新宿ポリスアカデミー

「はっ、師範殿！　我ら鬼王警察学校の誇りにかけて！」
「新宿に仇為す悪い子をバシッとお仕置きしちゃうぞい？」
新宿区に存在する「鬼王警察学校」の武術師範とその教え子のコンビ。
性格は一見対照的であるように見えるが、実はこの２人、共に「陰陽に関わる者」としての同じ「役割」と「権能」を持つ。
それ即ち、世界の陰（かげ）と陽（ひかり）を区分け扱う者としての共通点である。
ホウゲンは「陰陽を司る者」として、タヂカラオは「太陽を区分ける岩戸を扱う者」として。
同じ「どのように生きるか」の「権能」を世界から許された故に、同じ「どのように終わるか」の末期を迎える「役割」を与えられ、多くの「繰り返し」において共に、あるいは似たような最期を迎える。
そして、その終焉に大きく関わるのは、鬼王警察学校の校長にして、かつてマガンを商品とした闇オークショニアの「大いなる黒」。
影のみが存在する故に、陽と区分けられぬ「ホウゲンとタヂカラオの役割と権能、その限界を体現する者」である。