綴子神社

Last-modified: 2013-10-05 (土) 14:13:42
 

綴子神社
つづれこじんじゃ
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(参拝日:平成24年8月17日)
住所:秋田県北秋田市綴子西館46mapionlogo.gif
主祭神:八幡山大神
主な祭礼:7月14-15日(例大祭)
webサイト:綴子神社

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↑鳥居↑
(由緒:神社webサイトより)
社伝によれば、第37代斉明天皇5年(659)朝廷の命令を受けた阿倍比羅夫将軍が蝦夷(東北地方)を治めるため肉入籠に至り、
戦勝祈願と北秋田地方の鎮護として九州豊前國(大分県)宇佐神宮より八幡大神を勧請し、地主神と併せ祀ったのが創建とされ、
鎮座地の綴子の地名は日本書紀に記される肉入籠が訛って綴子になったと伝えられます。

古くから宇佐八幡宮・八幡宮と呼ばれ、境内のご神木「千年桂」はご神体として永く祀られ、
特に子授け・安産・子育て・縁結びの深いご加護がございます。

弘長2年(1,262)以前、当社社家の初代である常覚院元瑞道亨が、甲斐源氏浅利侯と共に近江國(滋賀県)より派遣
され、この地方の鎮護である綴子八幡宮を再興し旧綴子村開村。国重文指定の胡桃館遺跡の信仰対象の神、
田代山神社・七座神社の遥拝所としての機能も古くから持ち、時の武将・鎮将の八幡信仰は誠に篤く、
近世には氏子崇敬者の篤い誠心により社殿・境内・諸施設とも整い、その畏き神恩無窮の大御光のまにまに、
時代を問わず綴子郷中の氏子を始め、旧北秋田地方の総社として日本人の心の拠り所、
心の故郷として篤く深く崇め奉られております。

平成21年には鎮座1,350年式年大祭奉祝事業が厳粛盛大に斎行されました。

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↑社殿↑
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↑千年桂↑
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↑内館文庫↑
(以下、余談)
東北最古の八幡宮だそうです。宇佐八幡宮?から八幡大神を勧請し、地元神と合祀しました。
境内の御神木「千年桂」はご神体として永く祀られ、特に子授け・安産・子育て・縁結びの御加護があります。

境内には、八幡宮綴子神社別当の社家・武内家が営んだ私塾である内館塾に関わる史跡・内館文庫があります。
塾生の指導は明治7年の綴子小学校設立まで行われ、おもに秋田県北部各地から来た塾生の指導をしました。
藩校・郷校が存在しない秋田県では、この様な江戸時代の庶民教育施設が残っているのは貴重です。