大館八幡神社
住所:秋田県大館市八幡1
主祭神:誉田別命、息長足姫命
主な祭礼:8月4-5日(例祭)
↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
大館城初代の城代義成公は慶長七年(一六〇二)常陸国小田より秋田に遷封された
佐竹義宣公と共に移り、一時は桧山に居住。
大館城初代の城代義成公は慶長七年(一六〇二)常陸国小田より秋田に遷封された
佐竹義宣公と共に移り、一時は桧山に居住。
慶長十五年(一六一〇)大館城が築城され、大館城に入った。
一国一城令により城代と称し、隣藩津軽南部に対する要害の地となった。
慶長十五年義成公が大館城に入るや、祖宗以来、
佐竹の守護神として崇敬した常陸国太田八幡宮の神霊を城中に祀った。
大館城代二代の義易公は城中から現在地に万治元年(一六五八)に遷座し、神殿の再建がはかられた。
この神殿一対が流れ造りの優雅な建築美、彫刻美色彩美で他に類を見ず、
昭和四十四年三月秋田県重要文化財として指定されたものである。
実に三百二十年前に建立されたもので、その建立年号も貴重な棟札が現存していることから証明されている。
明治二年建立の鞘堂も朽ち、昭和三十二年神殿建立三百年を記念として市民の浄財により
新たに四面を覆い後世への記念とした。
↑社殿↑
↑市街地遠景(中央に大館樹海ドーム)↑
↑境内にある大館八幡幼稚園↑
(以下、余談)
遠く奥羽山脈、長木川、そして樹海ドームを望む高台に神社はあります。
境内には幼稚園があり、社務所と繋がっていました。
朝ということもあり、賑やかな神社でした。
遠く奥羽山脈、長木川、そして樹海ドームを望む高台に神社はあります。
境内には幼稚園があり、社務所と繋がっていました。
朝ということもあり、賑やかな神社でした。
本殿は「八幡2社」と呼ばれる様式であり、佐竹氏が古くから取り入れていました。
正八幡宮は石清水八幡宮、若宮八幡宮は鶴岡八幡宮?の神霊を祀ります。
戊辰戦争の戦火からも免れた、秋田県内では17世紀まで遡る数少ない建築物として、
平成2年には重要文化財に指定されています。
細部には極彩色が施されているといいます。
ただ、コンクリート造の鞘堂内部にあるため、拝観には予約が必要です。
知らずに訪れたので、拝むことなく立ち去りました。
勿体ないことをしました…