世界観

Last-modified: 2017-06-28 (水) 18:51:02

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世界

Chapter 1: 世界の創造

太古の頃、理由は知られていないが、全ての形無きの神々は一人では成し得ない、新しく、誇りに思える、とても巨大で印象的な何かを、共に作ろうと決めた。
こうして世界が生まれた。

 

はじめに、そこには終わりなき海だけが広がっていた。その中には一匹の大蛇、ウロボロスがいた。この生命体は全ての神々により作られ、
神々の力のそれぞれ一部を受け取った。最後には、ウロボロスは神々一人一人より強い存在となった。

 

長きにわたり、ウロボロスは海の中を泳ぎ、あての無い旅を続けた。ウロボロスはそれで満足だった。ある日ウロボロスは疲れて眠ってしまった。
ウロボロスの眠りはとても、とても長く続いた。

 

この頃、神々はこの生命体も素晴らしくはあるが、もっとすごいものを作れるだろうと考えていた。
神々は最初の成功からとても熱心にもっと多くの生物を作りたがっていた。
全ての神々の新たなアイデアを元に、四柱の最も力のある神は世界に大陸を作り、神々の宇宙は
新たな変化を迎えた。彼らは岩と山の神アオロス、自然の神ガイア、海と海洋の神アルーア、風の神アスターという四属性の神となった。

 

大きな仕事をなし終え、四属性の神は新たな息子、ジャイアントを作った。
しかし、世界に様々な生物を生み出したことは、神々にも思いも寄らない結果をもたらした。
生物たちは常にお互いが友好的であるとは限らなかったのである。ジャイアントたちは戦い始めてしまった。
そして戦争は神々が作り出した全てを急速に破壊していった。
この大惨事を止めるために、外の神々は強力な天の生命体を作り出し、その力はジャイアントを打ち負かすには十分であった。
こうしてドラゴンたちは生まれた。

 

ドラゴンは与えられた役目に従い、隣人からジャイアントの王国を切り離した。
いかなるジャイアントもドラゴンの攻撃から逃れられない場所に中立地帯が生まれたことで、戦争は終わり平和の時代が始まった。
世界は完璧な調和しているように見えた。

Chapter 2:世界の滅亡

生命の爆発的な増加は宇宙を変えた――古き平和な世界は今や、飲んだり、騒いだり歌ったり、その他ありとあらゆる考えられる限りの些細なことでに満ちていた。
結局、神々は彼らの最初の創造物であるウロボロスが住む世界を、どれだけ改善し、素晴らしいものになったかを見せるために彼を目覚めさせることを決めた。

 

この話は父から子へ何千年も語り継がれる世界的にも有名な話である。
もちろんこの話には色々な解釈があるが、私が以前Eirimarの僧侶から聞いた一説をお聞かせするとしよう。
それは「世界の破壊の前にウロボロスがアスターとアオロスに述べたこと」と呼ばれている。

 

アスターは巨大な風の領域を神々の周りに作り、海の深い暗闇にそれらと一緒に突入した。
まもなく、ウロボロスの姿が見えたので、アオロスは外側の大陸からたくさんの石を集め、それを溶かした。
そしてアスターはそれをウロボロスの巨体の周りに渦を巻くように送り込み、その溶岩の竜巻は彼の肌と骨を焼いた。
古きワームはその大きな目を怒りとともに開き、彼らの周りの海は蒸発した。
しかしウロボロスは痛がるそぶりも見せず、彼らにこう言った。

 

「私の住処に押しかけて我が平穏なる闇に混沌をもたらし、敢えてこのような攻撃をする外なる神は一体誰だ?
私はこの世界の最初から終わりまで、この海の中のあらゆる小さな波を感じ、この世界中のあらゆる小さな囁きに耳を傾けてきた。
私は運命の主で最初で最後の最も古く力のある者だ。
今から全てのものが見えなくなるか、あらゆるものが聞こえなくなり私に平和が来たるまで、私は全てを飲み込むだろう。」

 

彼はそれらを飲み込み、それが最も力のあった神々の最期であった。
彼はそのとき海の女神であるアルーアを円を描くように追いかけ、それは大渦を生み出し、古き世界を永遠に破壊した。
最後にはアルーアも飲み込まれたが、大蛇の大きな胃は飲み込みすぎて自分の尻尾も噛んでしまった。
世界はこのようにして守られ、大渦はゆっくりと止んでいった。新たな時代に再び大陸が現れるまで。