で、君は何のパチモン?
中華版SU-122-44アルね!!んーなんか違う?
- よく上げられる比較対象としてはSU-122-44。
数字だけ見ると上位互換っぽく見えるけど、この記事書いている筆者的にはなんか違う気がしてきているゾ
スペック
車体
耐久値 | 800 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 70/45/45 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/16 |
重量(初期/最終)(t) | 31.58/32 |
実用出力重量比(hp/t) | 16.25 |
主砲旋回速度(°/s) | 30 |
視界範囲(m) | 360 |
本体価格(Cr) | 1,440,000 |
修理費(Cr) | ? |
超信地旋回 | 可 |
武装
名称 | 発射速度(rpm) | 弾種 | 平均貫通力(mm) | 平均攻撃力 | AP弾DPM | 精度(m) | 照準時間(s) | 総弾数 | 弾薬費(Cr) | 重量(kg) | 俯仰角 |
100 mm 59-100TG FT | 8 | AP APCR HE | 181 241 50 | 250 250 330 | 2,000 | 0.35 | 1.9 | 40 | 252 4,400 252 | 2,257 | -5°/+15° |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 mm 60-100TG FT | 8.57 | AP APCR HR | 189 244 50 | 250 250 330 | 2,143 | 0.35 | 1.8 | 40 | 252 4,400 252 | 2,257 | |
122 mm D-25TG FT | 6.32 | AP HEAT HE | 192 250 61 | 390 390 530 | 2,463 | 0.4 | 3 | 30 | 1,025 5,600 608 | 2,590 |
射界
射界 | 左12°/右12° |
---|
特徴とか?
高隠蔽、高視界
- 実はこの子、制止時の隠蔽率であのゲルマンゴキブリことE25を若干とはいえ超えていたりする。
移動時ですら同率という高い隠蔽。
しかも視界は360とこれもTD視界ナーフをすり抜けたE25と同等。カニ目を使用した効果が非常に高い。
- ただし、発砲時の隠蔽率はこの子の方が大きく低下するので、
仮にE25と同じ場所から同じよう様に撃ったらちゃんとバレます。
15mルールや、あるいは撃ったらすぐ下がる事。すぐ物陰に隠れれるようにしておくとか基礎を守る事が大事。
砲とか火力とか
- 相変わらず全体的に貫通力が優秀。
最終砲候補としては金弾でAPCRが使える扱いやすい100㎜砲と、火力のある122㎜砲の2択。
ただ、中間の100㎜砲と引き継いだ初期砲が殆ど同じような性能だったり…これ分ける意味あるの?
ただ122㎜砲の精度が悪いと言えるレベルなんで、扱いづらいというならお好みで。
- ただ筆者的には、以降の中国TDツリー進めるなら122㎜砲で慣れておいた方が良いと思う。
122㎜砲を選択すれば単発390を装填8秒ぐらいで吐き出せちゃう。
- 俯角は引き続きが-5°で、SU-122-44の-4°よりもマシとはいえ良いとも言えない。
ハルダウンが難しいところの方が多いかも。
ただ左右の視界が12°づつに対して、SU-122-44が8°づつ。対応力では上回っていると言える。
めっちゃ優秀じゃん?でも弱点とかあるんでしょ?
- はい。鬼のようなDPMを誇るSU-122-44に及ばずとも火力はあるし、
ゴキブリの畏怖と憎しみを込めて呼ばれるE25並みの隠蔽、視界も持ち合わせて、お強い部分はあるけども、
だからと言って万能戦車ってのは殆どないし、だからこそこの子も影薄いままなんだよね。
装甲
- WZ-131G FTから倍程正面装甲が増厚され、向上はしているもののやっぱり薄い。大体貫通されると思って良い。
相変わらず天板などもかなり薄めな為、SPGの直撃で下手をすると1撃で撃破されかねない。
至近弾でも結構ダメージが入るので、序盤から矢面に立つのは慎重に。
- HP800も同格ワースト。単発390の122㎜砲でも上振れ次第で2発で破壊されかねない。
機動性
- 推力重量比16.25で最高速度50km/hとかなり優秀に見えるけど、ここで問題なのが履帯の性能。
綺麗な平地ですら40km/hとかぐらい。下り坂でしか50km/hは出ないです。上り坂だと結構時間かかる。
- 実速度で、35~38㎞/hぐらいしか速度がでないので、ぶっちゃけ直進だけだとSU-152とあんまり変わらない。
陣地転換が必要な場合は結構早めの行動が求められるので、注意した方が良いと思う。
- でも旋廻性能は40°/sと優秀。SU-122-44が42°/sとみれば固定砲塔車として優秀さは分かると思う。
122㎜砲最大の難問は金弾のHEAT
- 122㎜砲の金弾はHEATなんだけども、これの弾速が実はSU-152の初期砲152㎜榴弾砲の砲弾と弾速が同等なところ
弾速が遅く、弾道も放物線を描くように飛んでゆくので精度以上に精度が悪く感じるとおもう。
- 以降の車両も弾速の遅いHEATが金弾として採用されており、
弾の挙動も似ている為、122㎜砲運用をお勧めするのもそれが理由。
まとめ
優秀なTier7TD
- スペック表的な部分ではSU-122-44を食った感じはあるけども、決してそう言う訳ではない車両。
特に機動力の部分は使っていて常に気になってくるぐらいだけども、カバーできる範囲内にはあるので
隠蔽を生かして接近しつつ、122㎜弾をお届けする感じになると思う。
どちらかと言うと、SU-100をTier7相当にまで引き上げた、って感じの表現があっていると思う。