Type 59

そこのけそこのけ59式が通る

概要

・中国の課金戦車だし　登場時あまりに強すぎたのでnerfされ現在では販禁
・猛者が3人プラトーンで戦場を荒らしまわったりしてるし
・中華鯖では黄金59式という名前の金色のType58が存在するとか

強いところ

・正面装甲200mmの硬い砲塔
・車体装甲も100mmながら良好な傾斜によりペネ175mm程度までならけっこう弾く
・実に低い車高によって車体下部弱点が狙われづらい
・そこそこ早く履帯・砲塔とも旋回速度も良好で小回りが非常に効く
・それでいて課金戦車にしてはマトモな砲性能　っていうかT-34-2より性能いいとかどういうことだよ！

弱いところ

・弾薬庫が車体の各部に存在するため不意に爆発する
・特に砲塔を抜かれるとヤバイマジヤバイ
・乗っていると恨まれる

Type 59対策

「」の嫌いな車両アンケートでもぶっちぎりの1位をひた走る59式
マッチング優遇の関係上「」がこの車両と遭遇するのは主にtier7～8に乗っている時だと思うので、ひとまずは
「こちらがtier7MT/HT/TD、あるいはtier8MTに乗っている」という状況前提で話を進めるよ
ぶっちゃけこっちがtier8HT/TDやらtier9に乗っていたらさすがに大した脅威じゃないしね

（多くの画像およびデータはWorld of Tanks Guru様より転載させて頂きました　多謝)

装甲を知る 前面編

さてこちらがにっくき59式の装甲分布図
各部位に分けて解説するよ

• FT & Mantlet(砲塔前面及び防楯): 200mm/傾斜測定不能 実質装甲厚267mm～
  モスクめいた形状の砲塔前面
  正直なところTDに乗っていない限り抜くチャンスは無いであろう厚さ　射撃は禁止！禁止です！
  特に防楯部分は更に100mm近い厚さが追加されるんでtier10TDでも貫通は難しいというシロモノ
  こんなとこを撃つヒマがあったら後述の弱点を狙おう
  (ただし例外的にFT3の部分は傾斜が緩くペネ200mm超級なら貫通のチャンスがある
  せっぱつまった時に狙うならココ)
   
• UFG(車体前面上部) 100mm/60°　実質装甲厚200mm
  59式の特徴の一つである強力な車体前面傾斜装甲
  厚さは100mmとそこそこながらとにかく傾斜がきつくてご覧の通りの防御力を誇る
  「174mm級APで貫通可能」とあるけどこれはあくまで「地面に傾斜の無い状態で/APの貫通力減衰がない距離から/真正面からまっすぐに撃ち込んだ」場合の数値であって実戦では175mm級での貫通は難しい
  一番これに苦しめられるのはもちろん175mmの呪いにかかっているロシア戦車で、ISやT-44なんかは金弾の使用を余儀なくされる　つらい
  さらにここへ昼飯なんかされるとIS-3のBL-9でも弾かれるケースが出てくる　クソッいつか殺してやる
  逆に貫通力に優れるドイツ車両は早期からこの前面装甲を貫通できるはず
  パンターなどはtier7MTでありながらペネ200mmを超える砲を備えるので正面からなら比較的抜ける
  更にドイツ車両は全体的に砲塔位置が高く、逆に59式は車高がかなり低いため撃ち下ろす格好になり前面の傾斜が多少殺されるかたちになるのもポイント倍点
   
• LFG(車体前面下部) 100mm/50°実質装甲厚174mm
  古今東西全ての戦車に共通する弱点、それが車体下部
  のハズだが59式はなんと車体下部と上部の装甲厚が同じであり特段弱いとは言えない数値になっている　絶対に許さないよ
  いちおう実質装甲厚は上部より薄いはずだが、前述の通り59式はかなり車高が低いためこの車体下部へはとんでもない傾斜で撃ち込むことになるケースが多くよく弾かれる　これまた許されない
  もちろん上面に撃ち込むよりはマシなはずなのでとりあえず見えているならここを狙おう
  双方とも地面に水平な状態ならペネ150mm級から貫通できる
   
• A1(砲塔上部キューポラ) 装甲厚わかんね！たぶん90mmくらい
  59式最大の弱点　気の強い戦車はキューポラが弱い
  59式のキューポラは車長用バイザーが2段構造になっている比較的大きなものでなかなか狙いやすい
  他の戦車と違って車体側面側にハミ出しているため砲塔を避けやすいのもナイスデザイン
  いちおう機銃が付いてる側の砲手用キューポラも弱点だけどこっちはかなり前方投影面積が狭いんであんまり狙いたくはない
  命中してしまえば100mm級からパスパス抜ける　もちろん車長も死ぬ　慈悲はない
   
• A2(砲塔前面下部)　200mm
  59式の弱点その2　主にキューポラを狙えない状況で撃つことになる
  ただA2は装甲厚200mmな上に面積があまりにもちっちゃすぎるので積極的に狙うのは正直…
  むしろここに当たって兆弾したAPが車体上面に穴を開けることのが多いかもしれない
   
• 【重点】A3(操縦手用バイザー) 100mm/傾斜はゼロ
  見ての通り操縦者用のバイザーだが装甲厚が100mmもある　ふざけてんのか
  一体どうやって100mmの装甲を通して内部から視界を得ているのかさすが中国4000年の神秘アルとかそんなことはどうでもいい
  最大の問題はなんとこの部分にはダメージ判定がないということ
  命中・貫通はするしモジュールや乗員（この場合は視認装置と操縦手）に被害は及ぶのだがダメージは一切入らない
  つまりT29のモミアゲと同じく狙うだけ時間の無駄だということ　オオオォーオー

装甲を知る 背側面編

正面の解説が終わったところで今度は側面・背面の解説に移るよ
とは言っても背面は正直どこを撃っても抜けるし燃えるんで主に側面について

• A2&FT1(砲塔前面及び防楯)
  正面からのアングルで解説した通りガッチガチなんで狙う必要は全くなし
  厚さは200mmなんで一部の金玉なら貫通できないことはないけど後述するようにもっとデンジャラスポイントがある
• ST#2&ST#3(砲塔側面下部及び上部)　168mm/104mm
  砲塔側面は正面よりグッと装甲厚が減って抜きやすくなった
  特に砲塔は上部に行けば行くほど薄くなり、キューポラ近辺では104mmまで落ち込む…がこれは罠
  実際遭遇してみれば分かるが59式の砲塔は綺麗なお椀型で頭頂部に近付くほど傾斜がきつくなる
  175mmクラスではまだまだ弾かれることがあるのでできれば後述のST#1部分かキューポラを狙いたい
• ST#1(砲塔側面) 104mm
  砲塔側面の中ほど
  けっこうな傾斜があるが砲塔を側面から撃つならここが一番マシ
  というのもこの中にはけっこう広めの弾薬庫判定が存在しており、撃ちぬくと結構な確率で損傷あるいは爆死させることができるのだ
  貫通できると確信できたなら思い切って狙ってみると案外HP満タンからでも一撃死したりする
  むろん確実にダメージがほしい状況なら大人しくキューポラや車体側面を狙うべし
• USH&LSH(車体側面上部・下部) 80mm/傾斜0°
  さすがの59式も側面となるとMTらしくペラペラソース　IS-3のような空間装甲判定も無し
  こいつとマッチングする車両の貫通力なら余裕を持ってダメージを与えられるだろう
  履帯バリアーの判定も20mmなので大したことはなし
  万国共通の弱点として車体後部側面を狙い打てば燃料槽損傷・炎上が狙えるので出来ればそっちを狙おう
  
  体感的にはこの辺にある気がする　意外と判定は小さい（クリックで拡大）
   
• 【重点】
  特にこの車両に限った話じゃないけどAP弾はちゃんと車体を貫通してダメージボックスに触れないと有効判定が出ない
  上の側面画像で言うならライムグリーンの側面部分のみが判定部分であり、そこ以外をいくら貫通してもダメージは完全にゼロなのだ！ウカツ！（一部例外はある　田尻Ⅶの履帯部分とか）
  よく叫ばれる「履帯にダメージが吸われた」「流し斬りが完全に入ったのに…」みたいな体験談は、実のところただ単に車体に当たっていなかったというケースが殆どなのである
  むろん履帯や転輪自体に装甲判定があるのは事実だし（この車両の場合は20mm）空間装甲に似た働きもするのでHEやHEATが無効化されることはある…がしかしAPで撃って無効化されるなんてことはまずありえないし！
  側面を取ったからといって撃ち気にはやらず落ち着いて車体部分を狙うんだ…慌てるんじゃない
   
• 背面全般
  背面に関しては特に言うことはないし　アナルの強い戦車なんてまうまうくらいなもんだし
  強いて言うなら炎上を狙いたいならケツを、弾薬庫損傷を狙いたいなら砲塔背面を狙うべし
  どちらも装甲厚100mm以下なので簡単に抜けるよ！やったねたえちゃん！

実際の対処方法

ver1.2

実は最近幻のアイツType59Gが発売された

中華鯖ではなくしっかりデータとして存在している
しかし中華鯖にあった経験値二倍の効果はないそうだ
なのでただの金ピカのtype59だ

・強くなったアルー

加速が良くなってDPMや砲性能が微上昇
優秀さに磨きがかかった

特にこれまでノロノロ走る感じが強かったが普通のMTくらいの加速に
tier8課金戦車で優遇あり
格下にかなり強い

・ちょっとやばいアルネ

精度0.39、照準時間が2.0sと優秀なのに反してガバい、近距離中距離戦が想定される
DPMが1786これまた低い撃ち合いで負けることも考えられる、課金弾は多く持って貫通させていくべし
tier8課金MTの増加そもそもtier8中戦車が昨今微妙なのを考えるとたとえtype59でも苦戦する状況は多い

ライバルにT-44-100がいるアルあいつ許せないネ

・まとめ
最近のWGはコイツをクリスマスの景品にしたり、type59Gを売ったりなどtype59を売り出し始めているため、ほしい「」ンカーは目を光らせておくとヨロシ
ただインフレが続く課金戦車世界に取り残されつつあるのも事実だが、決して弱くない
優遇ありを存分に活かして戦おう

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