シャーマン兄弟の硬い方。普通のシャーマンとは違う強みがあるぞ!
概要
前提として、この車両は「とりあえず最終装備にすればええやろ」という車両ではないということを念頭に置いていただきたい。
(無駄に)カスタマイズ性があるのだ!!なくてもいいと思う。というわけで、大まかにカスタマイズの「型」を説明しようではないか。
- 初期砲塔+105 mm M4
- 恐らく最も多く戦場で見かけるタイプ。砲塔が全周152mm+防楯177mmと、Tierを超えた鉄壁を誇る。10榴なので嫌がらせ性能も高い。
- 耐久730。覚えておこう。
- 本項ではこちらのタイプの解説を主に行う。後期砲塔型をあまり見ない理由は後述。
- 初期砲塔+76 mm Gun M1A1
- カチカチの初期砲塔が使いたいけど榴弾砲はイヤ。そんな人向けのタイプ。
- 搭載砲の76 mm Gun M1A1はTier6としては貫通、威力、共に不足しており、DPMも高くなく、精度もお世辞にも良いとは言えない。
重装甲化のせいで脚が遅い(初期砲塔は後期砲塔より重い)ので側面を取りに行くのも時間がかかる。
- よっぽどの榴弾砲アレルギー持ちの人向け用装備(偏見)全然見ない(体感)10榴積めばいいよ(ダイマ)
- 後期砲塔+76 mm Gun M1A2
- M1A1と比べDPMと精度が大きく改善されて使いやすくなったM1A2を装備するために後期砲塔を装備するタイプ。昔はいた。
- 後期砲塔を装備することにより視界が370m(+40m)になり、砲塔旋回速度が上昇し、重量が軽くなるため加速性能が向上する。
- その代償として砲塔の装甲厚は76/50/50、防楯88mmと大幅に柔らかくなる。防楯裏開口部も大きい。
これほとんど普通のM4の砲塔じゃねぇか!!
- 昔は初期砲塔と同じく177mmの防楯を持っており、後期砲塔でも防楯で弾くことができた。が、HD化でまさかの89mmの減厚。
減厚しすぎぃ!!こんなペラペーラ砲塔なぞハルダウンしててもブチ抜かれて死ぬわ!!ファック!!
- 下半身に比べて上半身が貧弱すぎる。
- 耐久は760。後期砲塔のジャンボはとりあえず砲塔がペラペーラ。律儀に車体撃つ必要無し。覚えておこう。
マッチョみ
- ハイパーガチムチボデー
- Tier6MTの分際で101/76/38というガチムチ車体を持ち、同格MTが通常APで相手をするには少々ツライ。
ちなみに前面装甲は傾斜込みで135~140mmというところ。車体下部はもっと硬いので車体上面を狙おう。
機銃とか色々付いてるけど全部一枚板の判定だから弱点ではないからな!
- 圧倒的全周152mm装甲の砲塔は格上車両でさえ手古摺るハイパーガチムチスポット。
177mmの防楯と重なった部分は実厚だけで329mmと、もはや最高ティアレベル。Tier8TDの金弾でも抜けるかわからんぞ!!
開口部に当たっても防楯だけで177mmあるのでマッチング帯に多い175族を割と弾ける。
- 装甲モデル解説準備中
- 米MTとしての利点いっぱい
- Tier6にして早くもスタビを装備可能。10榴と併せて高水準な嫌がらせを提供しよう。
- 米車らしく俯角も10°まで取れるため、地形適応能力が高く、ハルダウンがやりやすい。
- 重装甲化の割にはそこそこ動ける?
- ラマー+スタビを搭載した場合の出力重量比は14.82。なんか思ったほど低くないな?
最高速度は35km/hと遅いが加速自体は悪くない。スパパさんとは違うのだよ。
ガリみ
- 重装甲化の代償
- 初期砲塔では視界330m。すっげー目悪いじゃんヤバイヤバイ。鴨撃ちされたら流石に死ゾ。皮膜付けたい。
- 脚の付け根が性感帯
- 履帯裏の装甲は強化されておらず38mmしかない。122mm砲では3倍ルールが適応されるのでここを撃たせてはならない(戒め)
- ガチムチHTマッチング(絶望)
- ガチムチが災いして!戦力値が!20%上昇している!!なのでカウンターにO-IやらKV-2がマッチングされる可能性が多いにある。
揃いに揃ってコイツらはハルダウンしていようが15榴で叩き割ってくるので相性がよろしくない。撃たれない立ち回りもしようね。
総論
- 拡張パーツの選択
- 是非スタビは欲しい。ラマーも欲しい。視界がアレなので皮膜も欲しい。
でも格下の10榴とかよく見る15榴とかの被害を減らしたいから内張りもちょっと欲しい。困った。
- 運用
- とにかくハルダウンだ!車体装甲も強いが、やはり砲塔装甲が異常なほどに硬いのでハルダウンは正に鉄壁。
マッチング次第では1両で敵の進行を完全に止めることも可能である。
- 車体装甲は硬いと言っても同格以上のHTなら貫通できるし、金弾なら格下や同格MTでも貫通できる。その上耐久はMTのそれである。
履帯裏の薄さもあって、硬いからと言って安易に市街地に突貫するのも常に最善策であるとは言えない。
とにかくマッチングを見て自分の動きを柔軟に決定しよう。HT会場を味方に任せられるかの判断は重要である。
格下狩り性能を存分に発揮すれば一騎当千の活躍間違いなしである。
- ボトムでマッチングされた時は流石に車体装甲もなかなか役に立たない。ハルダウンと10榴でひたすらデバフに徹するとよい。
10榴なのでダメージを微量でも与えることができるぶんマシである。
勿論、どのTierにも装甲ペラペラソース君はいるので、うまく貫通できれば一気に痛手を負わせることも可能だ。