Type 5 Chi-Ri

Last-modified: 2016-05-30 (月) 19:54:35

チリは塵に
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日本中戦車乗りの登竜門

チハやチトを乗ってきたあなたならわかるだろう。
日本戦車には装甲もなく、速度もなく、一発の威力もないこと。それがTier6までの戦車の姿であった。しかし周りの国も似たり寄ったりでそれらは対して問題にもならず、そこそこの貫通でも広い俯角による射撃チャンスにより大戦果を挙げることができただろう。
そしてTier8以上では良好な装填速度、そこそこの貫通が自身の戦術と噛み合うと非常に使い勝手のよい戦車がそろっている。

ではこいつはというと…
主砲はTier6Chi-Toと同じ主砲に自動装填装置を積んだものが最終砲となっている。格上HTには正面からでは金弾を使ってさえ貫通できるとは考えないほうがよい(MT相手でさえおぼつかないことも)。
さらに自動装填自体は10秒ほどで装填できるが一発撃つごとの砲の収束が発射間隔に追い付いていない。このため中距離でも最初の一発以外狙撃はできないため、せっかくの課金弾が弱点以外にあたりはじかれることもざらにある。
まだある。装甲がないのはここまで日本中戦車を乗ってきたひよっこ共でも重々承知だと思う。しかしながらChi-Riは車体がでかい…そうマッチングが重戦車になるほどでかい。薄く、でかいため自走砲が経験値を稼ぐために遮二無二狙ってくるのだ。特に、高弾道自走砲が相手にいた場合、平野を移動していて3分、自分の周りに着弾しなかったら相手の自走砲がnoobかAFKと思っていい。そして当たった榴弾は対策を取ってなお正面装甲以外に着弾したら貫通したと思ってよい。

ではChi-Riはただの苦行なのか?そもそも日本中戦車の立ち回りで『相手の攻撃を食らう立ち回り』をするのはあっているのか?そうではないはずだ。先ほど『Tier8以降は使い勝手のよい戦車がそろっている』と述べていたが実は自走砲のヘイトも相手の砲に対する防御力もChi-Riと大して変わらない。相手の主砲の威力はますます強くなり、一発食らえば何かしらのモジュールが死ぬ状況は多くなる(特に砲塔後部後部にある弾薬庫)。車体、砲塔もTier8以上では前後に長くなっているため気をつける必要がある。
Chi-Riの場合はただ主砲が弱く相手にHTが一両余分に増えるためダメージが思うように稼げないだけではないだろうか?それ以外の欠点というのは実は日本中戦車の乗り方をマスターすれば目立たない車両なのである。

Chi-Riでダメージを取る

{忍耐!};
間違っても重戦会場に行ってはいけない。
相手が近寄り側面や後背面、そして車体下部を見せるまで冷静に相手に見つからないようにする必要がある。そして発砲後はすぐさま移動が必要。被発見から5秒立つと相手の自走砲が降ってくると思って間違いない。
位置取りとして敵戦車にたいして必ず45°以上の角度から射線を通せる位置取り被発見されなければ、相対する味方を撃ちにでた敵戦車側面を突く可能性が増えるはずだ。この際、一発目は相手の車体に合わせ、二発目以降は砲塔付け根に合わせることで履帯切りからの連続履帯ハメが狙える。さらに撃たれそうになった味方等のアシストダメージも期待できる。
もう一つは斜面を生かすこと。俗にいうハルダウンだけではなく丘陵を乗り越えてきた敵戦車の車体の底をやはり履帯ハメしながら撃つことで一気に与ダメが稼げるはずだ。基本的に正面から来る敵戦車に対しては車体底面以外はまともにダメージが出ないと思うほうがよい。
こちらが相手の弱点を一方的に叩ける状況にならないと一方的に撃ち負ける未来しか見えないのである。
Chi-Riに乗るときは他の戦車より地面の起伏や丘の高さや角度に大して配慮が非常に必要になる。しかしながらこの経験はこれより後の日本戦車の乗る際に非常に役に立つことは請け合いである。

おすすめの装備

装填棒-カモネット-内張り装甲

装填棒の効果で装填速度は驚異の9秒へ(さらにChi-RiのオートローダはCキーで手動装填も可能)
カモネットは少しでも隠ぺい率を下げるために
内張り装甲は正面からの榴弾貫通を防ぐため

そしてこれらの装備によりあの憎きⅣ号戦車やO-Iexp等から10発以上の被弾を受けた着弾痕も痛々しいChi-Riがこれである。
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