福井県護国神社

Last-modified: 2013-05-10 (金) 23:27:48
 

福井県護国神社
ふくいけんごこくじんしゃ
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(参拝日:平成24年10月7日)
住所:福井県福井市大宮2-13-18mapionlogo.gif
主祭神:護国の英霊
社格:護国神社、別表神社
主な祭礼:11月2日(秋季例祭併せ新穀感謝祭)
webサイト:福井県護国神社

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↑拝殿↑
(由緒:パンフレットより)
神社の創建は、畏くも明治天皇の思召による御趣意に従い、
国難に殉じられた方々の霊魂を永久に祀って其の冥福を祈り、感謝を捧げるため、
昭和十四年の内務省の護国神社制度に従い、昭和十六年三月社殿を建立したことによる。

終戦後、昭和二十一年二月二十一日の神道指令により、宗教法人神社本庁の所属となり、
同年十月二十日には神社名を「福井御霊宮」と改称するを余儀なくされた。
(「福井御霊宮」に改称すると同時に、別殿に殉職者の霊魂をも奉斎することになった。)

昭和二十三年六月二十八日の福井地方の大地震と翌月二十五日の未曽有の大洪水の被害のため、
神殿を始め諸建物全部倒壊流失、境内崩壊、地下水噴出と、
神具・調度装飾品等の浸水惨澹たるもので全滅に等しきものであったが、
直ちに復旧の奉賛事業を興し、遺族及び有志の献資により、昭和二十六年四月現神殿と御式殿を再建した。

昭和三十年十月には、福井県護国神社奉賛会を設立し拝殿及び翼殿の建設事業を竣工。

昭和三十六年七月一日には、神社本庁より別表神社に加列された。

昭和四十五年八月十五日には、御英霊の御遺品を展示保管する『秀芳館』が竣工。

続いて昭和四十七年六月四日御鎮座三十周年大祭記念事業として未復興であった
大鳥居・玉垣の建設を行い、是をもって震災の復興は全部完了することとなる。

御鎮座と終戦の各周年事業を経て、
平成四年四月には御鎮座五十周年大祭を盛大に斎行し、社殿御屋根の葺替・一之鳥居の改築を行い、
平成十四年十一月三日には御鎮座六十周年大祭を斎行し、記念事業として、
神社会館・社務所の新築・境内地の整備等を行った。

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↑献水石碑↑
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↑急流中底之柱↑
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↑盃落し神事の台座↑
(以下、余談)
明治維新後から太平洋戦争までの戦士傷病者、殉難、殉職された福井県出身者・31993柱を祀っています。
橋本左内の御神霊も「護国の英霊」のひとつとして祀られていますので、
高さ10.7mの「急流中底之柱」がありました。本箱の蓋に記されていた言葉(後述)や命日に因んだそうです。

社務所に売られている御守りに「大丈夫守」がありました。「ますらを」と読みます。
橋本左内の「急流中底の柱 即ち是大丈夫の心」に因んでいるそうです。