森の中には奥宮が鎮座し、三基の円墳もありますが、一般の立入りは禁じられています。
伝承によれば、能登生國玉比古神社?が、気多大社の本宮と云われ、
出雲国より因幡の気多崎に大己貴尊が渡り、そこから能登国へ渡って平定されたそうです。
やや観光に力を入れているような気がする神社でしたが、深い社叢林が繁り、
重厚感のある重文の社殿が残る、『万葉集』に詠まれた頃からの悠久の歴史を感じさせる佇まいでした。