TNH 105/1000

なんか1000とか10000とか名前に乗ってると強そうだよね

概要

・戦後チェコスロヴァキア戦車の開発
ドイツの占領から開放されたチェコスロヴァキアは戦後主に外貨獲得のため新しい戦車を開発を始めることになる
開発担当は主にŠkoda社とČKD社の二社
TNH 105/1000 はWGの説明などを参考にするとČKD社主導の戦車プランだと思われる
ただし本当に重戦車のプランとして設計してたのか微妙なところではある

・独自路線からソ連のライセンス生産へ
1949年頃にチェコスロヴァキア政府がソ連のT-34-85（後にT-54/55,T-72等）のライセンス生産（正規契約に基づいて提供された図面や治具を使って生産すること）を命令、
1950年まで開発していたチェコ中戦車(TVP計画）と重戦車ルートは中止を余儀なくされてしまい、以降独自の戦車開発も止まることになる

ちなみに上から見てみるとPanther戦車ぽい＋ソ連みたいななめらか砲塔でWGの説明通り両国の特徴を残している戦車になっている

強いところ

・単発320×2連装のオートローダー
単発はそこまででもないが装填間隔2.5sと重戦車ローダーの中でかなり早い
実質一気に600～680ダメを撃てると考えると強い

・砲塔230mm＋50mmの空間装甲
ŠkodaT56と比べお椀型ではないが空間装甲を張り付けて頭はかなりカチカチ
同格の弾ならほぼ弾く

・機動性がある
最高速度55kmだったり改良エンジンに換装すればかなり早くなる
ターボチャージャーなどで更に加速性能をあげることも可能

弱いところ

・撃破が難しい
単発が低いのと二発のローダーのため耐えられてしまうことやプレッシャーが弱いのもあってかなり反撃を食らいやすい
機動性を活かしてうまく逃げる、ハルダウンするなどを意識したい

・リロードのタイミング
装填時間20秒弱の二発ローダーのため気軽に撃てなかったりするのでリロードのタイミングに苦労する場合が多い
重戦車のため機動性も活かしづらくできればプラトーンなどを利用し火力不足や装填時間を補いたい

・ラマーが積めない
チェコスロヴァキア重戦車ツリーには単発砲と二発ローダー砲の選択肢があるが元々ラマーが積めないため
余計に単発法を開発しなくてはならないので注意
また単発砲の性能も微妙（主に装填時間）なため載せるのはおすすめしない

TNH 105/1000の装甲

・車体正面
正面上部は125mm傾斜で200mmくらいの装甲になっている、tier7通常弾くらいは安定して弾けるがtier8は微妙
側面装甲は80mm、豚飯はできるっちゃできる

・砲塔装甲

スペック上は230mm装甲だが実際は赤い部分が230mmで210mm＋40mmの空間装甲の実質250mm相当の正面装甲である
TNHはお椀型ではなく垂直部分が多いため330～340mmクラスの課金HEATで抜かれてしまう可能性は多い
ただし同格の課金HEAT弾なら十分な防御力が期待できるだろう

・キューポラ
でかい上に150mmしかないので障害物で車体を隠してもキューポラを抜かれてしまう残念ポイント
狙われていたら多少の動きをつけたり隠れることを推奨

まとめ

機動性があり、まとまった火力をすぐぶつけられるローダー
でかいBourrasqueと呼ばれたりするがあっちとは違い隠れられず逃げにくいため重戦車の撃ち合いで活躍していくことになる
通常ツリーの中でも割と強い

おすすめ拡張パーツ

改良エンジンのおかげで割と機動性がいいためガンレイや換気扇等、照準時間短縮の拡張パーツとは相性がいい
ラマーが積めないため代わりに装備しておくとOK
弾薬庫が壊れるとかなりDPMが下がるので改良型モジュール装甲などの防御系拡張パーツも候補に上がる

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