VK45.02B

概要

硬い
超硬い
下部が硬…かったけど最近普通になった
豚飯が強くなった。
別名:しこまるB

特徴

まずはこれをみてほしい。

ポルシェルートはこれまでずっと砲塔が前よりであったが、このVK45.02Bからは一転。後方に砲塔がある。
ゆえに飛び出し打ちが非常に困難となった。
しかしながら、砲塔が後部にあるということは別の戦法が取れるようになったということでもある。

砲塔が後ろのほうにある、ということは豚飯が非常にしやすいということである。

敵の位置にもよるがこんな急角度でも狙うことができなくもない。滅多にないけど。
とはいえしこまるくんの側面は言うほど固くはない。垂直の100mmである。
砲塔配置のおかげでかなり撃ちやすいけども、榴弾砲が怖い。183mmHEとかまじやめて

しこまるくんの最大の特徴はアホみたいな正面装甲である。
200mmの傾斜装甲はなんと上面の実質装甲322mm。同格戦車の主砲は金弾でも弾けることが多いほど。
え、ドイツ戦車なら車体下部もろいんだろって?
残念だったな。こいつは下部でも実質装甲311mmあるのだ。
この311mmって数字はそれこそコイツの主砲、12,8 cm KwK 44 L/55のAPCRの貫通の数字ジャストであり、ちょっとでも傾けられると金弾でも抜けないということになるのだ!
っていうかこの車体下部まうまうよりも固いね!!!

……というのは9.17までの話。
残念なことに9.17.1にて30mmも車体下部装甲が減らされ255mm相当となってしまった。
替わりに車体上部の弱点であった機銃などの判定が無くなっている。

少し前は昼のほうが…だったんだけどねえ。
なお、下部の装甲という長所は薄れてしまったものの車体側面は20mm増圧。
結果豚飯はかなり硬くなった。
砲塔の配置や薄くなって弱点となった下部を隠すためにも豚飯がかなり強化されたと考えていいだろう。

砲塔正面は車体に比べ柔らかく252mmの傾斜…が9.17.1で増圧されたので265mm相当。
アップデートの結果弱点が増えたり減ったりしたので運用の変化を考えよう。とくに車体下部。
これまで同様の運用ではなく、以前のマウスよりの運用のほうがいいだろう。
ただし、砲塔正面は以前のマウスよりはやや硬く機動力も『マウスよりかは』マシなのでそこも生かしたいところだ。

火力

さっきチョコっといったけど、コイツの最終砲は12,8 cm KwK 44 L/55。
同格のE75と同じ砲であり、俯角以外の性能は同じである。
この主砲は貫通力・単発火力に優れており、また口径の大きさからどうしても抜けない相手にHEを叩き込んでもそこそこのダメージが出せる。
その反面装填速度が遅いほか、精度もドイツとしてはやや微妙である。
しかしながらこのミニマウスの硬い装甲も相まって、相手に相当の威圧感を与えることは可能だろう。
余談だがこの先のマウスも同じ主砲である。そのためこの主砲には大変お世話になることだろう。
ラインメタルなど他の戦車で扱っていなければここでマスターし、同格や各上の戦車の抜ける場所を把握しておくとよいだろう。

でも弱いところもあるよ

えー、砲塔が後ろ寄りでドイツ重戦車とかいう時点で割とお察しなんだろうけども。
ちょっとこれをみてもらえるかな。

あのね、これね。これがコイツの俯角なんすよ。
最終砲での俯角は何と‐5度。
同格のE75は‐8度なのでどれだけ辛いかわかるだろうか。
（というかこれホントに五度あるのかも疑わしいんだが）
地形適応力は割と低く、砲塔配置もあって砂の川とかわりと辛い。
市街地マップなら無双できるんだけどねえ。

あとまあわかりきったことだけど糞重い。78.57tもある。
それでいてエンジン出力は前身と変わらず840馬力なのでかなりのろい。
よくて30キロ程度、基本的には20キロ少し超えた程度しか出ないと考えたほうがいいっす。

それとまさかTier9にもなってストックで行こうとするバカはいないと信じたいけれど、コイツの乗り出しはかなりつらい。
車体こそ硬くて信用できるし、初期砲塔もE75初期砲塔よりはましである。
だが問題は火力。
TigerⅡで10.5cm KwK46 L/68を開発していなかった場合、なんと8.8 cm KwK 43 L/71か10.5 cm KwK 45 L/52のどちらかで戦わなければならないことになる。
8.8 cm KwK 43 L/71はもうこのTierでは無力に等しい主砲。
10.5 cm KwK 45 L/52も前身ですら苦労することが多かったレベルである。
ストックのこいつなど、文字通りただの肉壁にしかすぎず、プレーヤーにとっても味方にとっても悪夢となるのでフリーはたっぷりと用意しておこう。

余談

砲塔を逆に向けると極めてダサい