KV-85

KV-85、出撃する。

概要

ソ連Tier6重戦車である。
前身のKV-1Sと同じく機動力に優れている。

特徴

最高速度はKV-1Sから下がってしまったが、加速性能・履帯性能に優れている。
陣地転換・飛び出し打ち・格闘戦といった戦術は十分に可能。
まあ、中戦車についていくのはちょっと辛くなったかな。

火力は100mm S-34と122mm D-2-5Tの二種類がある、
100mm S-34は非常にバランスの取れた優秀な主砲。
精度は0.38とソ連戦車らしからぬ優秀な数字。
AP貫通は170mmとどっかのL56君がにらみつけてくるほどである。
単発火力は250とソ連にしては控えめなもののDPMはなんとTier6にして1973
どのくらいすごいかというとVK 36.01 (H)のL56でも1914、アメリカのM6の90mm砲で1894、ちゃちⅦのOQF 77 mm Gun Mk. IIで1953である。
貫通ではこれらに勝っているってことも考えると……頭おかしい。
122mm D-2-5Tは扱う人を選ぶ主砲だ。
精度は0.5とかアホみたいに劣悪で照準時間も3.6秒かかるわ装填速度はくっそ遅いわで扱いにくいことこの上ない。
だがまさかの貫通175mm単発火力390とかいう一種のロマン砲でもある。

この通り、機動力と火力面に関しては非常に恵まれているぜータクな戦車といっていーとおもう。

ねえ、なんか色々変なんだけど

とりあえずはこれを見てくれ。こいつをどう思う?

この写真何かって?これね、コイツの最大俯角なの。
そう、コイツの俯角はまさかの3度である。
だからちょっとした起伏でも撃てなくなる。
『回り込んだはいいけど起伏で撃てませんぞおおおおおお』とかわりとある。
ちなみにもともとTier6重戦車の主砲としては貫通も火力も足りないから使うことはまずないであろう初期砲に至っては2.8度だ。アホかな。