ハードコア・モード
- ver1.6より追加されたモード。ゲーム難易度が大幅に変わっている。初見プレイでの挑戦は考慮されていない。
- ゲームを初めから開始する場合にのみ選択できる。
ノーマルで始めたデータをハードコアに切り替えること、またその逆は出来ない。
変更点
- プレイヤー・馬・敵のHP・スタミナはHUD中に表示されない。
- 攻撃方向、及びパーフェクトブロックのタイミングを示す戦闘カーソルは表示されない。
- 現在位置・方角はマップ・コンパス上に表示されない。目的地のマーキング機能も使えない。
- 川などのランドマークを頼りに、必要に応じて太陽で方角を見る必要がある。
- クエストガイドやマップ上のシンボルは接近しない限り表示されない。
- ファストトラベルはできない。これにより馬を使っても移動に非常に時間がかかる。
- FT不可なのでランダムイベントを起こすのが結構大変。待ち伏せなどに気づかなくてピンチになることも。
- クエストの進行に伴うオートセーブは行われない。(救世主のシュナップスと睡眠セーブのみ)
- 一部NPCに設定されていた不死属性・攻撃不可属性が外されている。(全てのNPCではない)
- 場合によってはNPC死亡によってメインクエストが失敗し、ゲームが進行不能になる可能性も有り得る。
- 戦闘時の敵NPCのAIに変更がある。
- ランダムイベントで遭遇する敵NPCの装備等に変更がある。
- ゲーム開始時にマイナス効果のパークの取得を複数強制される。
- 一部取得パークの効果に変更がある。
- フィールド上に配置されている鍋から回復できる栄養が5に。
- アイテムの売却で入手できるグロッシェン(金)の量が減り、アイテムの購入に掛かるグロッシェンの量は増える。
- 売るときは半値、買う時は倍額低度掛かる。金策が大変になるためまとまった金には犯罪が必要となることも
- アイテムの修繕にかかる費用が(店もキットも)増加している。
- 回復ポーションの効果が出るまでの時間が増加している。
デメリット・パーク
- ゲーム開始時に以下から最低二種類のデメリット・パークを選んで取得する必要がある。
また、一度に全てを選択してゲームをクリアすることで、実績『掠り傷程度(Tis bit a scratch)』が達成される。
悪夢(Nightmares) | 睡眠から目覚めた時、一定時間主要能力-2。効果時間はゲーム内の約2時間。 |
閉所恐怖症(Claustrophobia) | 視界が制限されるヘルメット(フルフェイス)を被ると攻撃力が下がる。 |
血友病(Haemophilia) | 出血の状態異常になりやすい。『濃い血』の効果が変更されているので出血スピードは抑えられない。 |
ぼんくら(Numbskull) | 経験値の獲得量が0.6倍になる。 |
虚弱(Consumption) | スタミナの回復速度が下がる。元々ゲージが表示されないので把握しにくい。 |
震え(Shakes) | 射撃や解錠時等の手ブレが激しくなる。慣れと目押しでどうにかなりはする。レベルが上がればほぼ気にならなくなる。 |
サナダムシ(Tapeworm) | 栄養値の減少が速くなる。各所の鍋で回復できる栄養値や緩和パークの効果がのきなみ減っているので注意。 |
夢遊病(Somnambulant) | 睡眠を取った時、ランダムで他の場所へ移動することがある。確率は低いが(体感10~20%ほど?)、タイミングによってはクエストの進行に致命的な影響を与える。場所によっては遭難の危険も。 |
脆い骨(Brittle Bones) | 落下時、足に怪我をしやすくなる。崖や段差だけでなく、はしごからの滑落や馬の昇降時にも注意。序盤は軽く死ねる。 VIT(や防御も?)が成長するとだいぶ気にならなくなる。 |
- 9種の中で最も楽な選択は、主観だが『閉所恐怖症(フルフェイスをかぶらなければ問題ない)』及び『サナダムシ(酒と狩りで対策可)』である。
サナダムシは序盤はともかく飲酒スキル上げやポーションでドーピングする時に有利に働くためむしろバフと言える。
逆に最も厳しいものは、『ぼんくら(全ての行動に影響する)』及び『脆い骨(即死トリガー)』だと思われる。
ぼんくらはただでさえ作業になりがちなスキルトレーニングを1.6倍強も時間を伸ばすためプレイ時間も無駄に伸びてしまう。
次点で厳しいのは『虚弱(スタミナの及ぼす影響が広い)』だろうか。
悪夢と夢遊病は序盤はかなり難儀するものではあるが、予定の2時間前に起きて待てばいいだけだし、ヘンリー君は最終的に寝なくても生きていられる超人なので問題にならなくなる。
- ハードコアに限らず、ノーマルでも言えることだが、このゲーム内で最大の難所は能力が制限されたチュートリアルでの逃走イベントである。
次にヘンリーが育っていなく金欠な序盤であるが、そこを乗り切ればシュナップスの十分な確保によるこまめなセーブ・レベル上げ・装備購入・ドーピングのゴリ押しで大体なんとかなる。
つまり、スカーリッツからの逃走時に影響を与えるパーク、ぼんくら・脆い骨・虚弱の三種は危険度がより高いということ。
(血友病は出血の可能性を上げるが、このイベントではどうせ確定で出血するので関係ない。そう言えば背中に刺さった矢からも出血する危険があったので関係なくはなかった)
- チュートリアルの逃走イベントではロヴナ通過時に小川をジャンプすると何人か川にハマって出遅れるため、射手を減らせる。その後はカーブに差し掛かるたびに自動駆け足にしてスタミナを回復後ギャロップ。駆け足ではクマン兵に射られてしまうが、カーブであれば当たる確率は下がる。
- 弓二発で確定死になったのでミスは一発しか許されなくなりました。ギャロップ時も常に左右に身体を振りつつ、スタミナが無くなったら駆け足にして大きく左右へS字を書きながらスタミナを回復。溜まったら再びギャロップで左右に身体を振る事でノーミスでいけます。
戦闘機系ゲームで後ろにつかれた時に左右にロールするのと同じイメージで。
- デメリットパークを全部取得するスクラッチプレイでは、スカーリッツ村内でAGI・VITの経験値を稼いでおくと多少楽になる。まあ面倒ならイラクサで抗体を取っておくくらいで十分だと思うが。
結局テレサとの会話前にセーブして、何度かやればクリアできるレベルなのでそこまで大げさなものでもない。
ぼんくらでSpeechが上がりにくいので、やはりママとの会話はSpeechに2レベル振るほうがいい。
仕様変更されるパーク
- 他のいくつかのパークにおいても通常時とハードコアプレイ時に効果が変わるものがある。
名称 | ノーマルの効果 | ハードコアでの効果 |
禁欲主義者(Ascetic) | 満腹状態は30%長く続くが、 空腹になると20%デバフの効果が大きくなる。 | 期間15%、デバフ20%に変更。 |
不眠症(Insomniac) | 活力の減少が25%遅くなる | 15%遅くなる。 |
濃い血(Thickblooded) | 出血した場合に、出血によるヘルスの減少が遅くなる。 | 出血状態になる可能性が減る。 |
亡霊(Revenant) | 戦闘時以外ヘルスが徐々に回復するようになる。 | 睡眠時のヘルス回復が早くなる。 |
瞑想(Contemplative) | 静止していると栄養・活力が減らない | 取得不可 |
- また、ファストトラベル自体使えなくなるため、ファストトラベル時のみに効果を持つ以下のパークは取得できない。
- 斥候(Scout) I、II、III
ファストトラベルの視界距離を広げ、さらに敵との遭遇を回避する可能性が上昇する。
- 斥候(Scout) I、II、III
プレイ中の注意点
- とにかく、ちょっとしたことで詰みやすく、すぐにGameOverになるのでこまめなセーブが必須である。
オートセーブがないので、シュナップスをケチれば何十分も巻き戻る羽目になることも多い。
- ファストトラベルが無いため移動に大変時間がかかる。
更にシュナップスを忘れて迷子になるとゲームのやめ時を失う。中断セーブ(Save&Quit)があります。
- 複数のNPCの不死属性が外されて殺せるようになっているが、それによってシナリオに与える影響は一切考慮されていない。自分で考えろ!(どーん)
誰がシナリオ上必須なキャラか覚えていないような場合は、そもそもむやみに殺して回ってはいけない。 - 敵が主要NPCを殺していくことも有り得る。集団戦闘などではしっかり守ること。
- ただNPCの不死云々については普通にやっていれば「よくわからない」レベルで、神経質になるほどでもないと思う。
- ノーマルモードで有効だった対策・小技が、意味を成さなくなっているものもある。
強引なショートカットによる落下死。ファストトラベル頼りの無対策の遠出による遭難・餓死。
マーカーに頼っていたのでNPCとはぐれて会えない、クエストの目的を聞き飛ばしたなど。
敵がより強く、より貧乏になり、盗賊狩りによる金策効率が激減している(最終的には余るが)。
森での探索が困難になっているので鹿狩りも気を引き締めてかかる必要がある。
オートセーブは睡眠時のみ=悪夢デバフ。任意セーブはシュナップス=アルコール。
飲酒は鍛えておこう。睡眠セーブ時は余裕を持って行動計画を。
※浴場で**してもらうことによってデメリット無しのフル回復&セーブが可能になる。これは...入り浸るしか...
- ハードコア・モードを攻略するにあたって『森の二羽より手の一羽(A bird in the hands)』で得られるアイテム「空の鳥かご」は非常に重要なマップマーカーに成り得る。
鳥かごをその場で「落とす」ことによって、「接近したクエストマーカー」となり、現在位置がマップ上に表示される。
また、数歩移動してから二個目のかごを落とすことで、2つのマーカーの位置を見比べて、現在の方角も確認できる。
※離れすぎるとマップ表示がされなくなり、回収がほぼ不可能なレベルで困難になるので注意。- 数百時間やりこんで現在位置が大体分かるほどのベテランならともかく、特に森でははっきり言って必須レベルに便利なので是非クエストクリアせずに持っておこう。
スクラッチ(全部載せ)でも結局慣れればなんとかなる難易度なので是非やろう!