鹿児島神宮

Last-modified: 2013-10-06 (日) 23:16:50
 

鹿児島神宮
かごしまじんぐう
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(参拝日:平成25年8月12日)
住所:鹿児島県霧島市隼人町内2496mapionlogo.gif
主祭神:天津日高彦穂々出見尊、豊玉比売命
一宮:大隅国一宮
社格:式内大社、官幣大社、別表神社
主な祭礼:5月5日(御田植祭)

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↑参道↑
(由緒:パンフレットより)
鹿児島神宮の御祭神は海幸山幸の神話によるところの社で創祀は遠く神代にあって、
又皇孫神武天皇の御代なりとも伝えられます。

御祭神彦穂穂出見尊(別名山幸彦)は筑紫の国開拓の祖神に坐しましこの地に高千穂宮(皇居)を営み給い、
五百八十歳の長寿に亘らせらるる間農耕畜産漁猟の道を指導し民政安定の基礎をつくり給うた御祭神である。

俗に正八幡、国分正八幡、大隅正八幡等と称し全国正八幡の本宮でもあります。

醍醐天皇の延喜の制には(九〇一年)大社に列し大隅國一之宮として朝野の崇敬特に篤く営繕の費は
三州の正視を以て充てられ後鳥羽天皇建久年間(一一九八年)には社領二千五百余町歩の多きに至り
江戸末期まで千石を有して居た。

明治四年国幣中社、同七年神宮号宣下官幣中社、同二十八年官幣大社に夫々列格す。
昭和十年昭和天皇の行幸を仰ぎ勅使皇族の御参拝は二十余度に及ぶ。
現社殿は桃園天皇の宝暦六年(一七五六年)島津重年公(廿四代)の造営になるものである。

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↑拝殿↑
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↑宝物庫↑
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↑招魂社↑
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↑境内地図(クリックで拡大)↑
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↑御神木↑
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↑摂社・石體神社↑
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↑神代聖蹟高千穂宮跡↑
(以下、余談)
旧隼人町の市街地を見下ろす小高い丘に鎮座する大隅国一宮です。鹿児島空港の近くです。
参道や社殿は一宮らしく、堂々とした風格のあるものです。本殿は木造建築物の中では日本最大級の広さです。
駐車場がかなり広いです。神宮の社殿から摂社の石體神社まではかなり距離があるので、歩くとなると大変です。

神社には隼人塚があります。この周辺は隼人の拠点だったのでしょうか。
近年の調査から、1000年以上前の平安時代後期の建築物といわれています。
討伐された熊襲・隼人の供養のため、正国寺という寺の遺構など、諸説があるようです。