初心者への手引

Last-modified: 2023-08-05 (土) 18:21:07

(2018/7/18に大型アップデートがあったため、下記は内容が古くなっている可能性があります。)

 

何から手を付けるべきか?

ミッション

  • チュートリアルの延長線。トレーニングミッションパックが最初から解放されている。
    はじめはGreen Starterだけだったデッキも、プレイヤーレベルの上昇と共に各色のスターターデッキが解放されていく。
    三つあるレーンのうち一番左の列は最後まで無料でプレイすることができるので、まずはこれを消化するといいだろう。
    内容としてはハースストーンのアドベンチャーのようなもの。専用のデッキを作らないと難しいステージもあるので、トライアンドエラーを繰り返していこう。
    ちなみにレベルが上がると10レベル毎に、レア以上のレアリティが選ばれてその中で3枚持っていないカード3種類が抽選される。
    そしてそのうちの1枚を選んで受け取ることが出来る。(抽選されたレアリティのカードを全て3枚所有している場合はゴールドが貰える)
 

各色の特徴

Faeriaではハースストーンやシャドウバースのような試合開始時にデッキタイプにある程度予想がつけられるヒーロー、リーダー制ではなく、
Neutral(ニュートラル、無色)、Green(緑)、Red(赤)、Blue(青)、Yellow(黄)の5つに分類されたカードを自由に組み合わせたデッキを作って対戦することになる。
まずはそれらの分類ごとの特徴について、多少の予備知識を付けておこう。

Neutral (ニュートラル、無色)

特殊地形を必要としない、人類と機械、文明を垣間見せるカードたち。
草原でも森でも山でも、自分の土地の上であればプレイすることができる。
どこにでもいつでも出せるので扱いやすい反面、基本的にカードパワーは低めに設定されている。

  • 長所
    • 単に出しやすいというだけでなく、扱いやすいカードが多い。
    • 相性がいいカードであればメインに据えられた色を問わず、似たようなデッキで使われることが多く、使いまわしやすい。
  • 短所
    • 単体でのカードパワーが低い。特にクリーチャーはステータスの低さがよく出ている。

Green (緑)

森をコントロールしている時に使える、森林と繁栄の色。樹木や獣、シャーマンを中心としたクリーチャーデザイン。
複雑なことはあまり得意ではないが、シンプルで使い易いカードが揃っている。
最初にGreen Starterを渡されること、そのGreen Starterを戦えるようにするコストが安いことなどから多くのプレイヤーがお世話になるであろう。

  • 長所
    • クリーチャーのスタッツが非常に高い。
      • バーダランの力が6/G2/7/7であるのに対し、同じく7/7である野蛮なオーガはフェアリアコストがひとつ高い7/R2/7/7。
      • 同じフェアリアコストである鍛冶場の執行者に至っては6/6/5であるなど、この高スタッツはわかりやすいシンプルな強さのひとつだろう。
    • 老木の抱擁による+2/+4、ティキ族の世話人の+2/+2などに代表されるバフが得意で、1:2、1:3でのトレードを迫りやすい。
      • 戦闘による除去を行おうと安易に近付いて来た相手クリーチャーを、ほとんどの場面で一方的に返り討ちにすることができる。
    • ゲーム全体としてあまり種類の多くない回復も、ほとんどは緑に分類される。
    • 土地を形成することも得意。特によく採用されるウッドエレメンタルは他色のエレメンタルに比べて非常に能力が高い。他には大地創造など。
    • 警衛が多い。それもほとんどが実戦採用レベルなのでYellow Rushに代表される対速攻に対する守りが非常に強固。
      • 赤には数体の警衛が存在しているが、青や黄は単色での警衛を持っていない。
    • フェアリアを稼ぐカードも持っている。中でも森の肥料生きている柳真実の声との相性も良く、特に頻繁に採用される。
  • 短所
    • 移動能力を持つクリーチャーがほとんどいないので、土地を伸ばすのが早くとも盤面に出た後のクリーチャー自身の機動力が低い。
    • 除去をほとんど持たないので、接死持ちクリーチャーに弱く、敵ゴッド付近に建造されたストラクチャーを破壊するのも苦手。
    • 先述の接死もそうだが殴り合うことを得意とする色なので除去されることにも弱い。カエル変身最後の悪夢などを使われると苦しいシーンも。
       

Blue (青)

池をコントロールしている時に使える、水と魔法の色。カエルをはじめとする水辺の生き物のクリーチャーが多い。
正面きっての殴り合いはあまり得意とするところではないが、奇策や搦め手を得意とするトリッキーな色。

  • 長所
    • 手札を増やすことに長けている。ロアーの泥棒魔力回転は他のDCGから来た人が見たら驚くカードのひとつだろう。
    • フェアリア獲得手段も多い。特に敵側の井戸からフェアリアを汲みあげた場合に作用するカードも存在する。
    • 敵味方問わずスタッツを変化させる効果を多く持つ。大型化、小型化が可能で、トリッキーさを表すカードのひとつ。
    • 対象のクリーチャーを別のクリーチャーへTransform(変身)させる能力を敵味方に向けて使うことができる。
    • 土地を移動させる効果を持つカードがあり、これも青だけの能力。
      • 敵の土地を動かして空いた土地を取ったり、厄介なクリーチャーを土地ごと遠ざけたり、ボードメイクを助ける強力な効果。
    • 唯一水生を持つ。水生は飛行同様海も移動できるが、飛行とは異なり池と海の上でのみ行動することができる。
      • 飛行クリーチャーとは異なり、水生クリーチャーの下には池以外の土地を立てることができない。いざというとき進路を阻むことができる。
    • 跳躍、進軍、襲撃などの移動能力を持つクリーチャーが多く、盤面での機動力も高い。
  • 短所
    • 単体で100%のパフォーマンスを発揮する素直なカードが少なく、何かを成すのに一手間必要になることが多い。
      • 例えば、相手を除去をするにもスタッツを下げたり、カエルにした後は戦闘による破壊やイベントを使う必要がある。
    • スタッツに秀でたカードが少なく、クリーチャー同士での直接の殴り合いによる戦線形成は得意ではない。
    • 水生クリーチャーは盤面のほとんどに土地が形成されるゲーム終盤では連続した池や海が少なく身動きが取れなくなることが多い。
       

Red (赤)

山をコントロールしている時に使える、戦いと炎の色。オーガやコボルドなどの荒事が得意そうなクリーチャーデザイン。
破壊や除去によって自らの手を押し進めていくことが得意だが、リソースを増やすことはあまり得意ではないので長期戦は苦手。

  • 長所
    • フレイムバーストに代表されるようにとにかく除去が多い。
    • バーン能力を持つカードが多く、フェイスへの攻撃を行わずとも相手の体力を減らすことが得意。
    • 戦闘という能力を持つクリーチャーを多く所有する。実質専用+3/+3サポートカードである鋼の贈り物というカードもある。
      • 戦闘を行うことでフェアリアを得たり、相手の体力へダメージを与えたり、他の味方のスタッツを上昇させたりする。
      • 3枚あるカラーレジェンドの一枚も血の暴君 サイファーという戦闘狂。
      • 遠隔攻撃という直線上であれば離れた相手とも戦闘することができる能力もほとんどは赤のクリーチャー。
    • フェアリアコストを下げる能力が高い。青にも一部存在しているが赤はなんと7も下げるカードがある。
      • Bargain(バーゲン)と呼ばれる大盤振る舞い戦法を主軸にしたデッキで使われる。青との混色だがBR Bargainなど。
  • 短所
    • 手札やフェアリアなど、リソースを増やすことが苦手。
      • 上述のようにフェアリアコストを下げることはできるのだが、直接フェアリアの数値を増やすのは戦闘を挟む必要がある。
      • 特に手札については、赤単色で手札を増やすカードは死亡時にオーガの王 クログを手札に加えるクログの食事のみ。
    • 点数制の除去ばかりで確定除去を持たないので大型除去が苦手。
    • 戦闘クリーチャーは同コスト帯の他色クリーチャーに比べると無色並にスタッツが低い。
       

Yellow (黄)

砂漠をコントロールしている時に使える、風と宗教の色。霊や悪魔、信者と名の付いたクリーチャーが多い。
クリーチャーの機動力、攻撃力が高く、攻撃的なプレイを得意とする。

  • 長所
    • 速攻、襲撃、飛行と移動能力を持つクリーチャーが多数存在する。
      • 黄が多く所有している速攻は進軍とは異なり、出したターンに移動だけではなく完全行動が可能という非常に強力な能力。
      • 飛行も黄を中心にする能力のひとつ。海の上を移動することができる。
    • 接死と除去を多く持っているため除去能力が高い。
      • 無条件の完全除去である最後の悪夢は黄だけの完全特権。
      • カードゲームお約束の盤面を完全クリアするカード、この世の終わりも黄だけの特権として持っている。
    • 味方や自分の体力を犠牲にすることで、フェアリアコスト以上の能力を持ったカードを使うことができる。
    • フラッシュウィンドを代表とする、強制移動させるイベントがある。
      • 厄介なクリーチャーを移動させたり、自らのクリーチャーを2回移動させたりと、ボードコントロールを助ける強力な効果。
  • 短所
    • 攻撃力が高い代わりに体力が低いクリーチャーが多く、除去に弱く、場持ちが悪い。
      • 5/2飛行、6/3襲撃3など、移動と攻撃に傾倒したクリーチャーばかりの色でもあり、多数並べていてもファイアーストーム一発で全滅することもある。
    • 発動や召喚に代償を要求するカードが多く、考えなしでは手が詰まる、首が絞まることがある。
       

多色

複数の地形をコントロールしている時に使える。
種類こそ少ないが、それぞれの長所を合わせたような性能をしており、混色デッキであれば無理なく採用できることが多い。

  • 長所
    • フェアリアコスト以上の性能を持っている。
      • 「土地を置く」というのは決して軽いコストではないのだが、多色コストのカードはフロッグトサー宝石殻の亀など、色拘束に見合ったカードを多数擁する。
    • 狙い通り働いた時のカードパワーが非常に高く、混色デッキでは多くの場合レジェンドカード並の切り札として働く。
      • 土地の縛りが厳しいので許されてはいるものの、とても3枚投入していいカードのカードパワーではない。
  • 短所
    • 必要な土地が多く、プレイできるようになるまでに時間がかかる。
      • 現時点では最低でも2色3つずつ、3つの願いの場合は全色2つずつ必要になる。
         

座学やソロモードなんかよりも対人戦をしてみたい人へ

メインメニュー上部のプレイからバトルへ。見知らぬ対戦相手が貴方の挑戦を待っている。
様々なデッキと当たるので、気になるデッキ、興味のあるデッキも出てくるだろう。
あのデッキが気になった!どんなデッキなのか気になる!作ってみたい!という場合はデッキ一覧へ。
対戦するにあたって初期デッキでは心許ない人はGreen Starter改Yellow RushGB Enchantなど安価に作れるものを作ってみるといいだろう。

 

基礎戦略、基礎知識など

  • 【ガイド翻訳】Faeria上達法
    http://copiluwak.hatenablog.com/entry/2017/04/29/225245
    • 外部ブログへのリンクになります。フェアリアの基本的な考え方や、様々な能力の処理のメカニズムなどが記載されています。
    • 記事自体は古いものになりますが、2018年3月23日現在でも非常に有用な情報であり、初心者の方はできれば目を通してほしいものになります。
  • 【ガイド翻訳】Faeria 初心者のためのラッシュ対策
    http://copiluwak.hatenablog.com/entry/2017/05/10/001253
    同ブログ別ページへのリンクです。
    Yellow Rushをはじめとするラッシュと呼ばれる速攻デッキに対する上記の上達法を踏まえた身の守り方の説明です。
  • 【faeria】デッキドクター葵ちゃん【ビギナーのためのデッキ構築】
    https://www.youtube.com/watch?v=mV54hDXEd0I&t=161s
    • 外部動画リンク。各色の低予算デッキと特徴の解説が行われている。
    • 2018/02/05の動画だが、バランスパッチによる影響を受けていないため2018/3/20時点でも内容は生きている。
    • 青のデッキについてはギャブリアの刑務所長も差し替えの候補に挙がる。この動画当時はまだこのカードの強さが研究されていなかった。
  • 【Faeria】Faeria入門した後のFaeria2~形勢判断の指標前編(仮)~
    http://ch.nicovideo.jp/virve/blomaga/ar1451945
    外部ブログリンク。「対人戦を始めたけれどだんだんと勝てなくなってしまった」という方向けに、トレードの有利不利や攻撃のタイミング等の解説を行っている。
  • 【英語 THE HUB】 Faeria Academy
    https://www.faeria.com/the-hub/guide/60-faeria-academy
    • 外部サイトへのリンクです。公式。他にガイドやデッキリストなどもあります。
    • 特に、基本的な土地の置き方が記載されているChapter 2: Land Placementは読むべし。
       

無課金向けTips

  • ゴールドでバトルチェストを買うべきではない。
    はじめはソロミッションを進めていくとロックされたミッションが出てくるので、これの開放に使おう。
    1ミッションでおよそ4パックと600ゴールドが獲得でき、解放は4000ゴールドなので600ゴールドのプラス。
    全てのレーンでミッションを完了したらパンドラの入場料に使おう。
  • パンドラはプラクティスモードと通常モードがある。
    プラクティスモードは一日一回できるので毎日こなしておくと良い。
    プラクティスパンドラ対人モードで2敗するまでに3勝できれば1/3パンドラコインがもらえ、3勝を3回達成でパンドラコインになる。
    通常のパンドラは一日に何度でもできるが入場には2000ゴールドが必要である。
    3勝で2パック+300ゴールド(2300ゴールド相当)となり利益が出るが、全戦全敗でも1パックと700ゴールド(1700ゴールド相当)がもらえるので、
    最初の内は全く勝てなくてもカードプールの勉強にはなるし、あまり損も出ないのでとりあえず挑戦してみると良い。
    通常モードは最長で11戦することになり、パンドラモードの特殊ルールもあって、何周もするのが苦痛だという人は無理に回さずに直接パックを引くのも精神衛生上ありかもしれない。
  • ジェムは貯めてゴキの購入に使うのが最も良い。
    ただし、デイリーボーナスでジェムが提示されるかは運なので、人によってはゴキを買えるのはかなり先だと覚悟しておこう。
    ログインボーナスは連続する必要はないが完遂するまで再配置されないので一覧にジェムがなければ15日ログインを完了するまではそのまま。
    場合によっては再抽選後の新しいログインボーナスにもジェムがない可能性もある。
    一応ミッションパックの解放は500ジェムであり、これはバトルチェスト2つ分の価格であるのでゴールドで解放するより割安なので待てない人はそこに使っても良い。
     

微課金向けTips

まず、為替の影響でPCとアプリだとPCで課金した方が安いこともあるので気にする人は要チェック。

  • スチームパックは罠。
    • 内容物は10バトルチェスト(2500ジェム)と3ミシックチェスト(2250ジェム)とゴキ1ヶ月(1000ジェム)と3250ジェム。合計9000ジェムを3,480円≒31USD。
    • 9.99USDで3250ジェム、19.99USDで7500ジェム購入することができる。合計10750ジェム=29.98USD。おや?
      • 過去、2017/5/16~5/23で40%OFFのセールを実施したことがある。40%OFFなら流石にお得なのでセール時には買っても良い
  • ジェムスターターパックのコストパフォーマンスは言うまでもなく良好。
    • 購入可能なのは一度だけだが3250ジェムを買うお金でそのジェムにミシックチェスト1つとまだ持っていないレジェンドカード1枚がついてくる。
  • ゴキのコストパフォーマンスが高い。毎日300~1000ゴールドをくれる。ログインしわすれた分もためてくれるので有能。
  • ミッションパックはゴールドで買うよりジェムで買ったほうが安いのでジェムで買おう。
     
     
     
    • 最近はじめましたが、"krippFaeria"のコードはもう無効になっているようです -- 2017-08-10 (木) 23:24:56
    • 初心者へのと言っておいて専門用語だらけでわけわからん -- 2023-08-05 (土) 18:21:07