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SBD

Last-modified: 2017-02-06 (月) 22:48:09
No.195
weapon195-b.pngSBD艦上爆撃機
装備ステータス
火力+1雷装
爆装+6対空+2
対潜+3索敵+2
命中+1回避+2
戦闘行動半径4
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修不可
2016年秋イベントE-2突破報酬
Saratoga改の初期装備
シンプルかつ頑丈な作りの傑作急降下爆撃機です。大戦初期の機体でありながら、旧式化した後も長く使われました。
ドーントレスの愛称で呼ばれた本機は、練度の高いパイロットであれば、ある程度の対空戦闘も可能でした。


ゲームにおいて Edit

  • 2016年11月18日に実装。
  • 九九式艦爆に比べ、火力+1、爆装+1、対空+2、索敵+2、命中+1、回避+2。
  • 火力・命中・対空と付与されているステータスはいずれも魅力的なものだが、肝心の爆装値が低いため中盤以降の海域で使うには力不足が目立つ。
    九九式艦爆同様、立ち位置的には序盤の繋ぎといったところ。

  • 強化されるステータスが7つあるため、装備図鑑では索敵+2が表示されない(装備選択画面では回避+2もスクロールしないと確認できない)。

小ネタ Edit

  • 元ネタはアメリカのダグラス・エアクラフト社が開発した艦上偵察爆撃機「SBD」で、愛称はドーントレス(Dauntless、英語で「恐れを知らない」、「不屈の」等を意味する)。
    • 「S」「B」はそれぞれ偵察(Scout)と爆撃機(Bomber)の略で、「偵察爆撃機」を表す機種記号。そして、「D」はダグラス社を表すメーカー記号である。
      • ダグラス社が生産する1機種目の偵察爆撃機なので、本来なら「SB1D」だが、1機種目を表す「1」は省略されるため、「SBD」となる。2機種目以降は必ず表記される。
    • 偵察爆撃機という名の通り、攻撃任務のほかに偵察任務もこの機が行っていた。日本では九七艦攻を偵察機に割り当てていたが、アメリカ海軍の場合攻撃機よりもこちらのほうが航続距離が長く、敵機に襲われた際ある程度格闘戦ができる爆撃機を偵察任務に使用していた。
      • ついでに偵察任務の際は通常の1000lb(454kg)爆弾より小型の500lb(227kg)爆弾を搭載しており、敵艦を発見した際可能ならば不意打ちを一発当てて逃げることも可能であった。南太平洋海戦ではこの方法で瑞鳳と翔鶴が損傷を受け撤退に追い込まれている。
    • SBCヘルダイバー*1、SB2Uビンディケーターに続く海軍の偵察爆撃機としては三代目に当たる・・・が、軍用機マニアにはむしろ「ミスター・アタックエビエーション(攻撃機開発の総帥)」ことあの鬼才エド・ハイネマンの名前を知らしめた出世作として名高い。
    • 原型はダグラスの子会社であるノースロップ社*2の社長ジャック・ノースロップが基本コンセプトを、エド・ハイネマンが設計を担当し1935年に初飛行した艦上急降下爆撃機ノースロップBT-1。改良型XBT-2を開発中にノースロップ社はダグラスに吸収され、ダグラス社エルセグンド部門となりXSBD-1となった後正式採用される。ハイネマンはそのままダグラス社エルセグンド部門のチーフとなり以後数々の傑作機を手掛ける。
      • なおこのクーデターに近いノースロップ追放劇は一説には「全金属構造の第一人者」として名を馳せたノースロップを信頼して資金を出したダグラスだったのに対し、社長のノースロップは「採算を度外視した全翼機研究にのめり込んだ」ことで起こったとも言われる。
    • 一方、ジャック・ノースロップは改めて自分の名を冠した企業を立ち上げ直す事となった。こちらは数々の無尾翼機やF-5戦闘機、後にF/A-18へ発展するYF-17を開発した後1994年グラマン社と合併。現在のノースロップ・グラマンである。
  • 配備が始まったのは1939年だが、直後にドイツのJu87の欧州での活躍を見てすぐに改良を開始。その為初期型のSBD-1および2はあまり生産されず、本格的に量産されたのは防弾装備や後方機銃を強化したSBD-3からである。
  • 性能・実績共に「艦上爆撃機の傑作」と評されているほどの名機であり、当時のアメリカ海軍を代表する航空機である。
    • 性能については同期の九九式艦爆と比べると劣っているのは運動性ぐらいであり、火力、装甲、搭載量、急降下時の安定性など爆撃機としての性能は完全にこちらが上回っていた。現場のパイロット達からも好評で、頭文字から"Slow But Deadly"(遅いけれど必殺)なんて渾名も付けられていた。
    • 実績に関して最も有名なのはやはりミッドウェー海戦であろう。加賀赤城蒼龍、後に飛龍を撃沈。帝国海軍に大打撃を与えたと同時に追い込まれたアメリカを救った救世主でもある。
      • ミッドウェー海戦以前は珊瑚海海戦において祥鳳を撃沈し翔鶴を中破。その他の小規模な攻撃でも相方のTBDがポンコツだったこともあって劣勢時におけるアメリカ海軍の攻撃の中核を担っていた。同海戦後の南方方面においても龍驤の撃沈や瑞鳳翔鶴の撃破など多数の実績を上げている。*3
      • しかし、その分SBDの犠牲も大きかった。珊瑚海海戦では15機が撃墜され、ミッドウェーでは(TBDほどではないにせよ)壊滅あるいは長期の再編成が必要なほどの損害を出してしまうなど、アメリカ海軍航空隊の中でも死亡率が高かった。SBDなどの急降下爆撃機乗りが「ヘルダイバー」と呼ばれていたのは、この高い死亡率に因んでいるという一面もある。
    • 自前の急降下爆撃機を持っていなかったアメリカ陸軍にも、SBDの陸軍仕様として「A-24」が生産されており、南西諸島における日本軍との戦いで活躍していた。開戦後最初に日本と戦ったのは海軍のSBDではなく陸軍のA-24だったりする。
    • 空中戦においても近くを通りがかった九九式艦爆九七式艦攻を撃墜したり、少ないながらも襲ってきた零戦を返り討ちにしたりと艦爆らしからぬ性能を発揮した。初期においてはF4Fのパイロット達から「俺達の仕事を奪うなよ!」と文句を言われたほどだとか。(ただし、これはSBDに限った話ではない。元々急降下爆撃という技法は複葉時代から戦闘機を使って研究されていた。急降下後の引き起こしに耐える低翼面荷重と強固な構造は、格闘戦性能にそのまま通じるものである。搭載機数が限られる空母上においては特に、艦爆は補助戦闘機としての役割も求められていた。かの九九式艦上爆撃機ですらF4Fの撃墜記録を持っているし、ドイツのJu87にも戦闘機撃墜記録がある。)
      • ただし、複座であり爆弾を抱えるSBDはさすがに補助戦闘機の域を出ず空戦能力では本職には敵わないため、珊瑚海海戦やミッドウェー海戦、南太平洋海戦では零戦に対し果敢に挑むもかなり損害を出している
    • F4F零戦に後ろを取られると逃げるしかなかったが、SBDの場合は後方機銃である程度の対抗ができた。後部機銃は7.7mm二門とあまり強力な武装ではなかったが、防弾装備の無い零戦にとっては厄介ではあり、無用心には近づけなかった。
      • 「大空のサムライ」こと坂井三郎も、SBDの後方機銃により片目をほぼ失明する重傷を負わされている。彼はSBDの編隊をF4Fの編隊だと誤認し、後方から不用意に近づいてしまったのである。
  • 大戦中期には後継機となるSB2Cヘルダイバーが登場。工業大国アメリカの凄まじい生産力により各部隊に一気に配備され、旧式となったSBDは前線から身を引く・・・はずだった。
    • ところがこのSB2C、生産性や空母での運用性を重視するあまり無理な小型化が行われ、それに伴う問題点を抱えたまま海軍に提供。カタログスペックこそ優秀だったものの実際に乗ってみると劣悪な操縦性能でまともに飛ばせないという代物だった。さらに本業のはずの急降下でも挙動や引き起こしに問題がある有様であった。その為現場のパイロットからは頭文字をとって"Son of a Bitch 2nd Class"(ろくでなしの二流)という悲惨な渾名が付けられるほど搭乗が嫌がられてしまい、SB2Cの配備が始まった後も現場ではしばらく*4はSBDが使われ続けた。
      • このへんは九九艦爆と似ているが、この頃になるとアメリカ海軍の戦術の洗練や両軍パイロットの練度の逆転などにより、あちらと違って十分な成果を上げている。
    • マリアナ沖海戦あたりからSB2Cの問題点も解消され次第に転換が進み、空母搭載機としては終戦前に引退している。しかしながら海兵隊や陸軍では終戦間際まで運用され続けたため、零戦と同じ太平洋戦争を最初から最後まで見届けた歴史の生き証人といえるだろう。。
      • SB2Cの方はというと、改良されても結局急降下時の異常振動は完全には解決できず、緩降下でしか使えなかったため、急遽雷撃機であるTBFにダイブブレーキを装備したTBM-4が代替として生産配備されることになった(終戦によりキャンセル)
  • イラストでは描かれていないが、見た目の特徴として無数の穴が開いたフラップ兼エアブレーキが主翼についている。これは下に折れるとフラップとして機能し、上下「ハ」の字に開くとエアブレーキになるという非常に変わった機構となっている。
    • 九九式艦爆Ju87など通常エアブレーキは主翼の下に取り付けられているが、この位置では急降下時に安定性が悪くなると考えられ、主翼の上下に取り付ける方法を考えてこの構造に至った。開発当初は急降下時に激しい振動が発生するという問題が生じたが、穴を開けることで解決したとか。
  • 米軍機では珍しく主翼の折り畳み機構を持たない。そのためもっぱら正規空母での運用となり軽空母や護衛空母には折り畳み機構のあるTBFが配備された。

この装備についてのコメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • まあ後期型とネームド待ち、って性能ですな。見た目もどうやら初期型の方っぽいらしいですし。 -- 2016-12-18 (日) 20:58:51
    • 99艦爆「僕らも」 97艦攻「後期型を」 彗星「ぜひ」 天山「実装」 雷電「してほしい」 -- 2016-12-19 (月) 15:04:05
      • 97艦攻と天山は座ってどうぞ。97艦攻はどう見ても3号だし天山も12型以降。 -- 2016-12-20 (火) 05:32:57
      • 雷電はともかく、それ以外はベテランが率いる精鋭部隊があるだろ・・・(江草、村田、友永)。それに彗星に関しては後期型(彗星一二甲)があるやないかい。 -- 2016-12-22 (木) 01:36:58
      • 彗星はまだ33型がある。 -- 2016-12-22 (木) 02:23:46
      • 33型は整備性を覗くと運動性と搭載力を12型の速度と急降下性能とトレードオフしただけだから差別化は難しそうだ -- 2016-12-22 (木) 18:37:39
      • 彗星二二型「航空戦艦に載せてもらえる日はまだですか」 -- 2017-01-16 (月) 10:14:17
      • ↑2 差別化出来る性能もクソもない戦闘機郡のマイナーチェンジ機見てる限り差別化のしようはいくらでもあるぞ F4F-3よりF4F-4の対空が上にしてるゲームにトレードオフがうんたらとか言っても・・・ -- 2017-02-19 (日) 22:08:05
  • 文章の編集 -- 2016-12-22 (木) 01:40:57
  • よし、艦載機型のPBJを実装しよう(グル目 -- 2016-12-22 (木) 02:12:31
  • 赤城さんへ装備させてトラウマを克服させるスタイル -- 2016-12-22 (木) 04:55:24
    • ぶっちゃけそんなに気にしてなさそう。あー久し振りみたいな -- 2016-12-22 (木) 18:38:49
    • 赤城「これは酢豚です・・・、これは酢豚です・・・、これは酢豚です・・・」(目グルグル) -- 2016-12-24 (土) 11:14:01
    • そういや米艦載機も、赤城さんや加賀さんが飛ばすときは矢の形になってるんだよな。何だか不思議な気分だ -- 2017-02-22 (水) 18:36:32
  • ジョーンズ「ターゲット発見!」……増設スロットに機銃を積んだ摩耶様を見ながら -- 2016-12-23 (金) 01:02:57
    • クルーザークラスだと・・・その通りだ -- 2017-02-26 (日) 18:24:22
    • 「貧弱な武装だと…?このハリネズミめ!」「誰がネズミだゴルァ!」 -- 2017-03-12 (日) 11:01:57
      • どこが貧弱な武装なのよ... -- 2017-03-20 (月) 14:48:17
  • 3-2-1の空母レベリングするときの随伴軽空母に最適装備ですね、もっと欲しい -- 2016-12-23 (金) 10:06:55
  • どこから来たんだ@4コマ -- 2016-12-24 (土) 16:39:56
  • 上のマクラスキー少佐は艦戦隊出身を見たらVB-6の隊長を調べたらミッドウェー時の戦闘詳報を見つけたんだ、まさかVB-6隊長のベスト大尉以下三機だけで赤城(戦闘詳報は加賀型)に突撃して、しかもベスト大尉機の1000ポンド一発(他二機は外れと至近弾)で赤城を戦闘不能するとか;なお加賀の方は大体VS-6機の攻撃、しかも250ポンド爆弾で済むという…偵察隊とは一体 -- 2016-12-25 (日) 19:24:06
    • なおベスト大尉はこの日飛行中で酸素マスクをテストする時、ガソリン蒸気を吸入して結核を誘発、ミッドウェー後すぐ緊急入院、前線復帰することもなく退役したという… -- 2016-12-25 (日) 19:31:45
    • おまけに何故かニミッツさんは「もらった祝電一覧」という報告を提出した、亡命中のギリシャ国王まで(合衆国艦隊司令長官経由)祝電を送ったのかよ -- 2016-12-25 (日) 19:43:13
  • SBD(ハットン隊) 無理か -- 2017-02-09 (木) 14:46:08
  • SB2Cの実装はよ -- 2017-03-03 (金) 22:35:43
  • 彗星一二型甲と比べると・・・おまけの多さがこいつの魅力!? -- 2017-03-09 (木) 11:59:06
  • 相棒劇場版を観てきたところだが、どうも動いてるといまだにドーントレスとヘルダイバーの見分けがつかんな...。2つ見比べるとまるで似てないのに... -- 2017-03-20 (月) 14:43:58
  • AD-2の実装頼む!無理でもSB2Cくらい行けるだろ -- 2017-04-05 (水) 14:05:21
  • SB2Cの解説だが高度5000m位から一気に直進急降下すると振動するから緩い降下で進入し高度2500m位で目標上空に到達後急降下する戦法なので急降下出来ないというのは誤り 機体の振動もSB2C-3で部分解決しSB2C-4で完全解決してるが前述の戦法を継続してるに過ぎんのでこちらも誤り -- 2017-04-09 (日) 03:00:53
  • SBDのことを調べたら、なんとStanley Vejtasaというパイロットは珊瑚海で祥鳳撃沈を参加した翌日、SBD単機で7機の零戦に遭遇、そのまま空戦へ、そして2機の零戦を落とし、さらに1機の零戦を主翼で体当たりして敵の主翼を削った撃墜、この件でVejtasaさんは戦闘機隊へ異動、南太平洋海戦の時はなんと一日7機を撃墜した、まじ化け物 -- 2017-04-27 (木) 23:34:21 New!
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 開発段階の名称はXF12C
*2 ノースロップ社の株式51%をダグラスが所有、49%がノースロップ所有だった
*3 祥鳳と龍驤は単独でなく攻撃機と共同で撃沈している
*4 少なくとも1944年のマリアナ沖海戦の時点で正規空母にSBD-5装備の部隊がある