StuG III G

やや影が薄いがこいつを甘く見ると大変な目に合うよ

概要

ドイツTier5の駆逐戦車。いわゆるドイツ第一駆逐戦車ルートの一両なんだな。
へったんから主砲も引き継げるし三号とエンジンとか共通だし乗り出しは他のルートもやってればかなり楽。
コイツの特徴はぶっちゃけ『視界以外のすべてを持った駆逐戦車』とゆーことだろう。

火力

駆逐戦車で気になるのはまず火力。
4種類の主砲から好きなものを選べるけど基本は１０榴か7.5cm Pak 42 L/70だろう。
１０榴はへったんでもう慣れたよね。三突でもその経験は生きる。発射速度も上がって使いやすくはなったし、普通に各上にもダメージは通るし。
でもお勧めはやっぱり7.5cm Pak 42 L/70。
なんとTier5にしてAP貫通150APCR194単発火力135DPM1800精度0.33照準時間1.7ｓ
圧倒的速射性能と高貫通・高精度を併せ持つのだ。
欠点としては玉数が少ないこと。車体が小さいからねえ。

機動力

へったんからカタログ上での最高速度が低くてがっかりしていないかい?
実はそんなことはない。
へったんとくらべるとエンジン出力と履帯性能が向上しているため非常に優秀な機動力を発揮できる。
てゆーか出力重量比も19hp/tとそこらへんの中戦車よりいいし旋回速度も44°/sとかなりのものなのでNDKされる心配はあまりない。

ただしドイツ戦車の性として後進はくっそのろい。

防御力

高機動力高火力ってことは防御力はないと思うでしょ?
ところがどっこい、車体下部や戦闘室下部は80mmもあるのだ。
車体上部が傾斜込でも50mmくらいで微妙に頼れないけど格下相手なら余裕で弾ける走行まで持っているのだ。
いや、当たり所によっては10榴爆散もあり得ちゃう欠点はあるけど。
車体上部とか車体上部とか車体上部とか。

ドイツ戦車だから車体下部にはトランスミッション判定や弾薬庫判定まであるよ！

隠蔽

駆逐戦車で重視される隠蔽。
こいつはその隠蔽の数字も優秀だ。
具体的にいうと同格のトースターパン焼き砲くんの静止時隠蔽よりこいつの移動時隠蔽が優れているくらい。
茂みやカモネット、カモスキルを使えば蹂躙も可能だ。

視界・無線

これは三突の欠点。
視認範囲はわずかに310mと低く隠蔽を生かして一方的な視界をとる、ということは少し難しい。
また無線範囲も415mとやや頼りない。

つまりどういうことだってばよ

最初に述べたとおり、高貫通高精度高レートの主砲と圧倒的な隠ぺい、さらには優秀な機動力にある程度の防御力を持つ非常に優秀な駆逐戦車。
しかし視界の狭さや無線範囲も考えると某忍者のような単独行動はなるべき避けたいね。
基本的には駆逐戦車のセオリー通りに戦って、場合によっては機動力を生かし、相手次第で装甲も活用して殴りに行くのは割とありなんじゃないかなとは思う。

……試合終盤になると各上戦場だろうが殴り合いに参加する筆者の真似はあまりお勧めしないよ、うん。