VK 45.02 (P) Ausf. A

画像のように妙に高い車高とコミカルな見た目が特徴的

どんな戦車？

・世紀の天才フェルディナンド・ポルシェ博士によって設計されたドイツ最強戦車第2弾
・政治的陰謀により採用されなかったVK4501(P)ポルシェティーガーの後継機
・モーター駆動を引き継ぎより優れた発動機を搭載することで出力アップ！MTに匹敵する機動性を獲得した
・しかしまたもやH社の陰謀により砲塔を発注した時点で計画が頓挫、おのれ
・こちらは前身となるVK4501(P)により大型の砲を搭載する為の砲塔と傾斜装甲を与えたプランA

つよいぞVK4502A！

・クラス上位の連射性能をもつ10.5cmL/52の使い勝手が良好
・HTにしては早くMTにしては固くしぶとい耐久により使いつぶしが利き
戦局によってHT、MTどちらの動きにも対応可能
・ドイツの泣き所正面からの腹パンで炎上しない

弱いぞVK4502A！

・正面装甲が傾斜装甲となり追加装甲も剥がされたため全体的に柔らかくなってしまった
・同僚のライバルTigerⅡと違い10.5cmL/68が搭載できない為クラス内でも貫通力が低い
・独特の車格の為砲塔の一部だけはみ出してしまい撃たれるなどのトラブルが多い

血と涙をにじませるライバル達との激闘

HTとMTの中間性能ということで正直同格のHTと比べても結果は見えてるんだけど
敵を知らずして勝利はありえんぬ
ここはハンカチとティッシュを用意してその性能をじっくりと比較してみることにしよう

というわけでまずは糞だうんこだ鉄くずだと散々な言われ用の砲を比較

火力

ブワックション！こいつぁひでえ！
　あの屈指の砲がダメな子T32とタメを貼ってるんやな　悲劇やな
精度は十分実用範囲内なので狙撃や援護射撃をするには事足りるが当然こんなペネでは
王虎にｶｯｷｰﾝ　IS-3にｶｯｷｰﾝ　挙げ句の果てにはTier10HTの柔らかいはずの車体下部を撃ってもﾘｺｼｪｰｲされる始末
一応DPMと照準時間は悪くはないので弱点を把握し狙い撃ち…たいのにここでポルシェルートの持病である俯角の無さが利点を帳消しにしてくる
せめて王虎の10.5cmが積めていれば…おのれH社！！
→俯角-8°DPM2157にバフされました。やったね！

　火力が乏しいのはわかった　では機動力はどうだろう
お前らに足りないものは、それは！
情熱・思想・理念・頭脳・気品・優雅さ・勤勉さ！そしてなによりもォォォオオオオッ！！
速さが足りない！！

機動力

　さすがにひと味違う　フランスには１位の座を譲るものの
この戦車IS-3より、ずっと速い！
実際には誤差の範囲くらいしか速くないが、それでもHTとしては確実に平均以上
さすがはドイツ重戦車一速いと言われるだけのことはあるねAちゃん！！
まあ速いって言っても出力重量比（加速）の話だけどな！！
でも実際砲塔旋回速度とか履帯旋回速度まで考慮すると確かにAちゃんの機動力は「ドイツ重戦車の中では」良好である

　足りないペネは足で補い、側背面への回り込みを多用してMTばりにゲシゲシ撃ってけば
いいんですね総統閣下！
と言いたいのだがドイツ戦車故の旋回性能の悪さが邪魔をして意外と小回りがきかなかったりする
　それに慌てるのは早いよ「」ンカー諸君　回り込む際に先に見つかってはただの爆散MT
見つからないようにそーっと回り込むのだよそーっと…

視界と隠蔽

（隠蔽率はいずれも静止時のもの　移動時の数値は全員等しくゴミなので割愛）


　ってできねえ！！！！１！なんじゃあこの隠蔽率は！！１？
同僚に0.04というぶっちぎりの値をたたき出しているｳｽﾉﾛがいるため最下位ではない…ものの、明らかに下から数えた方がはやい
どれくらいやばいかというと移動時の重戦車にかかる逆補正はおおよそ5割なので、
移動時のIS-3＝静止時のAちゃん　である　まあ確かに微々たる差かもしれんが
まあつまり　移動時のAちゃん＝静止時のｳｽﾉﾛ　なんだが
しかるところ隠蔽率はHT準拠なので下手に視界の開けた場所を移動しようものなら即発見されると言っても良い
MTのようなHTとは何だったのだろうか
きっとポルシェ博士の粋な計らいにより車高どころか素敵性能も急上昇したんやね　うｎ
視界は…特に言うことないね　普通だね　こんなに車高が高いくせに！！１

装甲

　装甲に関しては諸君は毛の頭ほども期待してないだろうから簡素に説明させていただく
正面装甲は120mm　傾斜は35°　計算すればだいたい200mmくらいの実装甲である
前身と比べると実装甲が減った代わりに傾斜で誤魔化したことで何とか防御力は維持できてる…しかしTierも１つ上がっているのですよ！！
ちなみに車体下部も120mmで傾斜がちょい緩いくらい（40°）　つまりAちゃんのお腹は珍しいことに車体上部と大して変わらない堅さを誇っている
こらそこ！！等しく柔らかいとか言うな！！
さらにさらに残念なお知らせがあるのであります　弾薬庫を積む場所がないので仕方なく車体前面下部に敷いておきました　つまり車体下部撃たれると弾薬庫が逝ってしまう恐れあります　なんでや！！１
ただし砲塔は185mm+微傾斜なので実質正面装甲は200前後とこちらは割と頑丈　前身とは真逆である
ねんがんの　かたい　ほうとうを　てにいれたぞ　！　やったねポルシェ！


　まとめると正面は車体・砲塔等しくだいたい200mm程度の装甲である
つまり当たり方次第では前身のP虎のAPが貫通する恐れがある　これ本当にHTか！？
　とまあおおよそ敵の弾なんか防げない悲惨な数値となってしまってはいるが、さすがにこのtierまできて
昼飯を会得していない者はおるまい　というか前身で鍛えられているだろう
　きつい角度で昼飯すれば250くらいまでの砲ならたまに弾いてくれる　舐めてかかったnoobの砲ならもっと弾く
　なんだかんだで「弾くかもしれない」装甲はもっているのだ　すごいぞAちゃん！！１


…重戦車のくせに弾く「かもしれない」だって？何を言ってるんだポルシェ博士…

つまりどう使えば良いんですかね？

以上からも分かるとおりこいつはHTのMTの中間ということで両方の悪い点も持ち合わせている
・薄い装甲　貧弱な砲により至近距離での撃ち合いは大の苦手　一方的にやられることもしばしば
・加速は良好だがドイツ病の一つ旋回性能×がついてるためMTばりの機動戦は不可能
・側面に回り込もうにも劣悪な隠蔽率が災いしてTDの弾がドーーン！！！
・前線から下がって援護射撃に徹するとペネ200の呪いにより頻繁に弾かれストレスで禿げそうになる


逆に良い点を挙げるとすれば
・正面は曲がりなりにも200mm近くの実装甲を持つため、車体下部を隠して昼飯すれば格下の弾くらいは弾ける
・ドイツHTに恥じない程度の高耐久は持っており、上記の装甲と合わせれば案外しぶとく生き残り続けられる
・加速とバックは速いほうなので昼飯からの飛び出し撃ちが得意　弾かれても貫通されても泣かない
・陣地転換は十分可能　ミニMAPをみて戦力不足な箇所に比較的早急に駆けつけることができる
・課金弾ならペネ244mm！王虎より高いペネで格上もzbkoに


　このように万能ではないが器用貧乏とも言い切れないポテンシャルを秘めていることがわかるであろう
上記の通り場合と戦況によってHT、MTいずれの仕事もこなすことができるのが大きな利点である
さすが世紀の天才ポルシェ博士！！君もAちゃんを乗りこなしてポルシェの偉大さと恐ろしさをたっぷりと皆に味あわせてやろう

v0.9.17.1

装甲強化されたP(A)ちゃんのつよアジを見ていこう

すごいよポルシェ博士！

・硬くなった装甲
装甲150mm傾斜装甲で230mmの装甲くらいにはなってるtiger2より硬くなってるぞ！改良砲塔も185mm！角度つければそうそう抜けないぞ！
・実はよくなった俯角
マイナス8度の俯角になっててハルダウンができるぞすげぇぞ本当にドイツ車かこれ
砲塔が前寄りなこともあり飛び出し＋ハルダウン戦法が可能に
・実は加速がいい
なんとこの戦車速いドイツ車にあるまじき機動力、ただし最終エンジンだよ
重戦車にあるまじき加速で積極的に側面を取っていく（といいなぁ）

やっぱダメだねポルシェ博士

・格上にクソ弱い
ていうか課金弾にクソ弱いなぜかってドイツ特有のカチカチの装甲を単に傾斜させただけだから　まぁtiger2よりはマシだが
・砲が弱い
課金弾の貫通力とか優秀ではあるんだでも同格が平気で122mm持ってこられたり凶悪なDPM持ってたりするとお辛い
・普通のHTとちょっと違う
以上の点から良い加速を工夫して火力や貫通力を補うことが求められるため普通のHT間隔で乗ってはいかんぞ

まとめ

MTチックなHTだが面白い動きはある戦車、しかし格上と課金弾にとても弱い工夫して弱い装甲を補う戦い方が必要
次のVKBちゃんからは後部砲塔ルート、戦い方はガラリと変わる多分Aちゃんはかなりドイツ戦車のなかでも異端の戦車だろう

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