白山比神社

Last-modified: 2013-10-05 (土) 15:27:32
 

白山比神社
しらやまひめじんじゃ
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(参拝日:平成25年1月4日)
住所:石川県白山市三宮町ニ105-1mapionlogo.gif
主祭神:白山比大神、伊邪那岐尊、伊弉冉尊
一宮;加賀国一宮
社格:式内社(小社)、国幣中社、別表神社
主な祭礼:5月6日(例祭)
webサイト:白山比神社

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↑神門↑
(由緒:パンフレットより)
当社は、遠く神代の昔、霊峰「白山」を神体山として、生きとし生けるものの、「いのち」の祖神と仰ぐ
“白山比大神”を奉斎したことにはじまり、その創建は遠く崇神天皇の御代と伝えられています。

延喜式内の名社でありまして、古来「下白山」と称せられた本社は霊峰白山の「まつりのにわ」として設けらた「白山本宮」で、
「加賀一ノ宮」としても尊崇され、「白山さん」としてあまねく親しまれている北陸鎮護の大社であります。

今日では、全国に奉斎されている三千有余社の白山神社の総本宮として、“白山信仰”の中心をなしております。

菊理媛神とともに伊弉諾尊・伊弉冉尊も祭神として祀られています。
菊理媛神の「くくり」は「括る」にもつながり、現在は「和合の神」「縁結びの神」としても崇敬を受けています。

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↑拝殿↑
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↑奉納酒樽↑
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↑芭蕉翁句碑↑
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↑白山遥拝所↑
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↑荒御前神社↑
(以下、余談)
旧鶴来町・現白山市域にあり、平野部から白山の峰々が迫ってきたあたりに建っています。
以前は、神社の近くまで加賀一の宮駅がありましたが、平成21年に廃止となりました。
現在でも駅舎と線路が残っているので、京王井の頭線が今でもやってきそうです。

話が脱線しましたが、今では車・バスでしか訪れることができないので、
初詣シーズンだった正月のこの日は道路が渋滞していました。夕方近かったのに、駐車場もいっぱいでした。

神社の創祀は養老2年(718年)泰澄大師により白山の主峰・御前峰に奥宮が祀られたことに始まります。
はじめは自然信仰の場でしたが、修験者の山岳修行・神仏習合の修験霊場として登山道が開かれました。

久安3年(1147年)4月に日吉七社にならい、本宮・金剱宮・三宮など白山七社が形成されました。
白山本宮は平安中期から500年間、味智郷に鎮座して繁栄しましたが、文明12年(1480年)の大火で現在地に遷座しました。

現在でも、白山を御神体としている「白山信仰」の霊場のひとつです。
北陸を中心に約5000社ある白山神社の本社でもあります。