FCM 36 Pak 40

Last-modified: 2016-04-20 (水) 18:53:41

舐めてかかると恐ろしい小便器君
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なんだこのチビ

おフランスのTier3課金駆逐戦車。
現在は残念ながら売られていない。中途半端なTierの課金戦車なので戦場でそこまで多くは見かけない。
愛称は小便器、メロン

そんなに強くないんじゃね?

フランスの軽戦車FCM 36に75 mm PaK 40/2をのっけたもの。
うん、元がFCM 36って時点で察してくれるとうれしいけど、こいつは言うまでもなくのろい。
最高速度は驚異の時速24キロ。しかも出力が全く持って足りないからその24キロすら滅多に出せないわ出力重量比はまさかの6.55だから加速はのろいわひどいもんである。
しかも戦闘室はちょっと大きいくせしてものすごくペラペラで、オープントップだから自走砲食らったらすぐ死ぬ。
機関銃だって貫通しちゃう。車体は元の車体のままだからかちょっと硬いけど気休めだ。

いやいやめっちゃ強いってか怖いよなんだコイツ!?

機動性、防御力はもう悲惨なコイツだが主砲は割と優秀だ。
同じ主砲であるはずのMarder IIに何故か貫通が劣るけど、DPMはなんと驚異の1751
これがAP貫通98APCR126mmでとんでくるんだからたまったもんじゃない。
照準時間も1.5秒ってアホかな。
なので駆逐戦車に一番重要な火力面は課金戦車にもかかわらず十分に備えている。

そして何よりこの戦車で一番怖いのは……Tier10戦車でもそこに至っていない戦車がいる、『400mの視界』だ。
なんとなんと全駆逐戦車でトップタイ!
マッチングする戦車の中でこいつに匹敵する視界があるのはフランスTier5課金自走砲の105 leFH18B2の390mのみ。
そう、動かないでいる限りマッチングするいかなる戦車にも視界で勝つ車両なのである。
先述のDPMもあわせて、敵を自分で発見して一方的に蹂躙することは難しくないのである

怖いよ怖いよ

まとめると、非常に充実した火力と圧倒的な視界を持つため防衛線においてこれ以上ない活躍をすることができる車両である。
しかし劣悪な機動力と防御力のため攻めるのは苦手。
そのためうまく戦況を見て動く必要がある。
だがハマってしまえばたとえボトムであろうと敵を蹂躙できるポテンシャルを秘めている。
中途半端にレア車両なので油断しているとまず痛い目にあうだろう。
Tier3駆逐戦車の中でもで異色の輝きを放つ、1両のメロンである。

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