鷹巣神社

Last-modified: 2013-05-10 (金) 23:06:14
 

鷹巣神社
たかのすじんじゃ
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(参拝日:平成24年8月17日)
住所:秋田県北秋田市宮前町10-35mapionlogo.gif
主祭神:誉田別命、比大神、軻遇突命、水波能売命、猿田彦命、豊受姫命
社格:村社
主な祭礼:7月25日(例祭)

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↑社殿↑
(由緒)
慶安元年(1648年)、八幡神社・愛宕堂・伊勢堂の3社を創設。
慶安2年(1649年)、それぞれに社殿を建立し、祭日を定める。村民の産土神社として崇敬せられた。
明治7年、村社に列す。
明治42年、3社を合併し、鷹巣神社と改称す。
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↑社殿全景↑
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↑石鳥居と大けやき(天然記念物)↑
(以下、余談)
JRと秋田内陸縦貫鉄道が分岐する鷹ノ巣駅から、市街地を南方向へ進むことしばらく、
北秋田市役所の近くに神社はありました。

上記の由来では、明治時代に3社が合併していますが、
そのうちの八幡神社については、「鷹巣」の地名の由来となった伝説が残っています。

大ケヤキに鷹のつがいが居りましたが、オス鷹が別の鷹に殺されます。
残ったメス鷹は巣を造り、白い鷹を生み、子が敵を討ったというものです。

肝煎の斎藤伊勢は、大ケヤキの麓に八幡神社を建立し、地名の由来となったそうです。
境内入口に天然記念物の大ケヤキがありますが、この伝説に関係あるかどうかは分かりません。
ですが、もしかしたら関係あるのでは?と思ってしまいますね。

ちなみに写真では、社殿前の鳥居に車が止まっていますが、お祓いに来られた方のものです。
2枚目の写真では、社殿の戸が開いていますが、これは神事を行っていたためです。

社殿こそ、真新しい神社でしたが、大ケヤキの伝説から悠久の歴史を感じますね。